高いだけなのでは…?
と思っていたのがダイワのアジングヘッドTG。
他のライトゲーム用ジグヘッドは大体5つで350~400円程度なのですが、アジングヘッドTGは3個で600円以上。ダイワブランドに胡坐かいてるだけなのでは…?と思うのも無理ありません。実際、そうとしか思えない商品もありましたし…
というワケで今回は『 アジングヘッドTG』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
アジングヘッドTG
どんなジグヘッド?
まずは簡単なスペックを。
ダイワ(DAIWA)
アジングヘッドTG
メーカー | ダイワ(DAIWA) |
自重(g) | 0.5~3 g |
個数 | 3 個 |
コスパ |
4.50
|
おすすめ度 |
4.86
|
アジングヘッドTG
実釣インプレ
実際にアジングヘッドTGを使ってみての所感、評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
『ウェイトの刻印』について
ウェイト表示がある
ので、いちいち
「あれ、これ何gだっけ…?」
と悩む心配はないでしょう。
ただ、1g以下などのヘッドが小さいモデルの場合は結構見辛いと思います。老眼の方は注意。多分、まったく見えません。スナップにラインを通すのに苦戦する方にはメリットにはなりえないような文字の小ささでした。
『飛距離』について
かなり飛距離は良い!
と思ったアジングヘッドTG。
流石はタングステン合金製のヘッド。シルエットが小さいので空気抵抗も受けにくいらしく、1gを切るようなモデルでも結構な飛距離を出してくれました。
とはいえ、ジグヘッドの「飛距離」というのは天候に大きく左右されます。
安定して20m以上飛ばしたいんだけど…
という方はフロートなどを付けると良いです。参考までに。
『フックの貫通力』について
細軸オープンゲイブフック
を採用しているらしく、掛かりが抜群に良いようにも感じました。
細軸なのが気になりましたが、ショートシャンクということもあってか柔らかすぎるということは一切なく、フッキングがバッチリ決まってくれます。
金メッキの効果はある?
一応、フックはアジに効果的とされる「金メッキ」が施されていますが、ぶっちゃけ釣果に影響があるようには感じません。そんなことするなら値段を下げてもらいてぇぜ…。
『ワームのズレ感』について
ワームを固定する突起(ワームキーパー)は見当たりませんが、まぁワームのズレは少なかったです。
メーカーに忖度してないか…?
してないしてない。というか、1g程度のジグ単は軽い分 着水の衝撃などが全然ないため、そこまで気にしなくて良いと思います。あとは使用するワームの材質にもよりますが、同じく月下美人のワームを使っている限りでは全く気になりませんでした。
『フック強度』について
強靭なフックを搭載
しているのか、尺メバルを結構無理やり寄せても問題なかったです。尺アジであっても同様に、フックが折れる心配をせずに安心して使えるでしょう。
ちいさいサイズということもあり、
小型の魚も喰いやすい・吸い込みやすいというメリットがある反面、
細軸って、根本から折れやすいからなぁ…
というデメリットがあるのですが、アジングヘッドTGでは割とフックが粘り強く、使い勝手が良いように思いました。
アジングヘッドTG
おすすめモデル3選
選べる自重も豊富な アジングヘッドTG。
という方に向けて、簡単におすすめモデルを紹介しておきます。
アジングヘッドTG 1.5g
使い勝手の良いサイズが1.5gだと思います。投げた感触、巻いている感触どちらとも感じやすいので水中を想像しやすく、初心者の方でも楽しくライトゲームができるでしょう。
ただしアジやメバルをフォールで喰わせるには1.5g程度が筆者の経験上 ベストでした。
アジングヘッドTG 0.5g
活性が悪い時、ゆ~~っくりと魚に見せたい時に使いたいサイズです。1.5gで釣れないときでも、0.5gに替えたら釣れたということも多々あります。活性が低い時などに持っておきたいサイズでしょう。
個人的にはめっちゃ使いにくいです、1gを切るジグヘッド。強風の時とかマジで使えません。TGであっても、超絶使いにくいです。
メバルフロート(浮き)などと併用して飛距離を稼ぎつつ、超ゆっくり落ちて魚にアピールできるようにセッティングしましょう。初心者は1.5gを基本として、ラインの扱いにも含蓄がある中級者以上の方にオススメな0.5~0.75gだと思います。
アジングヘッドTG 3g
風が強い状況でも使えるのが2g以上のジグヘッドです。
強風のときや、飛距離が求められる状況では2.5gや3gモデルを検討してみてくださいませ。着底が速いので根魚を狙うにしても最適でしょう。半面、ゆ~~っくりとフォールさせたいときには不適なので注意。
アジングヘッドTG
インプレ評価:総括
飛距離が抜群に良い!
『アジングヘッドTG』でした。
筆者が愛用しているのは0.75gですが、そんな超ミニマムサイズでも飛距離が良いです。他の人が打てないポイントにルアーを送ることができるので釣果も良い気がします。
デメリットとかないの?
価格でしょう。3個で500円以上は高いです普通に。
ただ、その分 飛距離が良いのは間違いないので、
- ホーム堤防がある
ポイントの地形変化が分かっており、根掛かりロストの心配が少ない
という方になら超おすすめ。表層から中層をバッチリ狙える方なら耐久力も良いので、数か月を通じて快適に使っていけるでしょう。
以上、 アジングヘッドTGの評価についてでした。
アジングヘッドTGSSと相性の良いワーム