35話 信じる心

引用:helck 4巻 35話

 

話は帝国軍の諜報員アスタの侵入した人間達の城内から。

勇者達、だが仲間意識は薄いようで言い争いが絶えない様子。

 

引用:helck 4巻 35話

 

何やら気がかりな発言もあったのだが、今日の会議は終了とのこと。

 

 

引用:helck 4巻 35話

 

 

ん?

 

 

引用:helck 4巻 35話

 

 

 

?!!

 

という35話。

 

どうするんだ、アスタ!!?

 

 

 

36話 ヘルクの過去 Ⅰ

引用:helck 4巻 35話

 

星を頼りに進む方向を見定めているのか、それとも昼間の猛烈な熱さ対策としてか砂漠の夜に歩を進めるアンちゃん一行。

 

キャンプ地を決めて、休むことにしたがヘルクはアンちゃんに話したいことがあるそうだ。

 

 

そして、

引用:helck 4巻 36話

 

ヘルクが見せたのは、“勇者殺し”の異名を持つ刀の刀身。

ヘルクは“勇者”である。そんなヘルクが“勇者殺し”の剣身をアンちゃんに預けたいと言う。

 

 

これにはアンちゃん

引用:helck 4巻 36話

 

大慌てで自身の抱いていた疑心を打ち明け、剣身を引き取るのを断った。

 

 

しかし、ヘルクが勇者殺しをアンちゃんに渡したいのは別の理由があるそうだった。全くの謎だったヘルクの過去について、人間の国で起こったことについてヘルクは語りはじめる。

 

 

 

37話 ヘルクの過去 Ⅱ

引用:helck 4巻 37話

 

そんなワケで始まったヘルクの過去編。

 

ヘルクの両親はというと、突然現れた魔物から村を守ろうとして亡くなってしまったらしい。

頼れる人のいなくなったヘルクだが、4つ年下の弟がいた。

 

引用:helck 4巻 37話

 

弟だけは守ろうと決意したヘルクは王都に移る。

 

行き場のないヘルクは必然的にスラム街に住むことになるだが、そこで待ち構えていたのは貴族達のイジメ、そして子供2人には過酷すぎる貧困だった。

 

 

が、ヘルク達兄弟は逞しく生きていた。

引用:helck 4巻 37話

 

王都全体が不況の中、自力で仕事をもらって食い扶持を確保していたり、ちょっとした貯金もしていた。立派過ぎる…ヘルク見てると自分の矮小さを実感してしまう…

 

 

万事快調、というわけではないが倹しく健気に生活していた2人。

しかし、突然 弟のクレスが体調を崩してしまう。

 

 

引用:helck 4巻 37話

 

町医者に頼めば『どこで金を盗んだ?』と疑われ、道行く人達からは心無い言葉を投げられる。

 

 

引用:helck 4巻 37話

 

そんなヘルク達を救ったのは、、

 

 

 

38話 ヘルクの過去 Ⅲ

引用:helck 4巻 38話

 

命からがらに助かったクレス。

剣の修行に励み、小隊長ながらにも国の英雄的な存在になっていた。

 

 

引用:helck 4巻 38話

 

 

ヘルクはというと、

引用:helck 4巻 38話

 

城壁修理工として働いているらしい。そんな筋肉して修理工っておま…

 

 

引用:helck 4巻 38話

 

クレスは王都の戦士として、各地に遠征をしているようで多忙。

というのも最近、国の各地で魔物が大量に発生しているからだ。

 

国は正規の軍隊だけては対応ができなくなったので、徴兵制のように若く健康な男子を集めて小隊を編成して、各地の魔物狩りに駆り出した。ヘルクも勿論 魔物討伐隊に招待される。

 

 

ヘルクの遠征先は国境付近の山岳地帯。

死亡率は低い、とされている魔物討伐でヘルクが目にしたものとは…

 

 

 

39話 ヘルクの過去 Ⅳ

引用:helck 4巻 39話

 

遠征先で出会ったのはエディル。国境付近にある町の領主の息子である。

 

 

ぞして誰一人死傷者を出すことなく完遂できるかと思われた魔物討伐で遭遇したのは

 

引用:helck 4巻 38話

 

新世界生物。

 

 

ヘルクは勇者の自覚はないどころか剣術もまともに習ったことのない、いわば戦闘初心者だ。が、味方を逃がすだけの時間を稼ごう、と考えたヘルクは新世界生物の攻撃に耐えることにした。

 

引用:helck 4巻 39話

 

で、、

 

引用:helck 4巻 39話

 

えぇ…

 

武術の心得がないヘルク。ただひたすらに、がむしゃらに殴りかかる。Lv50程度の戦士達が数人がかりで戦う新世界生物とステゴロ…

 

 

そして、

 

 

引用:helck 4巻 39話

 

 

……

 

 

 

 

39話 ヘルクの過去 Ⅴ

エディルの町にも魔物から攻撃を受けていた。が、町を守る討伐隊は壊滅状態。

指揮官も部隊長も死んでしまった討伐隊は撤退を余儀なくされる。そんな中、領主のエディルが困り果てているところにヘルク

 

引用:helck 4巻 39話

 

ちなみに、このときエディルにもらったマントが現在 ヘルクが身につけているマントである。

 

 

町に戻った2人が目撃したのは戦火に包まれながらも鮮やかな剣技で魔物を討伐する女兵士の姿。

引用:helck 4巻 39話

 

 

名前はアリシア。

引用:helck 4巻 40話

 

傭兵団のリーダーで、ある聖剣を携えた強者である。

 

 

ヘルクは傭兵団の一員となって町を魔物から守ることになった。

 

引用:helck 4巻 40話

 

忙しくも充実した日々。

 

引用:helck 4巻 40話

 

エディルが素直すぎる。

 

 

引用:helck 4巻 40話

 

 

 

しかし、依然 魔物の数は減ることなく、各地の被害は増え続けた。

そんな苦境の中、王国は魔物の根源を魔族の仕業と考え、魔王討伐を決行することに。

 

 

 

41話 ヘルクの過去 Ⅵ

引用:helck 4巻 40話

 

討伐隊のリーダーとなったのは勇者クレス。

 

 

目的の魔王ウルムの討伐には成功。

引用:helck 4巻 41話

 

しかし、戦いの代償としてか自身の体もボロボロになってしまった。

 

……

 

これで魔物の数は減少するはず…

誰もがそう考えたが予想は大外れ。今まで以上に多くの魔物が群れをなして王都を目掛けて押し寄せてきた。

 

 

引用:helck 4巻 41話

 

不安に陥った民衆は満身創痍のクレスを出陣させろ、と半ば暴動のようになっていた。

 

 

引用:helck 4巻 41話

 

そんな光景を見たヘルクは…

 

 

Helck 4巻の考察と感想

というわけで、helck4巻についてだった。

いよいよヘルクの過去編がスタートした。

これまでよりもシリアスが増えるが、ギャグはこれまで以上に冴えわたるので更に充実していくのがhelckである。

 

 

 

まだhelck(ヘルク)を読んでいないって方はネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 helckが全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。絵の迫力と感動がネタバレサイトに落ちてる画像なんかとは比べ物にならないくらい素晴らしいぞ。ギャグなんて、拾いきれないから書いてないだけで、本編は何十倍も面白いからな。

 

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最後に

「面白くないコンテンツには金を払う必要はありません。これがネットの自由なんです」
と高らかに言っていた違法マンガサイトがありました。
しかし漫画を楽しむ読者がお金を払わなくなってしまったら、漫画家はどうやって生活すればいいのでしょうか? 『面白いマンガ家だけが生き残ればいい』、と言う人もいますが、誰しもが一発目から面白いマンガが描けるのでしょうか。
苦しい生活の合間を縫って やっとの思いで頑張って仕上げたマンガが違法アップロードサイト、ネタバレサイトで公開されてしまって、漫画家には一銭のお金も入らない状態で作者さん達はモチベーションを保てるのでしょうか?
実は、僕がhelckのコミックスを購入したのは連載が終了してずっと経ってからです。書店で『あ、懐かしいな』と思って購入したhelckは色褪せておらず、今読み返してもしっかりと面白いファンタジー漫画の名作です。
そんなhelckですが、あのとき、僕が一冊でも購入していれば もっと長くHelckを読めてたのかも…と考えると後悔、そして作者での申し訳なさが募ります。
漫画に払うお金(それも600円とか微々たるもの)は、あなたが将来 『Helck』のような傑作を楽しむための投資のようなもの。
自由って言葉を履き違えないようにね。
読者の行動一つでマンガの未来が変わってしまうかもしれない現在です。そのことは留意しておいてください。
最後まで読んでくれてありがとう。
それでは
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