表題の通りなんですけど、私の場合 オーストラリアのセカンドホリデービザの取得に5か月程度も待たされたんですよ。ありえなくないですか。いくらなんでも長すぎるとは思いませんか。
ストロベリーファームで地獄のように固いトロリーの座席に長時間座ってケツが割れるくらい頑張ったのに。腱鞘炎になる一歩手前まで一心不乱にマンゴーを切りさばいたのに。1月の夏真っ只中、陽炎がユラユラと踊っているなかイチゴ畑を耕したりしたのに。5か月も待たされるってさぁ。ファームで働いた日数も既定の88日を大幅に上回っているのに、稼いだ金額も10000ドルをゆうに超えるのに。愚痴を言い出したらキリがないのでそろそろやめますが。。
一応 こんな記事を書く手前、ほかのワーホリをしながらブログを書いているという奇特な人達のセカンドホリデービザはどうだったのかしらと思い 検索をかけると
「私は60日くらいで行けました!」
だの
「申請して30分で降りる!」
とか
「秒で降りた!」
などといった記事が大半でした。「秒で降りてんじゃねぇ」と、羨ましさ余って憎しみすら感じつつ、私のように何ヵ月もセカンドホリデービザを取得するのに待たされる人が一人でも減ればよいなぁ、というピュアで暖かい心から この記事を執筆いたします。あ、遅れました。ワタクシ、井家と申します。頑張って孤独に、たくましく生きております。
それではまとめていきます。
もくじ
セカンドビザとは
セカンドビザは、ワーホリビザの中でファーストビザが切れても後もう一年オーストラリアに滞在することが可能にすることができるビザです。
政府が指定した作業を指定地域で3ヶ月(88日間)ほど働くとセカンドビザを申請することができます。
政府が指定した作業の中でも一番多いのがファームでの仕事で、ほとんどの人がファームジョブを通してセカンドビザを取得する場合が多いようです。指定地域についてはこのサイトのページ下部にまとめられていますので参考にしてみてください。
気を付けること
それでは、そんな素敵なオーストラリア セカンドワーキングホリデービザを申請するにあたって注意したほうが良い点についてまとめていきます。初めてのオーストラリアワーキングホリデービザに比べて手間取っている人が多いようですし、私自身 結構 待たされましたしね。
申請場所(日本、もしくはオーストラリアから申請するか)
1年目のワーホリ終了時、一旦 どこかに旅行したり日本に帰ったりして期間を開けたい場合は日本から申請しましょう。オーストラリア国内から申請する場合は一年目のビザから継続してそのままセカンドワーキングホリデーをすることになります。
国内から申請する場合には、最低でも1年目のビザが切れる一ヶ月前には申請した方が良いそうです。
日本から申請した場合は、オーストラリアから申請する場合に比べて時間がかかる可能性が高いようです。現に私は5か月くらい待ったしね。
証明書類は万全に
順調に何事もなく申請が通れば特に必要ないのですが、万が一 私のようになぜか辛い思いをしてファームをやったというのに追加書類を求められる場合もあります。
後述しますので、そちらを参照にしてくださいませ。
日数に間違いはないか
私が一番 「こんなに待たされた原因はコレなんじゃないかな......?」と疑惑を抱いているのが、この日数関係です。
というのも私は複数のファームで働いていましたので、それらをすべて記載する際に、
「あれ、いつからいつまでこのファームで働いてたんだっけ。まぁいっか」
という感じで PaySlipでわかる範囲は正確に記載しましたが、それ以外の不明瞭な期間は適当に書きました。「1日2日程度なら大丈夫っしょ、88日 余裕で働いてるし。」みたいなアホな考えだったんです。まぁいっか、じゃねぇよidiot。。。
私の知人は「一つのファームで十分に働いてるんなら そこのファームだけ書いたほうが良いよ。私等そうして30分くらいで通ったし」みたいなことを言っていました。そういうもんなのかもしらん
皆さんは是非 気を付けてくださいね。もしも分からないことがあったら雇用主に連絡を取ったほうが良いでしょう。
待たされた場合の対処方法
国際電話
まずはビザの状況がどうなっているのか、なにかこちらからアクションを起こすべきなのかを聞くためにオーストラリア移民局に電話してみましょう。上記の画像のように日本語でもサポートしていただけるらしいので、そちらも利用してみましょう。
私もメールしようにもどこにすれば良いのか分かりませんでしたし、ここでも返信を待たされるのは苦痛すぎたので、オーストラリア移民局に電話してみました。
結局「ビザの申請書は届いていますが、待機中になっています。待機をお願いします。」というだけで、事態はなんにも好転しませんでしたが。。
メールが届いてから
そんなわけで、オーストラリア セカンドホリデービザを申請してから何の音沙汰ない日々を一か月くらし過ごしていると、一通のメールが届きました。タイトルに「IMMI」が含まれていたので、あぁようやくビザが受理されたのか、、、長かった、、、と早合点していると、IMMIのあとに「Request For More information」と続いており、一気に絶望の淵に叩き落されました。
こちらがそのメール
で、次に皆様に注目していただきたいのがTimeframe for responseの欄。なんかメールをもらってから28日以内に対応しろ、とのことでした。
必要な照明書類について
ちなみにメールに添付されていたPDFで、何の追加書類を出す必要があるのか確認できました。それが
- Pay Slips(給料明細)
- Bank Transaction statement(銀行の口座利用履歴)
- Employment verification form(雇用資格証明書)
- Piece rate agreement(歩合レート合意書)
- Employment contracts(雇用契約書)
- Payment Summary(どのくらい給料もらったかの記録)
- Tax Statement(税金証明)
- Superannuation Statement(スーパーアニュエーション証明)
の8つでした。
8つのすべてを提出する必要はありませんが、照明書類が多いほうがビザの取得も早くなる可能性も大いにあるので、ありったけの必要書類をかき集めて提出しましょう。
なお、私の場合はネットでダウンロードした各フォームをコンビニでプリントアウトして、必要なところを書き埋めて、もう一度コンビニに出向き PDF化しました。
実際に私が提出した追加証明書類
たしか私も各ファームで色々もらったんですけど、ことごとく捨ててしまっていました。ので、実際に提出したのはForm1263、Bank Transaction statement(銀行の口座利用履歴)、Pay Slips(給料明細)、そして申し訳程度に銀行の口座所有証明書というものを提出しました。銀行の口座所有証明書については各銀行のホームページでダウンロードできます。ANZの方はこちらからからどうぞ。
すでにオーストラリアを離れ、雇用主からサインをもらうことのできない系ワーホリメーカーの皆さんは是非 参考にしてください。まだオーストラリアにいてまが準備する機関がある人はこちらのブログも参考にしてみてくださいませ。
Form.1263
ファームで働いていたことを証明するための書類です。オーストラリア移民局のホームページでダウンロードできたので、それを使って ささっと書くだけです。
Form1263の書き方はこちらのブログで詳細に説明してくださっているので是非 参考にしてくださいませ。
Bank Transaction statement(銀行の口座利用履歴)
ファームではたいていた期間の銀行口座の利用明細も使っていたANZ銀行のホームページにログインして 簡単に確認できましたので、そのスクリーンショットを撮って トリミングして提出しました。
Bank Aythority Form(銀行の口座所有証明書)
こちらもANZ銀行のホームページで簡単に手に入ったので提出しました。
Pay Slips
Pay Slipもしっかり働いていた期間の分はメールボックスに入っていたので それらもすべて提出しました。
追加証明書類の提出方法
さて、追加証明書類の提出方法についてまとめます。
まず ImmiAccount ログインページに行って、ログインをしましょう。
その次にMy Aplicationをクリックして、View Detailをクリック
そして、Attach documentsをクリック
Attachと書かれたリンクをクリック
ってな感じで追加書類をアップロードできます。そのほかに知りたいことがあったらこのサイトを参照に進めていってください。全部 英語ですが そこまで難しくないですし、画像付きなので分かりやすいと思います。
なお、参考までに私が追加した書類数は合計で24つになりました。
まとめ
ということで「セカンドビザで待たされないために気を付けることと待機をくらった場合の対処方法」についてまとめてみました。余談ですが私の場合は申請して3か月経っても音沙汰なかったので、その間に「もうオーストラリアなんていいわ!ニュージーランド行くし!!」みたいな感じでほぼヤケクソでニュージーランドのワーホリビザを取りましたが、日本を出発する日の朝にオーストラリアのセカンドビザが降りました。笑いました。
あとForm 1263についてですが、2019年5月 現在 ダウンロードができなかったり「Form 1263は必須じゃない!」と声高らかに宣言してるブログもあったりしたので、そうなのかもしれませんね。
これからセカンドホリデービザを申請する方はこのサイトが非常に見やすくて便利だと思いますので 参考にしてみてくださいませ。
それでは何か分からないことがありましたらお気軽にどうぞ~~。
みんなは早く降りるといいですね。