アジ・メバルを美味しく食べたい!
と考えるあなた。是非 検討していただきたいのがクーラーボックスです。釣るだけでも楽しいアジング・メバリングですが、氷締めにしておいたアジの刺身は絶品。メバルは煮付けが最高ですが、刺身でもイケます。達成感と共に味わうアジ・メバルは最高です。筆者が釣りにハマったのは、釣って楽しく、食べて美味しいからです。
しかし、クーラーボックスには容量や保冷力など選ぶポイントが多く
このクーラーボックスだと大きすぎるかな?
と、なかなか候補を絞れないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、アジ・メバリングなどのライトゲームに最適なクーラーボックスを選べるように
- クーラーボックスの選び方
- おすすめクーラーボックス(用途・容量別)
の順に紹介していきます。
もくじ
- どう違う? 釣り用クーラーボックスとは?
- 極上のアジ・メバルを食べる! クーラーボックスの選び方
- ライトゲーム(アジ・メバル等)に最適!
クーラーボックス おすすめ11選
- 1位:ダイワ(DAIWA): クールラインα ライトソルト S1000X
- 2位:シマノ(SHIMANO): フィクセル ライトゲームスペシャル2 (120LF-L12P)
- 3位:ダイワ(DAIWA): クールラインキャリーII(SU1500)
- 4位:ダイワ(DAIWA): クールラインα3 S1000X
- 5位:シマノ(SHIMANO): フィクセル ライト RS
- 6位:シマノ(SHIMANO): フィクセル ライト(90LF-009N)
- 7位:ダイワ(DAIWA): ミニクール S850
- 8位:ダイワ(DAIWA): クールライン SU600
- 9位:シマノ(SHIMANO): ホリデークール 60(NJ-406U)
- 10位:シマノ(SHIMANO): ホリデークール(200LZ-320Q)
- 11位:ダイワ(DAIWA): シークールキャリーⅡ S2500
- 総括:クーラーボックス おすすめランキング&選び方
どう違う?
釣り用クーラーボックスとは?
普通のクーラーボックスでいいじゃん?
たしかに、すぐ行って帰ってくるだけなら普通のクーラーボックスで良いのかもしれません。
保冷力が高い!
しかし、釣り用のクーラーボックスは保冷力が高いように設計されています。これは保冷剤や氷などを極力溶かさず、アジ・メバルを新鮮に持って帰れるようにするためです。
冬に数時間釣りをするだけなら普通のクーラーボックスでも良いかもしれませんが、年中使える汎用性を考えると、釣り用のクーラーボックスがおすすめです。
その他 便利機能も!
- 餌を入れるトレー
- 持ち運び便利なキャリー
- 竿を固定できるロッドスタンド
というような、釣りで非常に役立つような機能を搭載しているのも釣り用クーラーボックスならでは。シマノやダイワ等の釣りブランドが販売しているクーラーボックスには抗菌加工や消臭加工がされているタイプもあります。
このように、普通のクーラーボックスにはない、釣り用だからこその機能が搭載しているのがポイントです。
極上のアジ・メバルを食べる!
クーラーボックスの選び方
アジング・メバリングに最適なクーラーボックスの選び方について、チェックするべきポイント4つに絞って紹介していきます。
間違って
明らかにクーラーボックスがデカい…
ということにならないように、チョットだけ基本を学んでおきましょう。
チェックポイント①:
『容量・サイズ』について
15L以下で十分!
というのがアジング・メバリングに最適なライトゲーム用の小型クーラーボックスの容量・サイズです。
釣り用のクーラーボックスは、主にL(リットル)表記されています。保冷剤や凍らせたペットボトルなどを入れ、魚を保冷するだけならば10L以下のクーラーボックスでも十分ですが、氷水をいれて『氷締め』をされる方は、15Lあるモデルがおすすめでしょう。
チェックポイント②:
『保冷力』について
アジ・メバルの鮮度を落とさないために
重要なのがクーラーボックスの保冷力です。
釣り用のクーラーボックスは、使われている断熱素材によって保冷力が変わります。ダイワやシマノなど、一流の釣り具メーカーであれば各自、『ICE値』『KEEP値』のような独自の保冷力表記があります。高ければ高いほど保冷力が強い、ということになります。
そんな長時間 釣りしないけど…?
という方であれば、どちらも15(時間)あれば十分でしょう。KEEP値15の釣り用クーラーボックスで真夏、半日以上キス釣りをしたことがありますが、問題なく使えました。天ぷらは勿論、刺身もとても美味しかったです。
遠征釣りをされる方は高い保冷力が必要です。用途・目的に合った保冷力のクーラーボックスを選びましょう。
チェックポイント③:
『持ち運び(携行性能)』について
持ち運びしやすいか?
というのもクーラーボックスを選び上では重要です。
肩にかけるベルトや持ち手があるかどうかもチェックしましょう。また、あまりにも大きいサイズは、持って歩くには大変です。ポイントまで長距離歩く方は、キャリー(コロコロ)が付いているか?もチェックすることをおすすめします。
チェックポイント④:
『断熱材』について
先述した
保冷力
に大きく関係あるのが断熱材です。釣り用のクーラーボックスで使われる断熱材にいくつか種類があり、それぞれ熱伝導が違います。(熱伝導率…熱の伝わりやすさを表す値で、数値が小さいほど熱が伝わりにくい=保冷力が高い)
真空断熱パネル
- 熱伝導率…約0.002~0.008(W/mK)
多孔質素材を金属フィルムで真空パックしており、最も断熱効果が高く、保冷力が高いとされるのが『真空断熱パネル』です。
一番いいじゃん!
はい。しかし、その分 価格が高い・自重が重い、という傾向があります。あまり移動をしない船アジ・メバル釣りにはおすすめの真空断熱パネルだと思います。
発砲ウレタン
- 熱伝導率…約0.02~0.03(W/mK)
ポリウレタンを発泡させたものです。クーラーの内部の隅々まで冷気が充填するため保冷効率が良いとされます。価格としても手頃になっており、よく選ばれている印象。
発砲スチロール
- 熱伝導率…約0.03~0.04(W/mK)
ポリスチレン粒を炭化水素ガスで発泡させたものです。釣り用クーラーボックスの断熱材としては最も軽量になっています。
発泡スチロールって、あの発砲スチロールでしょ?
弱そう…。座れなさそうだけど…
問題なく座れます。思いのほか 頑丈に作られているので安心して大丈夫。
自重が軽く、価格的にも最も安いのが発砲スチロールです。そこまで高性能なモノじゃなくていいんだけど…、という方には発砲スチロールの断熱材を使ったクーラーボックスがおすすめです。実際 筆者も最初は発砲スチロール仕様のクーラーボックスを使いましたが、十分使えましたぜ。
というわけで長々説明してまいりました。
以上のことを踏まえれば、アジ・メバリングに最適なクーラーボックスが選べると思います。
ライトゲーム(アジ・メバル等)に最適!
クーラーボックス おすすめ11選
それではアジング・メバリングに最適なライトゲーム特化のクーラーボックスをいくつか紹介していきます。それぞれ公式アイテムページを設けています。リンクから詳細が確認できますので、気になったものがあれば是非、お試しくださいませ。
1位:ダイワ(DAIWA):
クールラインα ライトソルト S1000X
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 25(時間) |
容量 | 10L (15L) |
外寸 | 25×37×29㎝ |
内寸 | 17×26×22㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.92
|
- アジング・エギング・メバリングなど各種ライトゲームにピッタリ
- 軽量スチロール・高保冷ウレタン、用途に合わせて選べる断熱仕様。
- 竿立て×2(CPキーパーマルチ)と小物入れ(CPポケット125)付きで便利
- 釣った魚を入れる時に便利な投入口付き
ライトゲームに超おすすめなクーラーボックスです。筆者は
- 一番 価格が安い
- 筆者の釣る量
- サイズに合っている
ということから購入を決めたSシリーズの1000(10L)を購入しました。秋以降の日中キス釣りも楽しめて、それ以降のメバリング・アジングにも最適。収容量も25㎝前後のメバルを5匹程度持って帰る筆者にとってはジャストサイズでした。価格も比較的安いのもおすすめポイント。
2位:シマノ(SHIMANO):
フィクセル ライトゲームスペシャル2 (120LF-L12P)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 35(時間) |
容量 | 12L (17L) |
外寸 | 43.6×23.6×30.9㎝ |
内寸 | 31.2×16.2×23.5㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.86
|
- ロッドレスト(竿立て)搭載
- 抗菌剤採用で清潔に使える
- 片手でラクラク開閉&ロックが可能
- 踏んでも座っても問題なしな堅牢ボディ
ライトゲームにおすすめなクーラーボックスです。アジング・メバリングなどに丁度良いサイズ感となっており、氷締めをされる方には12L、普通に保冷するだけで良いなら9Lサイズが良いでしょう。付属の小物入れは便利。サイドケースには使用済みルアーや虫除けスプレーなど入れている方もいるようです。
3位:ダイワ(DAIWA):
クールラインキャリーII(SU1500)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 45(時間) |
容量 | 15L |
外寸 | 34×47.5×33.5 ㎝ |
内寸 | 17×36×23 ㎝ |
断熱材 | 空パネル底1面+ウレタン |
おすすめ度 |
4.85
|
- 使い勝手の良い両開き上フタ
- 大型静音キャスターで移動が楽々
- 引っ張るだけで一発固定可能なCPショルダーベルト付属
持ち運び便利な『キャリー』付きのクーラーボックスです。改札も通れるサイズ設計で電車釣行も可能となっており、コンパクトながらも使い勝手が良い仕上がり。
SU、GU、Sとか色々なモデルがあるみたいだけど?
断熱材が異なります。保冷力が強い順に並べるとSU、GU、Sとなっています。普通の堤防釣りならばSでも十分(35時間)ですが、キャンプなどでも併用したい方はSUがおすすめです(値段もそこまで違いません)。
4位:ダイワ(DAIWA):
クールラインα3 S1000X
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 26 |
容量 | 10L (15L/20L) |
外寸 | 25×37×29㎝ |
内寸 | 17×26×22㎝ |
断熱材 |
スチロール |
おすすめ度 |
4.84
|
- 対象魚に合わせて選べる4サイズ
- 用途に合わせて選べる断熱仕様
- ガッシリ座れる剛性ボディ(リブ構造を採用)
- 冷気を逃さず出し入れできる投入口付き
丁度よい大きさ・価格がおすすめポイントのクールラインα3。2022年モデルでありながら、価格は抑えめ。釣具屋さんで買える板氷を入れるなら15Lサイズがおすすめですが、家庭氷×海水で良い方であれば10Lでも十分でしょう。比較的新しいモデル(2022年発売)ですが、価格もお手頃。
5位:シマノ(SHIMANO):
フィクセル ライト RS
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 30 |
容量 | 12L (17L) |
外寸 | 43.6×23.6×30.9㎝ |
内寸 | 31.2×16.2×23.5㎝ |
断熱材 |
発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.83
|
- ロッドスタンド2本
- ワンアクション水栓
- 自動ロック機構
抗菌剤採用で清潔に使えるライトゲーム最適クーラーボックスです。片手で引くだけのワンアクションで開閉・ロックが可能なレバーを天面に配置。実釣時など、片手がふさがっている場合でも簡単に蓋が開けられるよう設計されています。
6位:シマノ(SHIMANO):
フィクセル ライト(90LF-009N)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 30 |
容量 | 9L |
外寸 | 36.0×20.8×28.0㎝ |
内寸 | 25.9×14.3×22.0㎝ |
断熱材 |
PP+発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.82
|
- ワンアクションでロックのON、OFF可能
- ワンアクションで水を抜ける
- がっしり堅牢ボディ(座れる)
便利・頑丈・保冷力の3つを備えたクーラーボックスです。簡単操作で開閉できるロック機能や水栓など、便利機能が搭載。ちなみに水栓はヒンジ構造となっており、蓋を失くす心配もありません。滑り止めゴムも初期搭載されており、雨や潮で湿り、滑りやすくなった堤防の上でも安心して使えるでしょう。
7位:ダイワ(DAIWA):
ミニクール S850
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
ICE値 | H |
容量 | 8.5L (6.5L/10.6L) |
外寸 | 22×33×31㎝ |
内寸 | 15×22×25㎝ |
断熱材 | スチロール |
おすすめ度 |
4.8
|
- 価格が安い(4500円程度!)
- 自重も軽い(8.5Lで1.7㎏!)
- 安心して座れる頑丈ボディ、上フタが平らで座りやすい
- サンドイッチやオニギリを濡らさず収納できるプルーフケース付
アジング・メバリングに丁度良いサイズ感のクーラーボックスです。自転車の前カゴに入れやすいサイズ設計(8.5L、6.5L)、ロングハンドルや肩ベルト、さらには別途買うと1200円程度する「ふんばるマン」という滑り止めも初期搭載。自転車・電車釣行にも◎。その割には価格も安く、コスパ最高レベルとの呼び名も高いクーラーボックスです。
8位:ダイワ(DAIWA):
クールライン SU600
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
ICE値 | - |
容量 | 6L (8L有) |
外寸 | 23×33.5×23㎝ |
内寸 | 15×23×17㎝ |
断熱材 | HPウレタン |
おすすめ度 |
4.78
|
- カラーバリエーションが豊富
- 上フタが外せて洗いやすいフリージョイントタイプ
- 持ち運びに便利なロングハンドル(SU/GUシリーズのみ)
- 冷気を逃がしにくく、魚をしまう際に便利な投入口付き
波止や海釣り公園でのライトゲームに最適なクーラーボックスです。(15㎝以上のメバルは入りませんが)魚投入口やポンプ穴などが搭載されており、チョイ投げ釣りなどにも使いたい方には超おすすめかもしれません。素晴らしいコストパフォーマンス。
9位:シマノ(SHIMANO):
ホリデークール 60(NJ-406U)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 24(時間) |
容量 | 6L (8L) |
外寸 | 33.4×21.7×22.1㎝ |
内寸 | 25.7×14.0×15.0㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.75
|
- 価格が安い(小売価格3500円!)
- お手頃サイズ
丸1日持つ保冷力・軽量設計がおすすめポイントのシマノ製クーラーボックスです。自重は6Lでは1.1㎏となっており、非常に軽量。よほど大量ではない限り、ライトゲームは勿論、堤防でのサビキ釣り(アジやイワシ)、チョイ投げ(キス)にも十分に適応させられるサイズ感になっています。
10位:シマノ(SHIMANO):
ホリデークール(200LZ-320Q)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 |
24(24時間保冷) |
容量 | 20L (その他26L有り) |
外寸 | 46.5×29.2×31.6㎝ |
内寸 | 34.6×21.8×25.5㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.75
|
- 価格が安い(しかもシマノ製)
- 軽い(自重2.9㎏前後)
軽さ・安さに優れたシマノのクーラーボックスです。踏んでも座っても問題なしの強度を実現補強リブや強度のある素材などを使い、ボディ全体の強度をアップさせた独自設計の『堅牢ボディ』。釣行時に大人が踏んだり、座ったりしても壊れない堅牢な耐荷重設計が施されています。休日にふらっと釣りに行きたいと思う初心者の方におすすめのクーラーボックス『ホリデー』です。
11位:ダイワ(DAIWA):
シークールキャリーⅡ S2500
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 60(時間) |
容量 | 25L |
外寸 | 33.0×53.5×31.0㎝ |
内寸 | 15.0×38.5×31.0㎝ |
断熱材 | スチロール |
おすすめ度 |
4.75
|
- 便利なハンガー付き
- 持ち運び便利な『キャリー(コロコロ)』付き!
- カラーバリエーションが豊富
- 上フタは片手で簡単に開け閉めが可能
持ち運び便利な『キャリー』付きのクーラーボックスです。ただのコロコロではなく、早朝や深夜など音に気を遣うシーンを考慮した静音キャスターとなっています。容量も多く、弁当やコンビニ板氷、ペットボトルなどをたっぷり収納できる25リットルサイズ。ライトゲームには少し大きいサイズですが、堤防や港での移動時
釣り場まで長いんだよね…
と悩まれている方に非常におすすめのクーラーボックスです。
総括:クーラーボックス
おすすめランキング&選び方
以上、アジング・メバリングに最適なライトゲーム用クーラーボックスおすすめランキングについてでした。
と聞かれたら、『ダイワ(DAIWA)のクールラインα3ライトソルト』を推します。
- 格好良いデザイン
- 竿立て、小物入れが初期搭載
- チョイ投げ・ライトゲームに丁度良いサイズ感
という点でおすすめ度が高いです。価格も保冷力・容量・搭載機能にしては比較的安く、コスパも良いクーラーボックスでした。
以上、アジング・メバリングに特化したライトゲーム用クーラーボックスについてでした。
今回の記事で、みんなが美味しく・新鮮にアジ・メバルをキープできるクーラーボックスが選ぶことができれば幸甚に尽きます。
それでは!
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