最初に申し上げてしまうと、申し訳ないが万人におススメできるバックパッカー宿ではない。特に潔癖症、清潔でないと嫌、という人は間違いなく回避したほうが良いバックパッカー宿である。個人的にはアデレードで一番 清潔感がないバックパッカー宿だと感じた。すまん、同郷の日本人が経営してるとあって応援したい気持ちは山々なんだけど、下手に絶賛レビュー書いて実際に足を踏み入れた人達が『最悪だった!!』となったら両方にとって損だからな。あくまで僕が感じたことを率直にまとめていく所存だ。
ただ、これは僕が2020年の上旬に宿泊した時のレビューなので、もしかしたら大幅に改善しているかもしれないので、話半分に読んでほしい。
一応、ほかの人達のレビューについては
もくじ
Shingo's backpackersレビュー
アデレードは広大なオーストラリア大陸の東西を結ぶ寝台列車、
インディアンパシフィック号の中継地
そして南北を繋ぐザ・ガン号の始発地点でもあります。
その場所柄により沢山の旅人がアデレードの町で
次の旅に向けての準備、休息のために足を止めます。
また、アデレードはとてもゆったりとした落ち着いた町でもあり、
長期滞在にも適した町です。ご滞在中のお客様にカフェ・レストラン、ファームジョブ、工場、コンストラクションなどお仕事のご紹介や情報提供いたしております。
Shingo's backpackersの良いところ
まずは良いところ、素晴らしいところから紹介していく。
日本語の本・漫画がたくさんある
小説・自己啓発本、漫画など、たくさんの本がある。迷えるワーホリメーカーにとっては自己啓発本なんてのはハマりやすいもんで、僕としても置いてあった自己啓発本は5冊くらいは読んだ。20代でやらなければいけないこと、みたい本が印象的で1時間でサラっと読めた。
アデレードシティ図書館には日本語で書かれた本は置いてなかったので、僕にとっては憩いの場となった。漫画本などもあるのは思いのほか素晴らしく、永遠に時間が潰せた。まぁ潰すような無駄な時間はないのだけれども…
経営者が日本人&日本人が結構いる
冒頭でも述べたようにShingo's backpackersは日本人が経営しているバックパッカー宿である。オーナーの日本人がめちゃくちゃ親切で、仕事の斡旋の他にもいろいろとアデレードについて教えてくれた。
これまでアデレードではめっきり日本人を見かけなかったが、僕が滞在していたときにはShingo's backpackersには少なくとも7人程度 日本人が住んでいた。僕は輪の中に入らなかった入れなかったが、日本人同士 遊んだりナイトクラブに行っていたりして楽しんでいるようだった。
僕は、ワーホリの最初1年はめっきり日本人を避けて英語勉強に励んだ。効果は未知数だけど、そんなことしなくっても伸びる人は伸びるし、なにより日本人と一緒にいる方が色々と楽しいのは事実だ。慣れない海外生活にストレスに感じる人は、これを機に日本人と交流するのも良いと思う。
無料の調味料・ジャムがそこそこある
ヌテラ(チョコレート)やらイチゴジャムやら醤油、みりん等 結構な数の調味料がフリーゾーンに置かれていた。お米なんかも置かれている場合があったりと、シェアハウスを見つける前の一時的な宿泊場所として、自炊をするつもりな人にとっては悪くない場所だと思う。
もちろん 食料を置くときは自分の名前を書くことを忘れないように! Shingo's backpackersでは過去に『自分の食料(プロテインバー的な高価なもの)が食べられた!』と女性が怒り狂ったりと、問題が起きているようなので、しっかりと名前を書こうね。
安い
僕が滞在したときは一泊22ドル。一週間なら105ドルと格安に宿泊できるのはShingo's backpackersの長所だと思う。
ただ注意したいのが、公式サイトからの予約とBooking.comなどのサイトからの予約で値段が大幅に変わるということ。公式サイトから予約しようね。
公式サイトはこちらから
Shingo's backpackersの悪いところ
さて次に悪いところ、不便と感じたところをまとめる。
全体的に汚い
建物自体が結構 古いらしく、それに伴って床やら壁やらが汚かった。
支給された掛け布団もこの汚さ。枕も若干 モワワっとイヤな匂いがした。
床が響く
僕が宿泊したのは2階の部屋だったんだけど、シェアメイトが出入するたびに足音が響くので若干 寝づらかった。
部屋が超 汚かった
こちらが僕が宿泊した部屋の写真。足の踏み場が辛うじてあったけど、散らかり方が半端なかった。安いので長期滞在者もチラホラ確認でき、その人達が散らかしているのでご覧のような乱雑っぷりだった。
部屋が超 臭かった
外国人の男臭が半端ないのと、夕方になるとクラブに行く人達が香水をこれでもか、と振りかけていくので部屋が本当に臭かった。こればっかりは同居する人にもよるのかもしれない。
部屋でヤってるカップルがいた
一泊 22ドルという安さのバックパッカー宿なので、宿泊客も常識に欠けた人がいるようだった。部屋に帰ったら喘ぎ声とベットがきしむ音。しかも日中。いや仕方ないのは分かるけどよ…
勿論 外から見えないようにベッドの周りをバスタオルとかで覆っていたけど、部屋に入るのも躊躇うくらいギッシギッシしてた。同じような状況の人がいたら部屋を入るときは音を立てようね。もし向こうが君の存在に気付いていないようだったら咳払いをしよう。30分してもヤッてるので僕は最終的にはそうした。
部屋の埃が半端なかった
埃っぽくて大変でした。
風邪だったのかハウスダストアレルギーだったのか分からないが、宿泊中に体調が悪くなった。熱が出るだけだったらこれまで何度かあったけど、咳やくしゃみ、鼻水が止まらなくって、最終的には喉にヒューヒューという音が出始めた。
結局 このバックパッカー宿を出るまで治らず、宿泊中は咳と鼻水、突発的に出るくしゃみに悩まされ続けた。そんな体調悪い状況で同居人が強めの香水を振ったり、汗の匂いが猛烈にする服をそのまんま放置したりするもんだから悪夢だった。割とマジで海外生活でも屈指の辛い期間だったと思う。
『Shingo's backpacker』総括
『Shingo's backpacker』について総評すると、
清潔度 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ |
民度(パリピ感のなさ) | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
シャワー、トイレ | ★★★★☆☆☆☆☆☆ |
Wi-Fi | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
立地 | ★★★★★★★☆☆☆ |
安さ | ★★★★★★★★★☆ |
といった感じになるかな。
ということで、Shingo's backpackersについてでした。一言でいうなら、シティにあるファーム用ワーキングホステル、といった感じ。あの感じが好きな人にとっては良いのではないだろうか。
色々と悪いところを書きすぎた感がある。先述したように、日本人がしているバックパッカー宿なので、あまり悪くは書きたくなかったんだけど、正直に書くとこんな感じになってしまった。単なる風邪だったのかどうなのかは分からないけど、とりあえず 空気が悪くって喉に埃がつく感じがたまらなくイヤだった。
ということで、僕的にはおススメできないバックパッカー宿『Shingo's backpackers』だった。現在は大幅に改善しているかもしれないので、実際に宿泊された方で『良くなってたよ!』という方がいたら一報よろしくお願いします。
それでは