- とにかく安い
- 色々な魚種を狙える
- 10年以上前から第一線で活躍してる
と、とにかく大人気。根強い人気で初心者から上級者まで幅広いアングラーが一軍ワームにラインナップしているのが『パワーシャッド』というワームです。
ハードルアーにこだわっている友達からすれば
やら
だのワケわからんイチャモンをつけられるくらいには釣れるのがパワーシャッドというワームの凄さです。
というワケで今回はパワーシャッドについてのインプレ記事!
もくじ
エコギア パワーシャッド
スペック&インプレ
「パワーシャッド」最大の特長は、フィッシュイーターの捕食本能を強烈に刺激する”ボディサウンド”。逆三角形にデザインされたテールと、張りの強い硬めのマテリアルが生み出す圧倒的波動が、ボディを揺さぶり力強いウォブリングアクションを発生。その波動は広範囲のフィッシュイーターを惹き付け、テンポ良いゲーム展開を可能にします。フラットフィッシュ、ロックフィッシュ、シーバス、タチウオをはじめ、あらゆるフィッシュイーターに対して絶大な効果を発揮する、ハイアピールシャッドの決定版です。
引用:エコギア
エコギア パワーシャッド
サイズと個数
- 4インチは7個入って650円程度
- 5インチも7個入って650円程度
- 6インチは5個入って800円程度
となっています(執筆時現在)。
と、パワーシャッド愛用者の方に悲報。店頭から姿を消して久しかったパワーシャッド3インチですが、どうも現在は生産していないそうです…。小型根魚まで簡単に釣れちゃうから日本釣振興会から圧がかかったんでしょうか……。残念。。
エコギア パワーシャッド
基本的な使い方(ジグヘッドの場合)
ジグヘッドにつけるときはパワーシャッドの首を切りましょう。シルエットが一層、魚っぽくなります。サイズもちょっと小さくなることも相まって、小型根魚も効果的に釣り上げるコトが可能。
エコギア パワーシャッド
基本的な使い方(アクション)
ご覧のようにフィッシュライク(魚っぽい)デザインをしているパワーシャッド。
小魚のように尻尾のテールがパタパタと動きます。
底のズル引きでも使えますが、中層以上も狙えることからアイナメの他、クロソイやハタ系の魚にも使えたりと、汎用性が非常に高いです。基本的なアクションとしては以下の2つをメインに使用されている方が多いです。
スイミング
ただワームを引いてくる使い方です。
- 初心者でも簡単に出来る
- 活性の低い魚にも効果的
ということから非常におすすめの釣り方となっています。ボトム(海底)をとってからゆっくり巻いてくる『ボトムズル引き』という釣り方が特にね魚やフラットフィッシュ(ヒラメなど)に効果的。唯一のデメリットとしては根掛かりしやすいことですが、まぁ、それは、根魚釣りでは避けられないことなので…
リフト&フォール
底のズル引きと比べると若干 大変っぽく感じますが、根魚釣りのリフト&フォールでは
- 竿を持ち上げる(仕掛けをリフトさせる)
- 着底まで待つ(フォールさせる)
- 着底したら竿を下げてラインを張る
- 繰り返し
という感じの動きとなっており非常に簡単です。フォールさせているときに喰ってくることも多いので、『くるか…?くるか…?』と待っている感じも楽しいのでおすすめです。上のように竿を持ち上げるやり方と、リールの巻き止めによるやり方があります。
スイミング(ボトムズル引き)は『横の釣り』
リフト&フォールは『縦の釣り』
と形容されることがあります。どちらにも長所と短所がありますので状況に分けて使い分けると釣りが更に楽しくなりますよ!
パワーシャッドと相性の良いジグヘッド
筆者がパワーシャッドと合わせて使っているジグヘッドは以下の2選です。そのほかのジグヘッドでも問題なく使えると思いますが、コスパが非常に高いジグヘッドなので是非 検討してみてくださいね。
エコギア(Ecogear)
イワシヘッド
メーカー | エコギア(Ecogear) |
自重/フックサイズ | 7-#1,2,1/0 11-#1,2 14-#1/0 |
個数 | 7g-4個 11g,14g-3個 |
コスパ |
|
おすすめ度 |
|
- フックサイズが小さめ
- 歴史のあるロングセラー
- コスパ最高レベル
低重心で、中層のスイミングからボトムバンプまで対応。シーバス、カサゴ、ソイ、ヒラメなど幅広いターゲットを狙えます。フック全体にニッケルメッキ加工を施してありますので、サビに強く頑丈という点も◎。ヘッドサイズに比べ小さめのフックを配したデザインにより、4インチ程度のソフトルアーを従来のジグヘッドでは送り込めなかった領域へ送り込むことができます。
もう少し飛距離が欲しい方、サーフでのヒラメ釣りにはサーフヘッドが最適でしょう。
OWNER(オーナー)
カルティバ 静ヘッド
メーカー | OWNER(オーナー) |
自重/フックサイズ | 7g.10g-#2/0 12g.14g-#3/0 16g.20g-#4/0 24g.30g.36g-#5/0 |
個数 | 14g以下/4個 16g.20g/3個 24g以上/2個 |
コスパ |
|
おすすめ度 |
|
- ルアーウェイトの豊富さ
- 歴史の古いロングセラー
- コスパ最高レベル
ナチュラルサイレント仕様。とても「静かに」ナチュラルにアプローチ可能なジグヘッドです。シンプルですが一切の手抜きはなく、静のために一からデザインしたSW専用フック使用。もちろん水中での水平姿勢維持や、フルキャストでの飛距離も万全。ウェイトのバリエーションも豊富で、
というときに最適な『16g』が揃えられてたりします。コスパも最高レベル。ヒラメ釣りに間違いなく有用なジグヘッドです。
パワーシャッド インプレ:
おすすめポイント5選
実際に使ってみて感じた、パワーシャッドのおすすめポイントを5点に絞って紹介してみます。
パワーシャッド:おすすめポイント①:
なんといっても『安さ』!
4インチ(100mm)であれば650円前後で7個入り。。
一個あたり90円という安さ
はパワーシャッドの大きな特徴と思います。いかにバイブレーションやミノーが安くなろうと、この価格の壁は超えられないでしょう。安さが全てではないですが、
思ったときは、『安さ』も重要なファクターです。
ルアーの安さ=際どいポイント(根のキツイ岩礁帯など)を攻められる強さ
と考えて間違いないでしょう。根掛かりのリスクは高いけどだけど魚の居着くような好ポイントを攻めることが出来る、という利点をパワーシャッドの安さが可能にしてくれます。結果 他の高価なルアーに比べてなんら遜色のない(むしろ釣れているくらい)実績が高くまっせ。
パワーシャッド:おすすめポイント②:
ゆっくり巻きでもテールが微振動!
ゆ~~っくり巻いてもアクションしてくれる!
というのもパワーシャッドのおすすめポイントです。感触としては、1秒間に30㎝程度をリールを巻けばテールがピロピロピロ…!と泳いでくれました(4インチの場合)。
- 根のあるポイントをゆっくりと攻められる
- 軽いジグヘッドでの低速リトリーブも可能
- 活性の低い魚にも効果的
と、非常に汎用性が高いパワーシャッド。低活性のアイナメなどを狙う際などに重宝しているのがパワーシャッドの流速スペックの高さだと思います。
パワーシャッド:おすすめポイント③:
カラーバリエーションの豊富さ!
41種類という色のバリエーション
もパワーシャッドの特徴でしょう。状況や魚種によって、様々なカラーを使い分けることも可能で楽しいんです。
カラーはグロウ系やチャート系、ホログラム系にナチュラル系などよりどりみどり。また色のバリエーションだけではなく、UV発光や夜光というエコギアワームの特徴的な強みもあります。簡単に解説しておきます。
日中の釣りで大活躍!『UV発光』
という使用者のインプレが多々あるのが、パワーシャッドの独自カラーです。
これは太陽光のある日中に、パワーシャッドに紫外線を浴びせることによってルアーが光の届きずらい海底付近でも上の画像のように発光する仕様となっています。
夜間の釣行におすすめ!『夜光』
光を蓄光させるによって、パワーシャッドが発光するという仕様が『夜光(やこう)』です。
ボディアクションという基幹的なアピールに加え、視覚的にも魚にアピールすることができます。また夜間釣行では『見易さ』も重要になってきます。
と悩む方におすすめ。個人的には夜に狙ってもあまり釣果の芳しくないヒラメやアイナメですが、パワーシャッドでなら何匹も釣ったことがあります。確認したわけではありませんが、暗い水中でも活躍してくれているんだと思います。
パワーシャッド:おすすめポイント④:
繰り返し使える『耐久力』の高さ
他のワームよりも頑丈に作られている
というのもパワーシャッドのおすすめポイントです。何度 堤防にぶち当ててもソフトラバー製のパワーシャッドはノーダメージ。ジグヘッドが劣化するだけで、パワーシャッド自体はなんらダメージを受けないんです。R32とかに比べると非常に頑丈な気がします。。
しかしヒラメや太刀魚などの刃の鋭い魚が釣れた場合は流石に多少はダメージがあるようなので、その際はパワーシャッドを確認しておきましょう。ボディをやられるとテールの動きが悪くなる気がします。
パワーシャッド:おすすめポイント⑤:
使ってる人のインプレも軒並み高い!
エコギアパワーシャッドでの実績
パワーシャッドではイシモチやシーバスなどの底モノの魚以外も満遍なく釣れるのですが、やはり底付近に生息するヒラメやカサゴ、ソイ系やアイナメなどに非常に有効なワームだと思います。
いくつか釣れたときの記事を紹介しておきます。
釣り方などや、その日の天候 潮の状況なども詳しく書いていた記憶があるので、良かったら是非参考にしてみてくださいね(だいぶ前の記事なので、文章は雑です、ごめんね!)
おすすめサイズ・カラー等!
パワーシャッドの選び方
どのカラーでも釣れると思いますがパワーシャッド歴の長い筆者のおすすめサイズとカラーを紹介しておきます。
パワーシャッドのサイズについて
サイズは上の動画で釣りのプロフェッショナル田辺哲夫さんが言っているように 大きいパワーシャッドの方が大物はかかります。ただ、その分 小さな魚は見向きもしなくなることが多いようです。
しかし、小さいパワーシャッドだからといって大きい魚がかからないかといえば、そうでもありません。というわけで、私が皆様に強くお勧めするのは、、、
バランスの良い『4インチ』がおすすめ!
3インチは絶版になったぽいのもありますが、そうでなくてもサイズは4インチがおすすめです。
先述したように、首を切ってジグヘッドに付けた4インチサイズであれば、25㎝くらいのソイでも30㎝くらいのヒラメでも捕食を仕掛けてくるので、
- とりあえず一匹は釣りたいという方、
- そもそもワームが初めての方
には4インチが特におすすめです。小見出しで書いたように比較的小さい魚も釣れて、なおかつ飛距離を出せるジグの大きさにフィットするのでバランスが良いサイズとなっております。
大物狙いには『5インチ以上』がおすすめ!
5インチ以上はひたすらに船釣行や大物を狙う人におすすめです。
6インチのパワーシャッドとなると、適応ジグヘッドも35グラムとかになるので 飛距離が期待できます。また大きい分 アピールも強いので 他の釣り人が攻めきれなかったポイントにいる大型の魚を一網打尽にできたりするので、5インチ以上のパワーシャッドでしょう。
よく分からない方に!
パワーシャッド おすすめカラー
カラーについては
- ナチュラル系
- グロウ系(夜光タイプ)
- ラメ系(キラキラと輝くタイプ)
の3つを揃えておけば間違いないと思います。
各種、それぞれいくつも種類があって選ぶのが大変だと思います。お節介ながら、実際に筆者が使っていて好釣果を叩き出しているパワーシャッドおすすめカラーを幾つか紹介しておきます。
夜間、マズメ時に強い『グロウ系』!
筆者が一番 多用するのがグロウ系のパワーシャッドです。
夕マズメや、人の撤収した後から釣りを始めることが多い筆者です。そんな夕方から夜間の釣りにおいてグロウ系、特に『010 パールグロウ(夜光)』というカラーだと視認性が抜群に高くて見やすいということがまず一点。
その次に、パワーシャッドの強みとして紹介した『夜光』という機能が特に気に入っています。ライトで照らすことによって蓄光、パワーシャッド自体が発光するので魚へのアピールとしても効果的となるんです。とりあえず持っておくカラーとしても『010 パールグロウ(夜光)』は超おすすめ。
『102 グロウ(夜光)/ ピンクバック』というカラーも釣果は高いです。
日中のヒラメに特に強いラメ系 常磐プレシャスオレンジ
一番 ヒラメを釣っているのは先述したパールホワイト、ミッドナイトグレイ、ピンクバックというカラーですがが、デイゲーム(日中)のヒラメ釣果が高いのは『常磐プレシャスオレンジ』でしょう。
ラメ系のパワーシャッドは日中での釣果が良く、クロソイやアイナメなどの根魚をはじめ 色々な魚種を狙うことができます。日中にヒラメを狙うのであれば、ラメ系が特に効果的だと思います。
赤金も有効ですが、最近はプレシャスオレンジをよく使っています。
透明度がある状況は 『ナチュラル系』!
水が透き通っているときはやはりナチュラル系のカラーが強いです。
個人的に高実績なのが『パール/スモークシルバー』というカラーです。ほぼワーム初心者の父ですらヒラメやらアイナメを釣り上げられるカラーでもあり、信頼度は抜群。店頭では最近めっきり見なくなったカラーになったので残念です…
101 パールホワイト / ブルーパールバックというカラーも良いです。
水が濁っているときに『イワシ・白系』カラー
前日に雨が降ったりして水が濁っているときに有効なのは『168イワシ』というオールドモデル。最近ではUVバージョンのイワシカラーが出ましたが、それでも絶大な人気を誇るのが168イワシというカラーです。
また濁っている水中で目立つのか、325 UVパールゴーストという白系のカラーも実績が高いです。筆者の場合、名前に惹かれてうっかり購入したパワーシャッドですが、今でも私の一軍ルアーとして活躍してくれている。正直 白系ならどれも強力だと思うので、それぞれにあったホワイト系のカラーを選んでほしい。
ワームに迷っている方は是非!
パワーシャッドのインプレ:総括
コスパ |
|
耐久力 |
|
釣れ度 |
|
おすすめ度 |
|
というわけで異常なまでのコスパの高さを誇るワーム界の貴公子、パワーシャッドについてのインプレでした。
何度も言うように、初心者でも簡単にヒラメ・根魚を釣れるようなアピールの強さは勿論、根掛かりを恐れなくていいような安さとタフネスが売りのワームがパワーシャッドです。
- いまだにヒラメを釣ったことのない人
- ワームに興味がある人
- とにかく魚を釣りたい人
に超おすすめです。
ルアー釣りが全く分からない素人・初心者の方でも、とりあえず投げて着底。ゆ~~っくり巻いているだけでもヒラメやアイナメなどの高級魚が釣れます。いれば釣れます。釣れなかったらいない!と判断して間違いないくらいの信頼度なので是非!
それでは。
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