という初心者の方々。YES。たしかにシンペンは引き抵抗も少ないことを筆頭に、シーバスの基本ルアーながらに初心者からはイマイチ人気の少ないことは事実です。
が!!
しかし!!!
大手釣具メーカーDAIWAのモアザン ガルバというルアーを使ったことはありますか?使っていない方は是非、今回の記事で知見を深めてください。初心者が扱いやすい要素満載な傑作シンキングペンシルがガルバです。
もくじ
ここが素晴らしい!
ダイワ ガルバ 73S インプレ
ショートリップとファットボディにより素早い浮き上がりで水面直下から20㎝までのレンジをキープできるのが特徴のリップ付きシンキングペンシル。誰でも簡単に水面直下をトレースできるスローピッチコンパクトシンキングペンシル。
引用:DAIWA ガルバ
どんなルアー?
ダイワ ガルバ スペック
ブランド(公式アイテムページ) | DAIWA(ダイワ) |
ルアータイプ | シンキングペンシル |
サイズ | 73/87 ㎜ |
自重 | 12.8/19.3 g |
潜行水深 | 水面直下~20 ㎝ |
おすすめ度 |
|
- (表層の)レンジコントロールが簡単に出来る!
- 小粒なサイズながらに良く飛ぶ(固定重心なので安定した飛距離が出る)!
- 豊富なカラーバリエーション
小粒だけどシッカリ飛び、オートマチックに表層を泳がせられるDAIWAのガルバ。小粒でありながらも自重があるため飛距離が出せます。水面直下を狙えるように細かく設計されており、汎用性が抜群に高いのも魅力的。従来のシンキングペンシルの弱点を克服。ベイトが小さい状況で大活躍するルアーです。
ダイワ ガルバの特徴①:
自重があって、サイズが小さい!
73㎝という小ささで、自重は12.8g。
春先のベイトが小さい場合でも釣果が良く、自重があるので飛距離も期待できるのがガルバ73Sというルアーです。
ダイワ ガルバの特徴②:
ファットボディ!
軽ければ軽いほど水面直下を引きやすいのがシンキングペンシルですが、その分飛距離が落ちるというジレンマ。そんな弱点を克服して、水面直下付近のレンジを安定して攻められるように
- ファット(太い)ボディ&ベリー
小型ながら自重を上げることが可能
水中での揚力(水面直下に浮上しやすい)
といった工夫がされています。
ダイワ ガルバの特徴③:
表層をゆっくり巻けるシンペン!!
ガルバ最大の特徴がリップ付きシンキングペンシルというコトです。
従来のシンペンには存在しない小さいリップを設けることで、水を捉える面積がアップ。結果、レンジキープ力が上がり、潜りすぎず水面に飛び出さない絶妙な具合で表層付近をゆらゆら…と攻められるんです。また、通常のシンキングペンシルにはないわずかな水の抵抗も感じられるため、ビギナーでも扱いやすいというのも素晴らしいです。
ちなみにリップは0.1㎜単位で差分の研究が行われたようです。しゅごい…。
73S?87S?
ダイワ ガルバ 使い分け
と困惑される方もいらっしゃるでしょう。筆者もそうでした。
というワケで、簡単にガルバシリーズの使い分けについても紹介していきます。
ガルバといったらコレ!
ガルバ 73S
- 初代ガルバ
- 7㎝だけど良く飛ぶ
- 春先などベイトが特に小さいときに有効
- 87Sより価格が安い(100円前後ですが…)
2015年に発売が開始した初代ガルバです。その後、色々なタイプのガルバが登場しましたが、それらシリーズを出せたのが73Sの功労。先述したように、小さくて自重がある、リップ付きシンキングペンシルの殿堂ルアーです。悩んでいる方は73Sがおすすめです。ガルバの良いところが凝縮されています。
イナッコびっしりにボイルしまくるもなかなか食わせれず…周りも苦戦している様子…
なんとかガルバ73Sのドッグウォークで3発!#ガルバ73 pic.twitter.com/4xscpBB57F— 新・風神四号 (@3zvfiWTbVeS1Uss) August 31, 2021
73Sより振り幅が大きい!
ガルバ 87S
- 断然 飛距離が出る!(自重は19.3g)
- 秋のハイシーズンでアピール力が欲しいときに有効
- ランカー向けのフックサイズ
ふり幅が広く、73Sに比べてゆったりと大きなS字スラローム系アクションをするガルバ87Sです。またST46の3番フックを標準装備しており、障害物が多い場所でのランカーにも対応しているという特徴もあります(オープンエリアなら73Sのフックでも十分ですが…)。
https://twitter.com/fishing_yukari/status/1462776851135295496
ダイワ ガルバ 73S 実釣インプレ
それでは実際にガルバを使用してみての所感・評価をまとめていきます。
ガルバ 73S 実釣インプレ①:
ンめッちゃ釣れるぞ!
ンめっちゃ釣れる!
というのが率直な感想です。
立ち上がりも良く、絶妙なレンジキープ力。ルアーを泳がせるスピード(リトリーブスピード)に関係なく、良いアクションを持続してくれるのも素晴らしいです。いまいち地形、水流の変化が分からない初心者でも扱いやすく、釣果を約束してくれる傑作ルアーの所以でしょう。凄いぜガルバ73S。
ガルバ 73S 実釣インプレ②:
春シーバス(ハクパターン)等で大活躍!
他ルアーではアタリすらない、という状況でも活躍が見込めるのがガルバ73Sです。
先述したように、なんといってもサイズが小さいシンキングペンシルのガルバ73S。加えて表層をゆっくり引けるということもあり、9㎝前後の定番シーバスルアーでは歯が立たないという春シーバスでも大活躍。実際に、
という場面でもアタリ連発。同行者には申し訳ない気持ちにすらなる傑作ルアーだと思います。
サイズこそ出ないものの、シーバスはシーバス。45㎝前後でもスリリングで良い引きをしてくれる春シーバスです。もちろん夏以降のベイトが育ってきた時期でも釣れるルアーです。
ガルバ 73S 実釣インプレ③:
飛距離も良い!
固定重心なので飛距離は正直、期待してませんでした。
が、やっぱり傑作ルアーとして選ばれているだけあって良く飛びました。ちっちゃいサイズからは考えられないくらい飛距離が出るので遠近問わずに簡単にシーバスを寄せてくれます。
筆者が使用しているのは
☝のような7000円程度の激安ルアーロッド(9フィート)ですが、ガルバ73Sでは平均して50m程度は投げられていました。
けど
という良くある悩ましい場面で頼れるルアーのガルバ73Sだと思いました。
ガルバ 73S 実釣インプレ④:
フックの丁度良さ&貫通力!
バラシが少ないもよう感じたのもおすすめポイントのひとつです。
サイズが小さい時期だったので、他ルアーではシーバスをかけてからも外れてしまうことが少なくない状況。しかし、どういうわけかガルバではバラシが少なかったです。
昨晩の釣行では4バイト3キャッチの好釣果。思わず、
と感嘆していましたが、別にサクサスフックでもなかったです。フックバランスが良いのかなぁ?
ダイワ ガルバ 73S
おすすめカラー
カラーバリエーションが非常に豊富なのもガルバの特徴です。
という方には状況によるとしか言えませんが、今回は筆者が良く使うガルバ73Sのおすすめカラーについて紹介しておきます。良かったら参考にしてみてくださいね。
筆者おすすめ!
レモンソーダミント
背中はライムチャート系で視認性が良く、お尻に3本の蓄光線が入っています。どんなに信じてガルバを投げていても
と思うときがあります。そんなときに『とりあえず蓄光させてみるか…』と考えられるので、集中力が(若干)持続します。また、そうして投げた一投で釣れることもあるので筆者的には一番のおすすめカラーです。
一番人気!!
ハッピーレモン
ガルバ73Sでは一番人気のカラーです。お腹がクリアになっているのでシーバスの警戒心が高い(スレている)状況や、常夜灯周りでの実績が高いようです。
定番!!
ホロレッドヘッド
定番のレッドヘッドカラーもおすすめ。
ナイトゲームで使う場合、ヘッド部分の赤は黒に紛れるので白いボディが艶めかしくアピール。ただでさえ小さいガルバが、より一層小さく見えるのか釣果も良いようです。
ダイワ ガルバ73S
インプレ評価まとめ
超おすすめ!
というのがガルバ73Sのインプレ総括です。
具体的には、
- ちっちゃいのに良く飛ぶ
- 表層をフラフラゆっくりと引けるシンペン
- アクションは特に必要なし(ただ巻きで釣れる)
- 根掛かりリスクも極限に低いシンペン
という要素がおすすめポイント。冒頭でも述べたように、シーバス&シンキングペンシル初心者の方に強くおすすめしたい傑作ルアーのガルバです。
毎年たくさんのルアーが発売されます。
しかし、その中でも特に優秀な、殿堂入りルアーとも呼ばれるルアーが登場する数年に一度くらいです。ガルバは間違いなく、そんな殿堂入りルアーのひとつでしょう。今度 初心者の友人にテスターを頼んでみますが、たぶんきっと釣れますもの…
以上、ガルバについてのインプレでした。
悩んでいる方は是非!そこかしこでボイルが起きてるのに反応が得られない…なんて残念なコトがないように!
本文の通り、表層をゆったり通せるガルバですが、
と、シーバスが沈んだ状況では違うルアーを投げたいところ。
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