コスパ最強!
というのが実際にレガリスを使った筆者のインプレ総括です。とにかく軽いという特徴から、
軽さ全振りのリールだろ?
やっぱりルビアス以上じゃないと(笑)
ヴァンキッシュ以下はオモチャに感じるんだよねぇw
というヤツが見かけられますが、そんな3万円とか5万円のリール、趣味で釣りをしてる人がポンと出せるワケないのです。ふざけてんのか?貴様、メーカーの人間か?
しかし、
もっと安い(or高い)リールの方が良いのでは…?
と迷われている方も少なくないのも事実でしょう。
そこで今回は、実際にレガリス(LT3000-CXH)を、超使い込んでみての実釣インプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!
2023年 新モデル登場!
エアドライブデザインとなった23レガリスが登場しました。
発売して間もない現在は価格が落ち着いていませんが、ゆくゆくはコスパ最強格として紹介されることになるでしょう。気になる方はチェックしてみてください。
もくじ
そもそもどんなリール?
ダイワ レガリス
1万円を切る価格帯ではコスパ最強と名高いレガリスです。
まずはざっくりと、レガリスの性能&外見(デザイン)などについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
レガリス (LT3000-CXH)
公式アイテムページ | DAIWA |
モデル | LT3000-CXH |
自重(g) | 220 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:8-150 PE:1-200 |
ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力(kg) | 10.0 |
おすすめ度 |
4.96
|
ダイワ レガリス
搭載テクノロジー
搭載テクノロジーは以下の通り。
エアローター
ローター革命とも言われるエアローターを採用。
スピニングリールはローターが回ることでラインを巻きとります。物理的にローターが軽くなればハンドルを回したときのレスポンスやリーリングの軽さに繋がってきます。
レガリスでは特異な形状の最適リム構造により負荷が分散することで、同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターバランスも向上し、レスポンスの良い軽い回転を実現。
タフデジギア
滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」です。
歯面拡大と大径化による強度向上で1サイズ分上(約2倍)の耐久性と強度を実現。過酷な環境に耐え抜く、強靭な心臓部をも持っているレガリスであり、長期間に渡って初期性能を維持してくれる要点になります。
ATD[オートマチックドラグシステム]
次世代のドラグシステムです。
魚の引きに滑らかに追従しながらジリジリとラインが放出されるATD。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚に違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ないといわれています。
LIGHT&TOUGH設計
軽量&頑丈なコンセプトのレガリス。ボディ、スプール、ハンドルといった細部までの徹底した軽量化へのこだわりが見て取れます。
LIGHT:各種パーツの軽量化、スプールの小口径化を実現。
TOUGH:ボディマテリアル、ギアの見直しにより軽量コンパクトでありながらもタフな理想のリールに仕上がっています。
ラメボディ
艶やかなラメボディのレガリス。
所有感を満たしてくれること間違いなし。日の光に充てられることによって艶やかに光ります。スピニングリール界隈では安めなのですが、価格以上の満足度と評価される所以でしょう。
ハンドルノブが交換可能!
レブロスがハンドルノブ交換不可能だったのに対し、レガリスが上の画像の通り ハンドルノブが交換可能だったりします。
別に必要ないのでは?
たしかに純正のハンドルでも十分です。
しかし、使い込みながら自分に合った仕様にカスタムすることも楽しみの一つです。長期間に渡って使っていく方は、一つ下のレブロスも良いですが、レガリスが非常におすすめになります。
実釣性能抜群!
ダイワ レガリスの実釣インプレ
まず筆者はビックリした。
まぁ価格的にレブロス程度でしょ
とタカをくくっていたら、それ以上。衝撃を受けた。ランニングマシン上で滑らかにジャミロクワイする名もなき黒人の動画を見たときくらいの衝撃。芸術的なまでに滑らか。で、これで1万円を切るのか?と。
ジャミロクワイ知らん!
実際の釣りで、どう良かったか教えろ!
それでは実際にダイワ レガリス LT3000-CXHを使ってみてのインプレ(感想評価)をまとめていきます。
安いのにスゴイ!
マジで1万円以下 最強コスパ
のレガリスです。筆者の経験上、1~2万円程度のスピニングリールが「性能」・「デザイン」・「価格に対するパフォーマンス」の3峰が共に優れているコトが多いのですが、1万円以下で、性能面を重視するとレガリスが最強です。
ロッドも買わないとだから、リールは1万円以下じゃないと無理…
という方で、特にルアー釣りに興味がある方はレガリス一択。レブロスやらサハラなど、もう少し下のモデルでも候補がありますが、筆者の実釣におけるインプレではレガリスがオススメです。
ヒラメやシーバスといった、海釣りの人気ターゲットのあらゆる釣り方に対応していました(番手にもよりますが…)。
上の写真の時は、ちょっとロッドの選定をミスってヒラメを狙うには柔らかすぎるLクラスのシーバスロッドだったのですが、
まぁなんとかなるだろ
適当にリフト&フォールやってれば
とクルクル巻いて止めて、を繰り返してたら普通に釣れました。右も左も分からないような初心者でも、レガリスを選んでおけば失敗しないでしょう。巻き心地は圧巻。
なんといっても軽い!
自重が軽い!
というのも筆者がレガリスを推すポイントです。
筆者の購入した堤防ルアー釣りのおすすめモデル「LT3000-CXH」では、
レガリス | セルテート | |
自重 | 220g | 225g |
価格 | 1万円以下 | 5万円 |
といった具合。もちろん自重の軽さが全てではないのですが、5万円のリールと比較しても遜色のない軽さであることは間違いないです。
執筆時現在でも、特に1万円以下のスピニングリール界隈の中では圧倒的な軽さを誇ります。
軽いって、そんなにメリット…?
堤防ルアーキャスティングは、とにかく何度もキャストを繰り返します。その際、数gであっても軽い方が良い!というのがスピニングリールであり、事実 軽いリールの方が手首に負担が少ないです。腕力に自信のない方にもレガリスを一考していただきたいです。
ドラグ性能&音が良い!
金属的なドラグ音!
であり、魚の引きに追従する高性能なドラグ機能もレガリスの魅力。シーバスや青物などを楽しむ方は、とにかく聞き心地が良く、魚を逃がす心配が少ないので安心です。
初心者で
今まで4000円くらいのリールを使ってたんだけど
という方はびっくりするでしょう。ドラグ音が結構違います。
安い価格帯のリールとしてはドラグも良く、魚をバラしにくいように感じました。
ナイトシーバスでの静寂の中に鳴り響くドラグ音ったらね…
もう、スゴイのよ…。
餌釣りでも使える!
当然ながら餌釣りでも使える
ので初心者の方はご安心を。
サビキ釣りできる?
もちろん可能です。
基本スピニングリールなら大抵の餌釣りは可能です。今回、筆者が選んだ3000番程度でも十分快適にサビキ釣りやチョイ投げ釣りが楽しめたので、迷われている方は参考にしてみてください。
デザインが素晴らしく良い!
シンプルながらに洗練されている
デザインも素晴らしく良かったレガリスでした。
色味がパキッとしており、分かりやすくも派手過ぎない。シンプルながらに洗練されたように感じるデザインがグッド。黒&金を基調としたロッドが多いダイワなので、
ルアーニストや、
シーバスハンターなど、同価格帯のロッドとの相性が抜群に良かったです。
釣り初心者に超おすすめ!!
色々迷ったらレガリス
を選んでおけば間違いないです。
これまで本文でイロイロ述べたように、価格に対するパフォーマンスはレガリスが最強。耐久・剛性に関して言えば、数年(筆者は3年)使ってくるとあちこちにガタが来ているようですが、
それでも先日、オバケヒラメとの13分にも及ぶファイトに耐え、ぺにゃんぺにゃんなタモに足を引っ張られつつもドラグ性能が良い仕事をしてくれたので釣りあげるコトが出来ました。たしか巻いているPEが0.8号とかだったので、もう少し下モデルのリールだったらと思うとゾッとします。
ちなみにサイズは65㎝オーバー。
使ってるメジャーでは測りきれなかったです。
もっと長い、ちゃんとしたスケール持ってけや!
いや、筆者の行くポイントでは座布団ヒラメなんて一年に1枚見るか見ないかってレベルなんだもの…。利便性を考えると、第一精工の65㎝スケールで十分のハズだったんだ…。
というワケで、ダイワのレガリスについての実釣インプレでした。
ダイワ レガリス(LT3000-CXH)
タックル例
本当に初心者だから、ロッド(釣り竿)とかライン(釣り糸)についても簡単に知っておきたい!
という方に向けて、筆者が実際にレガリスと併用して使っているロッド、ライン、ルアーなどについて紹介しておきます。
8.6~9.6フィート台のM~MLクラス
レガリスLT3000-CXHと併用するなら、9フィート前後のM、またはMLクラスのダイワ製ロッドがおすすめです。先述しましたが、価格的にはルアーニスト・シーバスハンターあたりが丁度良いと思われます。
PEラインは0.8~1号がおすすめ
レガリスLT3000CXHに巻くなら、0.8~1号あたりのPEラインがおすすめです。
1.5号とかじゃなくていいの?
PEラインなら1号で十分です。
というのも、1号のPEラインの強度は20lb(ポンド)。約9.1㎏程度の強度があります。 レガリスの最大ドラグ力的に、1号以上のPEラインだとややオーバースペック気味だと思われます(たいていの場合は最大ドラグ設定は不必要ですが…)。
よく使うルアー
- ヒラメを釣りたいならワーム
- シーバスを釣りたいならシャロー系のミノー
を選ぶと良いでしょう。とくにワームについては、筆者の経験に基づくオススメラインナップや選び方を以下の記事で紹介しているので、是非 参考にしてみてくださいませ!
ダイワ レガリス
おすすめモデル
執筆時現在、レガリスのラインナップは12種類も。
どれを選んだらいいのか分からないんだけど…?
という方に向けて、簡単に選び方・おすすめモデルを紹介しておきます。よければ是非 参考にしてみてください。
ライトゲームに最適!
レガリス LT2000S-XH
モデル | LT2000S-XH |
ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力 | 5(㎏) |
自重 | 190(g) |
おすすめ対象魚 | バス・アジ・メバル等 |
- ライトゲーム向けハイギアモデル
です。アジングやメバリングなどの繊細な釣りに最適なスペックであり、大きさ自体は1000番と変わりません。浅溝スプールとなっていることもあり、必要十分なラインだけで済むのもおすすめポイント。
とにかく万能で色々使える!
レガリス LT3000-CXH
モデル | LT3000-CXH |
ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力 | 10(㎏) |
自重 | 220(g) |
おすすめ対象魚 | ヒラメ・シーバス等 |
- 最も汎用性が高い3000番台
- ハンドル一回転のライン巻き取り量が多い
ということから筆者が購入したのはLT3000-CXHです。本文でも述べたように堤防でのルアーキャスティングゲームで使い勝手が素晴らしく良く、万能に使えるので
堤防からヒラメとかシーバスとか色々やりたいかも…
という方にオススメ。エギングは勿論、湾内でのシーバス、本流でのニジマス・ヤマメ・アマゴ等のマス類と様々な釣りに対応可能なモデルです。
ショアジギングを楽しむのであれば!
レガリス LT5000D-CXH
モデル | LT5000D-CXH |
ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力 | 12(㎏) |
自重 | 250(g) |
おすすめ対象魚 | シーバス・ヒラメ・青物等 |
- 10フィート以上のロッドに最適
- ハイギア&巻き取り量が非常に多い!
ということから、ライトショアジギングに挑戦してみたい方はレガリス LT5000D-CXHがおすすめです。ハンドルノブがT型なことから、ライトショアジギングなどで使っている方はハンドルノブをカスタムしている方も多いです。
間違いなくコスパ最強!
レガリス インプレ総括
コスパ最強のスピニングリール
という評価に相応しいダイワのレガリスでした。
本文で述べたように、
- 格好良いデザイン
- エアローター、ATD、タフデジギア搭載
- 1万円を切るスピニングリールとしてはコスパ最強
という点が特におすすめなポイント。
1万円以下でコスパが最強のリールを選びたい!
という方は是非!
それでは!
合わせるなら!
もうロッドは選びましたか?
まだであれば是非、レガリスに良く似合う「シーバスハンター」も一考なさってください。初心者はもちろん、中級者以上の方でも満足していただけるロッドだと確信しています。
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