【ほぼハイエンド?】ダイワ ラテオR(100ML) 実釣インプレ評価まとめ

本格シーバスロッド

という立ち位置にあるのがダイワの「ラテオR」。名前はシーバスの学名(Lateolabrax japonicus)に由来している通り、超シーバス特化。本格的にシーバスを狙いたいという人、覚悟のキマッている方に良く選ばれている印象があります。

本格的って…もっと上のモデルがあるじゃん?

それはそうですけど、ラテオR、23000円くらいしましたからね。ぶっちゃけ、コスパを求めるなら他の竿の方が良いです。絶対。この前 釣り竿を握ったような、初心者の方ならルアーニストでも十分 釣りになります。コスパを考えるならルアーニストの方がいいよ、超安いし…。

 

じゃあラテオRを選んで、なんかメリットあんの?

それらについて当記事では紹介します。

 

というわけで今回は、日曜だっていうのに汗水垂らして単発バイトに励み、自給850円という法定最低賃金を下回る労働を1日してきた筆者が身銭を切って購入したラテオRRについて正直にインプレ・評価・感想を伝えたいと思います。

 

 

 

 

どんなロッド?
ダイワ ラテオR

前作のラテオよりも軽量化がされており、長く愛用出来るシーバスロッドなのは間違いありません。

 

それではまずは、ラテオRを購入するにあたってグッときた&おすすめポイントを紹介していきます。

 

 

スペックざっくりと!
ダイワ ラテオR(100ML)

リバーシーバスロッド おすすめ『ラテオ』
リバーシーバスロッド おすすめ『ラテオ』1
リバーシーバスロッド おすすめ『ラテオ』2
リバーシーバスロッド おすすめ『ラテオ』3
リバーシーバスロッド おすすめ『ラテオ』4
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ブランド(公式アイテムページ)ダイワ(DAIWA)
全長/フィート305㎝/10フィート
継数/仕舞寸法2/157 ㎝
自重150 g
竿の硬さML
適合ルアーウェイト7~35 g
おすすめ度
4.95
おすすめポイント

シーバス(スズキ)は学名で「LATEOLABRAX JAPONICUS」と表記する。日本各地の沿岸、河川、港湾とあらゆるところに生息する巧みなハンターはアングラーを魅了して止まない。そのシーバスの名を持つロッドとして、絶対的なスタンダードであり続けるため、ラテオが大きな進化を遂げた。
ブランク、ガイド、リールシートに至るまで全てを見直し、ハイエンドに匹敵する軽さ、明確な感度が備わった。さらに、タフコンディション化するシーバスゲームを攻略するため、キャスト精度、ルアーの操作性も大幅に向上させ、シーバスの釣れる調子にも磨きをかけている。高強度のHVFナノプラス製のブランクと、ネジレに強いX45構造、軽量・高感度のエアセンサーシートを搭載し、ハイエンドのシリーズに迫る軽快性を手に入れた新ラテオが、新しいシーバスゲームを切り拓く。

引用:ダイワ「ラテオ」

 

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ダイワ ラテオR
搭載テクノロジー

それではラテオRが搭載しているDAIWAテクノロジーをいくつか紹介していきます。

 

 

エアセンサーシート

ダイワ特有のオーバルリールシートを採用。

モアザンのハイエンドモデル(5万円以上…)と同じく、高強度なカーボン製リールシート『エアセンサー』を採用しているラテオモバイル。軽さと感度、操作性を向上が期待できるようです。

 

合わせマーク

 

ジョイント部がピッタリ合うようにアワセマークを採用しているのも嬉しいポイント。ナイトゲームなどで視認性が悪い時でもまっすぐ継ぎやすいです。

 

HVF+X45

高強度のHVFナノプラス製ブランクになったラテオR。

2万円以下の竿をメインに使っている筆者としては持った瞬間に『軽ッ!コワッ!!』となるのも不可避。ハイエンドのシリーズに匹敵する軽さを実現させてくれています。取り回し&感度にも期待が出来るHVF+X45です。

 

 

竿袋が付いてくる

テクノロジーじゃないですが、竿袋もしっかり付いてくるのも嬉しいところ!

 

 

 

実際に使ってみて分かった!
ダイワラテオR 実釣インプレ

それでは実際に実釣してみてのインプレ・評価についてまとめていきます。

 

 

振り抜きが良い(≒飛距離が出る)

バシュッと爽快なキャストが決まる

ダイワのラテオRでした。

 

正直、普段はMクラスの竿を愛用していたこともあり、

Mの方がほどよい硬さで使いやすかったかなぁ…

という懸念がありました。しかし、20g前後のルアーを一投してみて確信しました。

 

これは、イイぞ…!

と。振り抜き感が素晴らしく、10フィートという長さも相まって、お手頃価格のルアーロッドよりも確実に飛距離は伸びました。流石にMLクラスなのでショアジギングで使うような40g程度のルアーは厳しいですが、そんなルアーは滅多に投げない筆者からすると、まさに必要十分なラテオR。

短い方がキャストが正確に決まるって話もあるけど?

あるね。まぁ否定はしません。

 

が!こと堤防釣りにおいて、飛距離>正確さという状況では長い方が有利な場合が多いです。最近は人が打てないようなポイントにルアーを届けてこそ釣れる、というコトも少なくないです。桟橋近くなど、橋脚に当てたらルアーが木っ端微塵になるようなところなら8.6フィートとかを選ぶのもアリですが…。

 

ロッドの長さについては後述させていただきます。

 

 

ハイエンドに匹敵する軽さ

自重も圧倒的に軽い

ダイワのラテオR。軽さにこだわって設計された、ということもあり、以前のモデル(ラテオQ)よりも操作性が良くなっていたようです。そもそも10フィート台で150gを切るってヤバいですからね。数年前までは最上位モデルくらいだったんですけどね。技術の進歩ってスゴイ。

 

サーフロッドのような長尺を使って思うのが、

重くて疲れる…

という自重的なところなので、150gを切るという圧倒的な自重は間違いなく、お手頃価格のロッドでは到達できないポイントでしょう。筆者は良く知人・友人を誘って釣りに行くんですけど、長い竿を使わせると

重いな!もっと短い竿 使わせて!

とブーたれる人も多いですが、ラテオでは言われたことがありません。

釣り初心者でも、釣りが好きになるような、とにかく快適に色々な釣りで使える懐の深さがあるラテオRでした。

 

 

明確な感度

ボトム探知能力も格段に高い

ことからも分かるように、竿全体の感度も素晴らしく良いです。僕はヒラメやマゴチなど、ボトムを重点的に狙う必要があるときは上の写真にもあるような、トレブルフック×2のルアーはあまり投げないんですけど、ラテオを使っているときは良く投げます。

 

 

普段使わないような遠投重視のルアーを使ったからこその釣果もあり、かれこれ3年くらい使っていますが手持ちの竿ではメモリアルフィッシュを釣らせてくれたことも多いです。

 

 

バットパワーも十分

大物相手でも使える!

ように感じたラテオR。筆者の選んだモデルは写真の通りMLクラスと、そこまで強い方ではありませんが、シーバス狙いでたまに釣れる大型ナマズ、利根川GTこそハクレンをかけてもへっちゃらでした。

そりゃドラグ緩めてたら折られる心配ないでしょ…

いや、そのときは結構 障害物が多いエリアであり、ラインの巻き取り量も少なかったのでドラグがカチカチにして、竿の弾力で寄せましたからね。

 

 

でっぷりしたデカナマズであっても、竿のパワーで強引に寄せるコトも造作ないくらいです。MLの良いところを凝縮したような塩梅。

 

 

ファイト中(ハクレン)に写真撮っちゃうくらい余裕をくれたラテオRでした。

 

 

50㎝までなら抜き上げも楽々!

抜き上げも普通に出来る!

ので、タモ入れでバラすことも少なかったです。

 

足場の高い堤防(6m前後)での釣りでは、極力タモアミを使わないで抜き上げたい筆者です。先述したように、10g前後のルアーを投げやすかったことから、

想像してたよりは柔らかいっぽいなぁ

と思っていたので、45㎝シーバスの抜き上げはちょっと不安でしたが、

 

ヒョイッ

と難なく上げられました(感激)。使ってるPEラインにもよりますが、0.8号以上なら問題ないでしょう。最初の一匹は緊張すると思いますが、やってみたら案外、タモ入れで慌てちゃうよりも確実だったりしますよ。

 

MLクラスはマジでシーバス特化。

ほどよい柔らかさでアタリを弾きにくく、エラ洗いにまで発展させにくい粘りがある気がしました。これから竿の強さ(硬さ)を決める人は参考にしてみてくださいませ。

 

 

 

デザイン・価格的に似合うリール

ラテオRと値段的に近い&デザイン的に似合うスピニングリールを紹介しておきます。

これからスピニングリールも選ぶ!

という方は参考にしてみてください。

 

 

ダイワ レガリス

抜群のコストパフォーマンスを誇るのがレガリスです。

価格は1万円を切りますが、考えられないくらいパフォーマンスが良く、数年使い込んでも問題が起きないタフさも有名。ラテオと合わせて3万円程度なので、竿に重点を置きたい方はレガリスを選んでみても良いでしょう。黒×金なので色味的にもマッチしますよ。

 

 

 

ダイワ カルディア

惚れ惚れするスタイリッシュさが特徴のカルディアです。

カラーもラテオR同様、ブラックとゴールドで統一されていて超合います。ゴテゴテとした装飾もなく、金色も控えめ。モデルバリエーションも豊富なので、ご自身の使うラテオRに最適なモデルが選べるでしょう。

値段は…?

まぁ1万円後半。ラテオと合わせると4万円程度にはなりますが、筆者のような独身アングラーには強くオススメできるほどのカッコよさがあります。詳しくは以下の記事で。

 

 

 

迷ったらコレ!!
DAIWA ラテオRおすすめモデル

筆者が購入するときに『コレは良いぞ!』となったラテオRの各種モデルを紹介させていただきます。

 

堤防釣り初心者に!
ラテオR 86ML

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モデル86ML
全長/仕舞寸法2.59(m)/134(㎝)
自重117(g)
適合ルアーウェイトMAX35/プラグ(g):7~35
おすすめ度
    • 初心者でも扱いやすい
    • 自重が軽く、疲れない

    というのがラテオR86MLのおすすめポイント。

    90MLとか93MLと迷っているんだけど…

    初心者にとって扱いやすいのが8.6フィートという最小モデルです。上記のモデルでも扱えるルアー重量は一緒なので、あなたが使うポイントの規模、ルアーの重量などによって決めるのが一番 失敗が少ないでしょう。

     

     

    釣り経験のある方には!
    ラテオR 96M

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    モデル96M
    全長/仕舞寸法2.9(m)/149(㎝)
    自重143(g)
    適合ルアーウェイト10~50
    おすすめ度
        • 堤防釣りオススメモデル
        • ルアーから餌釣りまで快適に楽しめる
        • 後述するMHモデルよりも安い

        のがラテオR96Mです。シーバスの他、特にフラットフィッシュ(ヒラメやマゴチ狙い)では個人的に一番使いやすいと感じるダイワのMクラスロッドというコトもあります。

        100Mとかでも良いのでは?

        サーフや河口のような広大なポイントではMクラス、10フィート以上のモデルが一番おすすめです。しかし、そこまで飛距離に重点を置かなければ96Mクラスが最も扱いやすいでしょう。93Mと比較して5g、100Mと比較して7gしか変わらないのもオススメポイントです。

         

         

        遠投&剛性が期待できる!
        ラテオR 110MH

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        モデル110MH
        全長/仕舞寸法3.35(m)/172(㎝)
        自重175(g)
        適合ルアーウェイト12~60
        おすすめ度
          • 遠投力とパワー!
          • ショアジギングに最適!

          というのがラテオRの最長&最強モデルMH(ミディアムハード)です。

           

          一番長ければ飛距離が出るワケじゃないでしょ?

          その通り。人によって体格・腕力が違います。175㎝以下の方には110MHよりも106Mの方が振りきれるので飛距離も出やすく、疲れないという場合もあるでしょう。しかし、青物が混じったり、サーフで使うならM、もしくはMHクラスがおすすめです。そちらを踏まえて、自身の体格・腕力も考慮に入れてモデルを選ぶと良いと思います。

           

           

          なお、公式サイトには、

          引用:ダイワ「ラテオ」

           

          というように、各テスターのインプレが載っています。モデルを選ぶときは、そちらも是非 参考にすると良いでしょう。

           

           

           

          総括:本格シーバスロッド!
          ダイワ ラテオRのインプレ総括!

          以上、DAIWAラテオRのインプレ評価についてでした。

           

          総括としては、

          • 振り抜き感・飛距離の良さ
          • ハイエンドに匹敵する自重の軽さ
          • 明確な感度とバットパワーの信頼度

          という点で、お手頃価格帯のルアーロッドを超越していました。名前の通りシーバスロッドですが、無論 他の釣りでも使える懐の深さもあります。下手な投げ竿よりも飛ぶし、感度も素晴らしく良いです。

           

           

          今回の記事で、皆様がお持ちの

          うーん、買いたいけど不安…

          本当にラテオで良いのかなぁ…

          という懸念を吹き飛ばせられたら幸いです。

          それでは!

           

           

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