師匠が使っているPEライン
という一点で(盲目的に)購入したのがラパラの『ラピノヴァ』というPEラインです。激安の殿堂 ピッドブル(SHIMANO)や弾丸ブレイド(メジャクラ)に比べると流石に少しは高いですが、それでもAmazonなどでは1500円を切るので『価格の安い』PEラインであることは間違いないでしょう。
しかし、そんな安さから
という意見も目立ちます。
というワケで今回は、ラパラのラピノヴァについて数十回 実釣を重ねてみてのインプレ所感・評価をまとめていきたいと思います。
もくじ
そもそもどんなPEライン?
ラパラ ラピノヴァ
フィンランド発の釣りブランド ラパラ(Rapara)。
カウントダウンなどの名作ルアーを数々と生み出してきた老舗メーカーですが、PEラインも販売。その中でも特に価格が安く、定番のPEラインとして認知されているのが『ラピノヴァ』というラインです。
ラパラ 『ラピノヴァ』
スペックザックリと!
号数 | 0.6 ~ 3号 |
強度 lb.(kg) | 13.9~39.6lb.(6.3~18kg) |
長さ | 150m |
編み数 | 4 |
カラー | ライムグリーン ピンク |
オススメ度 |
4.88
|
しなやかさと、なめらかさを両立。
日進月歩、永久定番 高品質を追求!
高いパフォーマンス(高強度・高耐久性・高操作性)を実現 安心価格設定! 世界各国で展開するRapala社だからこそできた、お求めやすい価格設定ながら信頼・安心のクオリティ。 信頼のライン! 数多くのアングラーに支持され続ける安心感と信頼度! 日進月歩! あらゆる条件下で視認性の高い色 永遠の定番! 新コーティングで耐カラーフェード性能、耐UV性能をさらに向上 !
切れやすい?
Googleの検索サジェストに『切れやすい』とあるのでギョッとするかもしれませんが、そんなことはありません。筆者が各サイト・Youtubeの検証結果を見る限り最大強度の80%以上はしっかりと出ているので安心して良いと思います。
というかメバリング等でスリルを求める、
というような方でなければ心配いらないでしょう。後述しますが、障害物がないオープンエリアで0.8号もあればほとんどの魚は取れます。高切れも筆者の経験上 無かったです。
ラパラ ラピノヴァ
おすすめポイント
ラピノヴァのおすすめポイントを紹介していきます。
価格の安さ!
価格が安い
というのもラピノヴァという製品の特徴。強度とか云々かんぬんはとりあえず置いといて、とにかく安い。数十年前からPEラインを使っている方からしたら信じられないレベルで安いらしいです。
師匠が一番 重要視しているのも『価格の安さ』だそうで、一年間に4~5回 PEラインを交換する釣りキチからも大好評。
ラパラというブランド信頼度
Rapara(ラパラ)のPEライン
というブランド信頼度も素晴らしいです。やはり、釣り人自身が納得して使わないコトにはPEラインも真価を発揮できません。激安メーカーのPEラインを使っているとありがちな、魚をかけた後の
………
ちょっとライン切れがコワいからドラグ緩めておくか…
という迂闊なミスを防げます。
やはり、最古レベルで老舗メーカーのRaparaのPEラインという信頼度は高いぜ。
ラパラ ラピノヴァ
実釣インプレ評価
実際に使ってみてのインプレ評価をまとめていきます。
なお、筆者が使っているのは1号のラピノヴァ。夏から秋にかけてのシーバス(河口付近)をメインに使用しているので、0.8号と超迷いましたが、1号がベストと判断して購入してみました。
強度は問題なし
強度は十分
に感じたラパラ ラピノヴァ。堤防下の空間に超突っ込むシーバスに耐え、スレが心配な場合は多少強引にやり取りしても切れる気配なし。余談ですが、ビグザムのようにデカいエイ(推定15㎏)を引っ掛けた時、手で無理やり引っ張っても切れなかったという実績もあったりします。
視認性が良い
パキッとした色感
も素晴らしいラパラのラピノヴァ。流石に真っ暗闇では見えませんが、数10m先に常夜灯などがあれば新月の夜でもラインを目で追える視認性の良さが特徴的。
色落ちの少なさ
ちなみに上の画像では既に購入してから1か月半程度。10数回の釣行(それぞれ2時間程度)を行って、なお色はパッキリとしています。
流石に1年も使うと
上のような感じで色落ちしますが、それでも蛍光色で見易いのは明らかです。現在 ライムグリーン系のPEラインカラーを取り扱っているメーカーは数ありますが、その中でも屈指の視認性・色持ちの良さでしょう。
ラパラ
おすすめPEライン
ラピノヴァには色々なタイプがあります。
動画や各SNSを調べてみて、以下のタイプが特にオススメだと感じたので簡単に紹介させていただきます。
これで十分!
ラピノヴァX マルチゲーム
とくにこだわりがなければ、ラピノヴァXで十分でしょう。全モデルで一番価格が安く、本文で述べたように強度・細さも問題ありません。ラパラのPEラインの中で最もコスパが高いのでは?と評価が非常に高いです。
カラーはピンク、ライムグリーンの二色から選択可能。巻き取り量が150m、200mと選べます。ご使用のリールの巻き取り量を考えて選ぶと良いでしょう。
エギング用なども
エギングやロックフィッシュ等、特定の釣りモノに合わせてチューニングされているラピノヴァXもラインナップされているようです。個人的には先述の『マルチゲーム』の汎用性が高くてオススメですが、細部までこだわりたい人は、それぞれ釣りモノに合わせたラピノヴァを選んでも良いかもしれません。
新カラーも続々出ています
カモパターンとして『コスタル(青系)』や『オレンジ』などのカラーもラインナップに加わるようになりました。性能的には従来のラピノヴァXと相違ないようですが、新色にも関わらず価格が安いです。
超細PEライン
ラピズム X
- アジング・メバリングをする方
- 飛距離を最大限に伸ばしたい方
- 釣り上級者
から高い支持を得ているのがラピズムXという激細PEラインです。とにかく細いので、少しでも結び目(リーダー結束時など)にダマが出来ると切れやすいですが、それにしても強度が高く、飛距離が出るようです。初心者にはオススメできませんが、中級者以上の方は使ってみる価値ありかと。
インプレ評価 総括
ラパラ ラピノヴァ
迷ったら買っていいレベル
というのがラパラ ラピノヴァのインプレ評価 総括です。
実際に使用してみてのインプレ評価をまとめてみましたが、総じて筆者が伝えたいのは『価格の割に、超使える』というコト。切れやすい、なんてレビューが散見されましたが、そもそもPEラインは擦れに弱いです。その点を留意しつつ使えば他の無名激安PEラインを遥かにしのぐ実釣性能だと思います。
価格を最重視、性能が二の次になるようでしたらSHIMANOのピットブルで十分良いでしょうが、ブランドの信頼度、視認性の良さなどの差異を含めたらラピノヴァがオススメです。
以上、ラパラのラピノヴァについてでした。
迷っている方は検討してみてくださいませ。
それでは!
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