1~7話 | 1巻 | 20~25話 | 4巻 |
8~13話 | 2巻 | ||
14~19話 | 3巻 |
廃墟と化した未来の日本。マルとキルコは、どこにあるともわからない「天国」を目指して旅を続けていた。「天国」のヒントを求めて東京にたどり着いた二人は、今後の活動資金を得るべくひと稼ぎすることを目論む。
一方、トキオが暮らす高い壁に囲まれた緑豊かな学園では、原因不明の病で容体が悪くなる子どもが現れたりと、不穏な現象が起こり始める。世界の秘密が紐解かれるたび、世界の複雑さは混迷を極めてゆく。
荒廃した世界をサバイブせよ!
で、今回はその3巻についての紹介だ。
まだ天国大魔境3巻を読んだ人には面白さを損なわない程度に、そして興味をかきたてるように紹介していきた。書いてて思ったけど、結構な難易度である…
そして、まだ天国大魔境見を読んだことのない人には魅力が十二分に伝わるように紹介していきたい。
ネタバレを含む、とあるけど、そこまで詳細なネタバレをするつもりはない。
一言一句 説明しているネタバレサイトもあるが、それは僕の基準ではネタバレというレベルではないのでな。そういったものをご所望の方には申し訳ないがご期待には添えかねるぞ。
ってなわけで作品の面白さを抜くようなネタバレはしていないつもりだけど、画付きで紹介するので苦手な人はここらでブラウザバック頼みます。
もくじ
天国大魔境 3巻 各話あらすじ
【ネタバレ・画バレ含む】
それでは3巻に収録されてる各話について、大まかなあらすじについてまとめていくよ。
何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力が伝わるからと思って絵をつけているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!
第14話 タラオ①
話はマルの回想シーンから。
どうやら行き詰ってしまった『天国』へのヒントを得るために、マルに何か思い返させようとしていたキルコだった。
『特に目新しい情報は出なかったな…』
とキルコ。ただ、作者が石黒正数だからな…。どこがどう伏線になるか分からない。
とりあえず、読者がこれまで知りえなかったマルの生い立ちが少し、明らかになった。
情報収集がてら、町を散策するキルコ。ちなみにマルは騒ぎを起こして顔が割れてしまっているので留守番。
町を歩いていると、ある単語が耳には行ってきた。
『復興省』。
どうやらキルコが幼少のころから存在していた実態の掴めない集団のことらしく、ある目的のために技術と知識をもった人達をさらったりしていたそうだ。
過去のコトなどを思いながら、目的地『天国』のことを考えていると、ある推測が立ったキルコ。
すぐに伝えようと思い、急いでキャンプ地に踵を返すキルコ。
しかし、戻ったときにはマルの姿は見えなくなっており…
という第16話だった。
タイトルは『タラオ』だが、タラオは一切出なかった。
しかし施設では、そんなタラオの件で『大人たち』のミーティングが開かれていた。
そんな中、ある従業員が11話でトキオが保育室に忍び込んだ時の痕跡を見つけてしまい……
第15話 タラオ②
話はトキオ達の住む『天国』から。
どうやら危篤状態の続くトキオのために各自、踊ったり、音楽を奏でたりしているようだ。
タカは何故か、重い石を動かそうとしている様子。
なんと、元気だったころにはタラオが持ち上げ、数メートルも放り投げたという。
身体能力の高いタカでさえできないようなことをできたようだ。力持ち、では方付かない超能力的なモノがあったのかもしれない…
しかし…
これで施設での死人は2人になってしまったそうだ。
一方、園長はタラオの病因が解明されないことに焦っている様子。
なんでも「お迎えの日」という特別な日に関係しているそうだ。とはなんなのか…
そして、トキオは最近 体調が悪いようだった。
話は変わってキルコとマルの住む『天国の外』へ。
2人の元に、ある男がボディガードを依頼しに来た。どうやら船でヒルコと戦ったときに同乗していたらしい男で、『不滅教団』という集団の元に行きたいらしい。
その男の目的とは…
『お迎えの日』、そして『不滅教団』。謎がさらに深まった15話だった。
第16話 100%安全水
『100%安全な水』という、いかにも胡散臭い情報をもとに新しい町に訪れたキルコとマル。
地図の通り歩くと
水を発見。
しかし…
『ハメられた!』と思ったマルだったが杞憂だったようだ。
しかし、すぐ近くに男2人が重症の傷を負って倒れているのを発見した。
…。
そして敵が出現!
(戦闘シーンは省略…)
焦りながらも、キルコの高い射撃能力で敵を倒す。
いつものように、マルの特殊能力でヒルコを完全に倒そうとしたが…
どうやらフェイタルダイブ(マルタッチ)が効かない相手な様子!
絶体絶命な状況の中、キルコのある提案がマルのやる気に火を点ける。
フェイタルダイブが効かない相手に2人はどう戦うのか…!
第17話 トトリ
宿に帰ってきた2人。
マルは約束通り、キルコに迫る。
そんなときだった!
…
マルの口惜しそうな顔よ…。
強制的に部屋を移動させられたマル。
そんなマルに…
?!!
さらに
??!?
『気持ち良いコトは、お金になる』
ということに気が付いたトトリだ。
綺麗な部屋、ベッドを増やし、ゆくゆくは従業員を雇ったりして夢はデッカク『ホテル王』になることらしい。
さて、マルはトトリをどう相手するのか!
話は変わって、『天国』の中。
最近 トキオはコナの部屋を頻繁に訪れているようだった。
といったところで19話のネタバレは終わり。
これ以上のネタバレは物語の面白さを大幅に落とすことになる。予想だにしない、というか予想を裏切られる、とんでもない事実が明らかになったが、気になった人は本編で読もう。間違ってもネタバレサイトなんかで知っちゃダメだぞ。書いてる方も書いてる方だけど、見る方も見る方だ。
漫画の楽しみ方、間違えないようにね…
第18話 不滅教団①
2人は不滅教団への手がかりを探す傍ら、町で『人食い(ヒルコ)殺せます』という看板を出していた。
どうやら不滅教団はヒルコに何らかの執着があると推測したようで、向こうからの接触を待っているようだった。
そんな2人を除く人影。
おそらく、噂に聞いていた不滅教団だろう。
見張りなどを置くような組織の中で、『宇佐美先生』と呼ばれる人物が核となっているようだった。
そうこうしているうちに、マルとキルコの元に数人が訪ねてきた。
彼等のアジトと思われる施設に招待される2人。
はたして彼等は何者か…
という18話 不滅教団①だった。
考察でもネタバレでもなんでもないけど、18話で登場した『水橋さん』という女性キャラが、ニュージーランドで会ったマリエさんに似すぎてビックリした。ほんと石黒正数は「そこら辺にいるような、どっかで会ったような人」と描くのが上手い…マリエさん元気かな…
第19話 不滅教団②
どうやら不滅教団に敵対している水橋さん達。
デモのように、不滅教団のビル前で騒ぎを起こしている模様。
韻を踏みながら見事な演説。マリエさん…
水橋さん達は、不滅教団が飼っている『人食いの怪物』の駆逐をマルとキルコに依頼したようだ。
手筈通り、不滅教団の地下に侵入することに成功。
ある疑念が過り、なかばパニックになった2人だったが
依頼通り、ヒルコを発見。
なんでも人が食えない状態になると、仮死状態になって延命するそうだ。そのしぶとさにゾッとした。
仮死状態なら大丈夫か、と僕が思ったのも束の間。
ヒルコ達が動き出したようだった…
天国大魔境 3巻の考察と感想
完璧に僕の個人的意見で申し訳ないのだが、それ町、フルットなんかで石黒正数を知った気になっていた僕としては、天国大魔境という作品の纏う先の見えない不安感やら焦燥感が重苦しく感じた3巻だった。いい加減 それまでの『日常作品』のイメージを払拭して読みたいんだけど、これまでの石黒正数の完成度が高すぎたからな。
ただ、そんな僕でも十分楽しめたのが天国大魔境3巻だった。
相変わらずのシリアスギャグなどは笑えたし、登場人物の何気ない発言が核心をついているような気がして読み応えがハンパなかった。
また19話で登場したヒルコのデザインも奇妙で恐ろしかった。
このデザインのワケわからなさよ…怖すぎるぞ…
そんな容貌もさることながら、能力も全く未知なところが多いヒルコ。
早くも次巻の展開が気になった3巻だった。
まだ天国大魔境3巻を読んでいないって方はネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 天国大魔境が全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。何気ない1コマ、やり取りが重要な伏線になるのが石黒正数の漫画だからな。
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