小型クーラーボックス
を検討されている方にオススメしたいのがシマノの『フィクセル』シリーズ。価格はお手頃ながら、保冷力やサイズ感などが堤防釣りには丁度良く、入門用のクーラーボックスとしても人気。筆者が選んだライムグリーンモデルはネットだと安く買えたりする、というのもGOOD。
というワケで今回はシマノのフィクセルライト(17L)について。
保冷力とかサイズ感とか、よく分からん…
ホントに自分に必要か分からん…
という方に向けて、実際に使用した感じ(インプレ)について詳しくまとめていきます。よければ参考にしてみてくださいませ!
もくじ
シマノ(SHIMANO)
フィクセルライトとは
まずは、スペックなどについて紹介します。
シマノ(SHIMANO)
フィクセルライト 22L
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 35 |
容量 | 22L |
外寸(22Lモデル) | 53×30×33㎝ |
内寸(22Lモデル) | 39×21×25㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.85
|
- 軽いのに座れる
- ワンアクション水抜き
- 両開き・取り外しできるフタ
ひとり・ふたり程度のライトゲームに最適なシマノのフィクセルライト。ICE値も十分すぎるくらいであり、価格帯もお手頃。
一人~二人程度のライトゲームに最適!
シマノ フィクセルライトの特徴
筆者が購入前
これ、いいなぁ…
と思ったシマノ(SHIMANO) フィクセルライトの機能を簡単に紹介しておきます。
安心の『シマノ(SHIMANO)』
釣り業界では知らない人はいない有名ブランド『シマノ(SHIMANO)』のクーラーボックスです。
ダイワかシマノで非常に迷いましたが、そういえばこの前ダイワのクーラーボックス(クールラインキャリー)を購入していたので今回はシマノに決めました。良く分からないメーカーの安物ではなく国内ブランドなので、キチンと修理まで請け負ってくれるのは安心です。信頼度、という点では極めて高いシマノ(SHIMANO)のフィクセルライトです。
フィクセルシリーズで最も安い!
こちらがフィクセルシリーズ(17L)の概要です。
販売価格は楽天やAmazon、Yahooショッピングを参考にしています。
(フィクセル) | ライト | ベイシス | リミテッド |
販売価格 | 13000円 | 18000円 | 27000円 |
断熱構造 | 発砲ポリスチレン | 発砲ウレタン | 3面一体型真空+発砲ウレタン |
ICE値(保冷力) | 35h | 43h | 50h |
一番安かった
というのが筆者的には大きかったです。
基本的には日帰り釣行しかしない筆者にとってはフィクセルライトで十分。
ベイシスの方が保冷力強いよ?
という知人もいましたが、まぁね、安い方で済むなら安い方で良いんです。筆者は焼肉といってハムを食べる男です。価格、目的に見合ったクーラーボックスを選ぶのが絶対にベストですが、普通の堤防・船釣りであればフィクセル『ライト』シリーズで十分だと思った次第です。
サイズ感について
横内寸は30㎝ちょっと。
釣りの一つの指標ともされる尺(30㎝)サイズの魚の横置きが可能です。
縦内寸は19㎝くらい。
上方向の内寸は24㎝くらい。
先述の通り横に30㎝くらいあるので、サビキ釣りで釣れるアジなどであれば爆釣してもすんなり収納できるでしょう。
シマノ フィクセルライト
実釣インプレ
それでは実際に、シマノのフィクセルライトを使用してのインプレ感想を紹介していきます。
正直サイズは超迷ったのですが、
ぶっちゃけ17Lじゃなくって22Lで丁度良い気がするんだけど、17Lの方がネットだと安いんだよなぁ…
ということで17Lモデルを選びました。構造的には他モデルと構造的には一緒なのでサイズ感はともかく、フィクセルライトを検討している方は参考にしてみてください。
ライトゲームに最適なサイズ感!
アジ・メバリング・堤防釣り
に丁度良いサイズ感に思われたフィクセルライト(17L)でした。
この前、上の写真のような感じで良型メバルがポンポン釣れました。
内訳としては
- メバル(32㎝×1 25㎝前後×5)
- クロダイ(32㎝×1)
だったのですが、
すんなり収納できました。
アジやメバル、そのほかサビキ釣りなどで狙うような魚であれば大抵OKでしょう。爆釣しても問題なく収納できるサイズ感になっていました。
12Lか17Lで迷っているんだけど…
ここら辺は考え方にもよりますが、個人的には12Lモデルでもライトゲームには使えると思います。晩酌用のアジしか持ち帰らない人なら12Lで十分すぎます。ただし、他の人と釣りに行くことがあったり、大型のサイズが釣れた時にも安心して使いたいのであれば17~22Lモデルをオススメしておきます。
上蓋が両開き!
洗いやすい&取り出しやすい!
と感じるのがフィクセルライトの上蓋。
5000円以下のクーラーボックスでは上蓋が取り外せないことも多いです。しかし、流石はシマノ。釣り用のクーラーボックスということもあって、パッカリと外すことが出来ます。
そんなに恩恵ある?外せなくても良くない?
外せた方が洗いやすいというのが筆者の所感です。
15Lを超えるサイズは一般的な家庭の洗い場では非常に洗いにくいです。蓋が取り外せないようなモンなら、何かしらの拍子で上蓋がバターン!!と閉じるため、とんでもなくイライラします。
そんなことからも、上蓋が両開きであることのメリットも有難いシマノのフィクセルライト。どちらからでも開けるので便利だったりしました。
保冷力には、まぁまぁ!
8月某日、朝マズメから使って、夕方には上のような感じの氷量になっていました。普通の氷ではなく、塩分を含ませておいたスーパー保冷氷だったのでもう少し残ってくれる予定でしたが、保冷力はまぁまぁでしょう。
何度もカパカパ開けなければ、もう少し氷の持ちも良いのかもしれませんが、とくに考え無しで使えば夏場は1日が限界な気がします(まぁ一日持てば十分なのですが!)。
あまり過度な期待は禁物ですが、とりあえずは一年中使えるクーラーボックスと紹介しても間違いなさそうでした。
放水口には要注意!
便利だけど、超注意!
なのが放水口。
わざわざ持ち上げる必要がないので洗うときに便利なのですが、よくあるのが閉め忘れです。
こ、後部座席のシートが大変なことになったんじゃが!!
と筆者が起こられたように、年に数回やってしまうのが「閉め忘れ」なのです。洗ったら、放水口をそのままにしてしまう方も少なくないと思いますので、その点は注意しましょう。あ、もちろん蓋をしていれば漏れるコトは一切ないので安心して良いです。
シマノ フィクセルライト
便利アイテム一覧
フィクセルライトと併用すると便利なアイテムを紹介しておきます。
トレー
フィクセル トレー を購入。
1300円くらいですが、お弁当や餌などを入れておけるので便利ですぜ。
ショルダーベルト
さすがに価格が安いのでショルダーベルトは別売り。少しの移動なら不必要ですが、肩に担いで持ち運べるとだいぶ楽だったりします。
CPアイス(保冷剤)
保冷剤としてはCPアイスもオススメです。
メーカーは違いますが、シマノのフィクセルライト17LならMサイズが丁度良いでしょう。
シマノ(SHIMANO) フィクセルライト
保冷力について
シマノ(SHIMANO) フィクセルライトには各種、色々な保冷力のモデルがあります。基本的には筆者が選んだ「ライト」モデルが安くて保冷力も強いのでオススメですが、遠征釣りをされるような方は上位のモデルを選んでも良いでしょう。一応 簡単に紹介しておきます。
最強保冷力モデル「リミテッド」
フィクセルで最も保冷力が強いのが「リミテッド」。
断熱材に3面の真空パネルを採用。さらには断熱層の隙間にウレタンを充填することで圧倒的な保冷力(ICE)値に仕上がっています。デメリットとしては、価格が飛びぬけて高いこと他モデルに比べて重いコト。
うーん、やっぱり高い方がいいかなぁ…?
保冷力が強い=最強、というモノでもありません。自分に最適な保冷力のモデルが、もっともコスパが高いと言えるでしょう。
ライトより強力な「ベイシス(発泡ウレタン)」
リミテッドに次いで高い保冷力を持つ「ベイシス」。
個人的には中途半端に思えたので今回は購入を見送りました。予算があって、保冷力がそこそこ高いモデルを購入したい方におすすめかもしれません。
安心のシマノ(SHIMANO)製!
フィクセルライト 実釣インプレ総括
使い勝手の良いサイズ感
に感じたシマノのフィクセルライト(17L)でした。
と聞かれたら
- 一般的な釣りなら十分すぎる保冷力
- サビキ釣りなどで釣れる魚に丁度良いサイズ感
- 圧倒的に信頼度が高いシマノ(SHIMANO)製
という点でしょうか。サビキで釣れるサイズ+大きいサイズ(50㎝までのシーバスやヒラメなど)なら普通に収納できる内寸になっていたので使い勝手が良かったです。
今回の記事で、
どうしよっかなぁ…
カインズとかで売ってる安いクーラーにした方が値段的には…
う~~~~~~ん………
と悩まれている方の背中を押すことができれば幸甚に尽きます。
それでは!
こちらも読まれています