シーバス最盛期!
とも言われる6~7月において、大活躍してくれるのが表題の通り「コアマンPB(パワーブレード)」です。7月に入ると日差しもヤバいくらい強いためか釣り人が少なく、普通に投げて巻いてくるだけでも不思議なくらいバンバン釣れる高実績のルアーであります。
しかし、
コアマンのルアーって高いんだもの…
PB16、20、24だったり、どれを選べば良いのか分からん…
という人もいらっしゃるでしょう。
というワケで今回はコアマンPB(パワーブレード)というルアーについて紹介していきます。実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので、良かったら参考にしてみてくださいませ。
もくじ
そもそもどんなルアー?
コアマン PB
まずはざっくりと、スペックについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
コアマン PB(20)
公式アイテムページ | COREMAN |
サイズ | 95/105/125㎜ |
タイプ | バイブレーション |
自重(g) | 13/20/24/30 |
カラー | 12種類 |
おすすめ度 |
4.84
|
シーバスデイゲームで必要不可欠なルアーであるブレードベイトの決定版。重さ20gの小さなシルエットによる圧倒的食わせ能力は、同時にスレにも強いという特徴を有しています。着水音も小さいのでボイル打ちにGOOD!そのサイズ感から岸壁際でのテクトロでも抜群の効果を発揮します。専用設計の#2ブレードが、小気味良い絶妙な引き心地を実現。流れの強弱を感じることが出来る流速感度も最高レベルです。
引用:コアマン『PB 24』
コアマン PB
特徴(泳ぎ、シルエット等)
スペック・外観の特徴をまとめていきます。
めっちゃ泳ぐ!
尻尾のブレードが暴れるように泳ぐ
のが特徴的なコアマンPB。上の動画のように、ゆっくり巻いてきても尻尾にあるブレードをブリブリと泳ぎ、光を受けて乱反射しています。
やはり初心者には釣り人目線で
ん!
しっかり泳いでいるな!
と安心させてくれた方が集中力が続きます。
カスタム可能!
ブースターシステムといって、ブレード一体型のフックを変えるコトができます。
初期搭載されているブレード一体型フックでも十分ですが、ゴールドをシルバーに変えたりすることによって釣果アップが期待できるかも。
コアマンPB-13…がまかつトレブル13#10
コアマンPB-20…がまかつトレブル13#10
コアマンPB-24…がまかつトレブル13#8
コアマンPB-30…がまかつトレブル13#8
という仕様になっているので、気になる方是非。ちょっとの差が大きく釣果を左右することもあったりしますよ。
ちっちゃい!
筆者の選んだコアマンPB-20だと全長は105㎜となっていますが、それは本体とブレードを合わせた話。それぞれは5㎝にも満たないくらい小さく、上の通り、80㎜のシンキングペンシルと比べると格段に小さいです。
そのため、春~秋のハク~イナッコパターンらへんにベストサイズであり、実際良く売れているのだと思います。
コアマン PB
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際にコアマンPB-20を使用してみての感想・評価をまとめていきます。釣り場は河口・海です。
ブレード系ルアー!
- バイブレーションと若干違う!
使い心地のブレード系ルアーです。これまでメバルやロックフィッシュのようなお手軽に釣れる魚に使ってみたことがありましたが、10gを超えるブレード系は初。
巻いてくるとバイブレーションのように振動が伝わるくらいには激しくアピールしてくれているコアマンPB。日中、堤防で使っていると、遠巻きからもキラッ!キラッ!とブレードは美しく反射。リアに装着されたブレードが高速回転することによって、その光が乱反射して、強いフラッシングで魚を誘います。
良く絡む?
めっちゃ絡んで戻ってくるんだけど…
という感想も良く聞くコアマンPB。ブレード系ルアーなので、ある程度は仕方ない一面があります。
しかし、リアフックとルアー本体を繋いでる部分のスプリッドリングにゴムは付けることによって絡む頻度を劇的に下げることができます。むしろ、ゴムが無いことによって固定されてない場合に良く絡まります。
それでも絡むんだけど!
ラインスラッグ(糸ふけ)を極力出さないようにしましょう。
基本、フリーフォールにすると良く絡む印象を受けました。テンションを掛けてフォールさせましょう。あとは慣れです。
とんでもない飛距離!
- 気持ち良いくらい飛ぶ!
コアマンPBでした。
筆者が購入したのは一番人気とも名高い20g(コアマンPB-20)。当然のことながら同じくらいのジグヘッドワームと投げ比べてみても差は歴然。
良く行く釣り場の水深は手前は1m前後、25mくらい先にかけ上がりがあります。そんなとき、斜めにキャストしてかけ上がり周辺をできるだけ長い時間アピールさせることによって上の写真のようなシーバスが釣れました。
ヒラメにも使える!
サーフでワームを色々と試したけど何のアタリもなく…。
まだちょっと時間があるから、コアマンPBでも投げてみるか…シーバスでも釣れるかもしれん…。と全然期待していなかったのですが、
と竿が弓なり。
コアマンPBをひったくるようなバイトの正体は…
なんとヒラメでした。ちなみにサイズは62㎝。とても良いコンディションのヒラメでした。
ってなワケで、
- ヒラメも狙える!
ことが分かったコアマンPBでした。というかよくよくホームページを確認してみたら、
シーバスはもちろんのこと、ハマチ、サワラ、アジ、サバなどの青物全般や、ヒラメ、マゴチなどの砂モノにもかなり効果的です。
とのことでした。
20gもあると着底も分かりやすく、スピーディに広範囲を探ることができました。
https://twitter.com/aNmaBrrxgSnoKb8/status/1676340978096144384
真鯛が釣れたりもします↑
変則アクションは…
なんか結ぶところ(アイ)が2つあるんだけど…?
鼻先が通常のアイであり、背中のアイに通してリトリーブすると変則アクションで泳ぐことになります。
ただ、筆者の使ってみた感想としては変則アクションをすると絡むことが多く、非常に使いにくい印象を受けました。釣れる釣れない依然の問題です。色々なサイトを見てたところ、変則アクションを使わずに釣果を上げている方が多かったので、無理に使う必要は皆無でしょう。
超簡単!
コアマンPBの使い方
という方に向けて、コアマンPBの使い方を紹介していきます。
使い方①:基本はただ巻き!
基本は巻いてくるだけです。
ただ巻いてくるだけでもブレードがキラキラと乱反射してアピールしてくれます。活性の高い6~7月前後のシーズンでは、変にジャークを入れたりする使い方をせずとも、ただ巻いているだけで普通に釣れます。
下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。注意点として、底をずる引きしないようにすることだけ。根掛かりの可能性が格段に上がります。
底をずる引きしてるって、どうやったら分かるの?
竿先にゴンゴンゴン!と海底を叩いてしまっている感触が伝わります。その場合はコアマンPBを泳がせるスピードが遅い(=ルアーの沈下速度よりも遅い)というコトになりますので、リトリーブ速度を挙げましょう。
あんまり早く巻きたくないんだけど…
その場合は軽いモデルのコアマンPBを使いましょう。後述しますが、表層を狙うなら13g、中層から表層を狙うなら20/24gのモデルがおすすめです。
使い方②:リフト&フォール!
ただ落とすだけよりも長時間 アピールさせられるのでリフト&フォールもコアマンPBを使う上では是非 試していただきたいところ。
なんでアピールさせられる時間が長いの?
軌道が長いからです。
ただ落とすだけならルアーは底方向に垂直に沈むだけですが、ある程度の水深まで巻いてやり、そこからテンションフォールをさせることでコアマンPBを放物線上に落とすことが出来ます。
やり方としては、着水後にリールのベールを返し、ラインが出ないようにするだけ。これだけで、竿先を始点にしてコアマンPBは放物線を辿ります。着底したら、数回リールを巻いて、再度 着底を待ちましょう。この繰り返しです。
その他にも色々な使い方があると思いますが、専門的な話は置いといて、筆者としては以上の2点の使い方での釣果が高いです。ボトムトゥイッチなどの多彩な使い方があるようですが、そちらは根掛かりがコワくてとてもとても…。気になる方は調べてみてね。
コアマンPB
サイズの選び方
重さ | 大きさ | |
コアマンPB-13 | 13g | 95mm |
コアマンPB-20 | 20g | 105mm |
コアマンPB-24 | 24g | 125mm |
コアマンPB-30 | 30g | 125mm |
コアマンPBには上の通り、4種類のラインナップがあります。
イマイチ選び方が分からない…
という方は是非 参考にしてみてください。
表層特化!
コアマン PB-13
- 最も軽い
モデルということもあり、表層をバシャバシャやってるシーバスを狙うならコアマンPB-13がおすすめです。自重がかるいため、ゆっくり巻いてくることが可能であり、ナイトゲームでの使用も◎。
飛距離&表層から中層!
コアマン PB-20/24
筆者が実際に購入したのがコアマンPBでも特に人気な20gモデルです。本文の通り、シーバスでもヒラメでも抜群の働きをしてくれました。
ちなみに知人が熟考の末に1500円も払って購入したコアマンPB24はシリーズの中でも珍しくボディ素材にレアメタルが使用されており、24gという重さからは想像できないくらいに良く飛んでいました。下手なメタルジグよりも飛んでくれる塩梅。24gというと
俺の良く行くポイントだと重すぎる気が…
と思われる方もいるかもですが、表層~中層でのクイックリーで軽快なハイレスポンスアクションが得意のコアマンPB24です。
飛距離重視&中層から低層!
コアマン PB-30
低重心ボディであり、自重も相まって特に飛距離が期待できるのがコアマンPBの30gモデルです。
ボトム付近を攻めるのにも最適だね!
と言われると、案外そうでもないので注意しましょう。堤防などで、足元までしっかりと泳がせることとかは可能ですが、海底(ボトム)付近の障害物周りについているシーバスを狙うなら先述したコアマンPB-24あたりの方が使いやすく、根掛かりも少ないです。
30gには30gの良さがありますが、個人としては24g、もしくは20gあたりが使い勝手が良いのでオススメです。
コアマン PB
おすすめカラー
カラーバリエーションが豊富なコアマンPB。
どんなカラーでも万遍なく釣れることが分かっていますが、
という方もいるでしょう。そこで、筆者的おすすめカラーを2つだけ紹介しておきます。
おすすめカラー①:
マコイワシ
筆者が購入したカラーです。
一番人気が低かったのか、Amaz〇nで最も安く購入できました。釣果としては本文の通り。普通に釣れます。他のカラーを実際に使ったわけでもないのでアレですが、コスパは間違いなく良いでっせ。
おすすめカラー②:
デイグリーン
最寄りの釣具屋でいつも売り切れているカラーです。
名前の通り、デイゲームで特に強いとされるグリーンとゴールド系の派手派手カラーです。
夏シーバスに強い!
コアマンPBのインプレ総括
以上、コアマンPBについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- 飛距離がとっても良い
- ブレードはキラッキラ光る
- 夏シーバスに最強&ヒラメも釣れる
という点がおすすめポイント。僕のように中層から表層を狙っていれば根掛かりすることも少なく、割と塗装も強いのでいつまでも気持ちよく使っていけるルアーだと思います。
いるのは分かってるんだけど釣れない…
と夏シーバスの攻略がイマイチ分からない方は是非 検討してみてくださいませ!
以上、コアマンPBのインプレ評価についてでした。
それでは!
こちらも読まれてます