とてもいっぱいある
ジグヘッドですが、アシストフックが最初から搭載されているのは珍しいのです。
自分で買いそろえた方が安いのでは…?
ぐうの音も出ない正論ですな。
そらそうよ。自分で揃えた方が安いのは間違いないんだけど、色々調べて購入するのは面倒なんです。筆者は早合点して行動する節があるため、この前 ヒラメシャフトを選んでみたら小さくて使い物にならないというミスが発生しちゃいました。
で、今回 意を決して買ってみたのがジャクソンのフィネスヘッド。
というワケで今回は『 フィネスヘッド』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
フィネスヘッド
どんなジグヘッド?
まずは簡単なスペックを。
ジャクソン
フィネスヘッド
メーカー | ジャクソン |
自重(g) | 0.6/0.9/1.3/1.8/2.7 |
個数 | 5個 |
コスパ |
|
おすすめ度 |
|
より身近にフィネスを追求
ハードプラグでは見切られるがジグヘッドワームを入れると即座にバイトした経験、ありませんか?やはりソフト素材のワームはスレた魚に抜群の効果を発揮します。近年では10g前後のジグヘッドを使用してのフィネススタイルが注目されるようになりました。この釣りを成立させる為にはヘッド部分が重要な役割を占めており、ワームを装着した状態での飛行姿勢・飛距離・泳ぎの安定感、サーフで使用する場合では底切りの早さ・レンジキープ能力・水平姿勢などの要素が必要になります。フィネスヘッドは、ヘッド下部分に窪みを設け水流を噛む事で泳ぎの安定感と水平姿勢を実現、ヘッドの断面形状を三角形にする事で上部の水抜けを良くし、底切れの早さとレンジキープ能力を獲得しています。鉛の重量配分により飛行姿勢を調整し、飛距離を稼ぐ事が可能となりました。
フィネスヘッド 実釣インプレ
実際に フィネスヘッドを使ってみての所感、評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
『飛距離』について
まぁ普通…
な飛距離でした。
特段、飛ぶわけでもなければ飛ばないワケでもなく…。
安定感はあると思うのですが、飛距離はそこまで伸びにくいようです。
『フック』について
フック貫通力の高さ
は流石でした。上のような40㎝にも満たないシーバスの捕食ではジグ単のフックにかけられないことが圧倒的に多いのですが、流石はアシストフック付きジグヘッド。
魚を掛けたらバラしにくい自由度の高いトリプルクレンを採用しているフィネスヘッドであり、バラシが圧倒的に少なかったです。
ちなみに根掛かりが有るようなポイントでは上部アイに装着することで、安心して攻める事も可能。場所ごとに使い分けることで、根掛かりリスクも軽減してくれるでしょう。
『フック強度』について
50㎝程度なら問題なく
抜き上げられました。まぁヒラメの50㎝は1㎏程度なので、そこまで信頼度が上がるわけではありませんが、アシストフックも#8を採用されているのでサーフ・堤防で使う分には強度的には十分すぎるでしょう。
『ワームのズレ感』について
ワームキーパーが小さいので心配でしたが、まぁワームのズレは少なかったです。
本当か?
メーカーに忖度してないか…?
してないしてない。
バルトやパワーシャッドのような高強度のワームなら数回釣っても特に手直しすることなく使えました。
あとは使用するワームの材質にもよりますが、多分、ワームのズレはそこまで気にならないと思います。
超簡単!
フィネスヘッドの使い方
具体的に、どうやって使えば(動かせば)いいの?
という方に向けて、フィネスヘッドの使い方を紹介していきます。
使い方①:基本はただ巻き!
基本は巻いてくるだけです。
ただゆ~~~~っくりと巻いてくることだけでも十分にヒラメにアピールさせることが可能。活性が低い4月前後のシーズンではヒラメに警戒心を与えずに、捕食にも失敗がないようにするためにも有用(な気がします)。
下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。注意点として、底をずる引きしないようにすることだけ。それでも釣れるのがフィネスヘッドの素晴らしいところですが、やはり根掛かりリスクが格段に上がりますし、少し底から浮かせた方が釣果は高いです。
底をずる引きしてるって、どうやったら分かるの?
竿先にゴンゴンゴン!と海底を叩いてしまっている感触が伝わります。その場合はルアーを泳がせるスピードが遅い(=ルアーの沈下速度よりも遅い)というコトになりますので、リトリーブ速度を上げましょう。
使い方②:リフト&フォール!
ただ落とすだけよりも長時間 アピールさせられるのでジャーク&フォールもフィネスヘッドを使う上では是非 試していただきたいところ。
なんでアピールさせられる時間が長いの?
軌道が長いからです。
ただ落とすだけならワームは底方向に垂直に沈むだけですが、ある程度の水深まで巻いてやり、そこからテンションフォールをさせることでフィネスヘッドを放物線上に落とすことが出来ます。
やり方としては、着水後にリールのベールを返し、ラインが出ないようにするだけ。これだけで、竿先を始点にしてフィネスヘッドは放物線を辿ります。着底したら、数回リールを巻いて、再度 着底を待ちましょう。この繰り返しです。
ホントに釣れるのかよ?!
いればほぼ確定で釣れます。というか、ここ最近で筆者がフィネスヘッドで釣るときは大抵リフト&フォールです。ヒラメに視認させるためにも、リフト&フォールも積極的に行いましょう。
フィネスヘッド
おすすめモデル
選べる自重は10~14g。
という方に向けて、簡単におすすめモデルを紹介しておきます。
フィネスヘッド 14g
サーフでは『フィネス』に分類されるそうですが、堤防釣りでは超基本的な重さだと思います。いそうな場所を、できるだけゆっくりと通したいときにも超使いやすいサイズ・重量感なので、迷ったら是非 検討してみてくださいませ。
10gとか12gじゃダメなの…?
そういうわけではありませんが、堤防やサーフで使うロッドといえば9フィート以上のM、MLクラスなので、ある程度は自重が合った方がロッドに重さを乗せられるので飛距離が出せると思います。あなたの釣りに合ったサイズを選んでくださいね。
フィネスヘッド
おすすめワーム 3選
フィネスヘッドと一緒に使って釣果が出たルアーが以下の通り。
マーズ R-32
オフシーズン以外では定価で買うことが困難なほどの大人気ワームです。もとはシーバス狙いに開発されたっぽいですが、ヒラメをはじめとするフラットフィッシュや根魚でも大活躍。ナチュラルな微弱ロールとリブから発する水流がカタクチイワシそのものの波動を生み出しているらしく、タフコンディション(アピール力の強いワームでは食ってこないような状況)でも釣れるワームです。
エコギア バルト
大きな尻尾と平面ボディによって高い波動とフラッシングを獲得したニュータイプのシャッドテールワームです。安定してナチュラルかつハイピッチなローリングアクションを繰り出し、かつ他のシャッドテール系ルアーとは異質の波動を生むことでバイトを誘発します。ヒラメの実績多数有り。
ダイワ ミドルアッパー
R-32に比べてどこの釣り具屋でも取り扱っているので、欲しいときに買えるお手軽さも良かったです(てかR-32売ってなさすぎだろ…)。シーバスはともかく、ヒラメは適当に投げてもボトムをしっかり取れば釣れるピンテール系ワームです。
フィネスヘッド
インプレ評価:総括
流石はアシストフック付き!
といったところのジャクソン フィネスヘッドでした。
ジグ単に比べてやや高いですが、それでも
貴重な一匹を確実に仕留めたい!
という方には最適でしょう。やはりアシストが付いてることで、ヒラメに関しては捕獲率が超上がった感があります。というか、今のところバラシゼロ。シーバスだろうがヒラメだろうが、アシストフックがマジで効果的に作用してくれています。
ちょっと高いですが、気になった方は是非!
以上、 フィネスヘッドについてのインプレ評価についてでした。
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