【最新刊!】天国大魔境 8巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察【傑作SFマンガ!】

面白いんだけど、モヤモヤする

気がした天国大魔境の第8巻。

 

過去編ともいえる「天国」パートが2024年に入ったこともあり、そろそろ全体像が見えるのでは?と予想して8巻を読んだけど、いまだ解明されない部分も多く…。頼む石黒センセ、いったんフルットとかの筆を置いて、天国大魔境に余力を全部つぎ込んでくれ…。

 

そんな一読者である僕のモヤモヤは別として、今回も面白かった天国大魔境8巻。まだ第8巻しか出ていないのに”待望のアニメ”されちゃって、

話のストック少なくない…?
アニオリとか挟むのかな…?

と不安になる知人も少なくなかった。このペースでアニメが放送されると2024年には間違いなく原作に追い付いちゃうんだけど、大丈夫なのか正教。まさか、2024年という原作で大変なコトが起こった年に合わせて…、なんかあるのか正教?!長期連載するつもりもサラサラなさそうだから、終幕になっていたりするのか?!どうなんだ?!正教??!

 

 

 

…というワケで、天国大魔境の8巻について。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

 

今回も例によって、詳細なネタバレは書かないで、本作の魅力を紹介できるようにまとめていくよ。

 

 

 

前巻(7)の感想記事はこちら

 

 

 

 

【ネタバレ・画バレ含む】
天国大魔境 8巻 見所まとめ

それでは天国大魔境8巻の大まかなあらすじの各話をさらっと紹介……はできないので見所をいくつかピックアップしたので、そんな感じで紹介するぞ。

 

何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!

 

 

記憶を失ったはずの「ナタ」だったが…?

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

記憶喪失ながらにも穏やかだった『ナタ(一般名:三倉まなか)』の様子が一転。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

大地震の際に記憶を取り戻し、おそらく一般人の知り得ないような謎情報にも精通しているような口ぶりで話すようになる。

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

地獄の時代は

修復不能です

 

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

あなたたちの時代…

天国をはじめましょう

 

と語りかけるのは高原学園の最高責任者。

表紙にもある通り、ある人物であることが判明する。

 

 

 

謎の山村

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

キルコとマルが森の中で遭遇したのは一般人。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

車で轢いてしまったとはいえ、男の村に招待(?)されることになっていた。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

村の規模は小さく、住んでいるのは10人程度からなる家族だけ。子供たちが「外の世界」に興味を持たないように、外部の人間との接触を控えている様子。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

全員 目元がそっくり……

 

で、その村の中は微弱ながら「ヒル気(ヒルコの気配)」を感じ取ったマル(集中すれば広範囲でも位置を特定できるような高精度になっていた)。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

気配を辿っていくと、鳥居の向こうには…?

 

 

崩壊した高原学園(天国)

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

崩壊した高原学園。

ぎりぎり電気・水道などのインフラは整っているものの、それも残りわずか。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

元引きこもりの猿渡先生。

ストレス耐性が少なかったのか、当初は気が動転していたが、

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

子供たちを保護しようと懸命に日々を過ごしていた。

次第に精神的・肉体的に頼もしくなってきたところで、かつての同僚が高原学園に帰ってくる。

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

そこで聞かされたのは、予想だにしていなかった高原学園の暴走行動であり…、

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

………

 

 

超強力な人喰い

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

とんでもない化け物から命からがら生還した2人(シートベルトの存在に全く気付いていなくてカワイイ)。

 

地図をもとに、ようやく辿りついたのが高原学園、ではなく復興省と呼ばれる団体が統治する町。

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

これまで訪れた場所の中でも屈指の秩序と人口密度。

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

酪農をやっていたり麦を育てていたりと「復興省」という名前に恥じない統治が行われていた。

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

そんな町の最大の懸念が『アンジュラス』と呼ばれる人食い。

今まで何とかしてきたキルコとマルの2人でも手に負えないような「怪獣」とも称される人食いであり、光る手足を踊るように動かしながら街に進行してきているようで……

 

 

謎の戦闘狂「竹塚(ミチカ)」

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

初登場時から異質のキャラをしていた竹塚(ミチカ)。

復興省から依頼を受けて、マルとキルコを追っている竹塚の過去編が明らかになった。

 

なにか壮絶な過去でもあるのかと思いきや、

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

どうやら戦闘が好きなのは生まれ持っての性分。

 

さらに、

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

雌雄同体(?)。

性別を超えた存在、的な意味合いもあったりする「両性具有」であることも判明。

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

高原学園では珍しくなったようだが……

 

 

 

 

【ネタバレ・画バレ含む】
天国大魔境 8巻の考察と感想

8巻の所感としては、

とにかく早く続きが読みたい…!

という感じ。

前巻にも続き、怒涛の伏線回収によって今まで敷き詰められてきた謎が解決していくんだけど、まだまだ物足りない。

多分コレはこうでしょ…

と予測は割と簡単に出来るんだけど、実際にコトの顛末を詳細に読みたいのである。頼む石黒正教。頼むから週刊連載して2か月に1巻ペースで書いてくれ!

 

 

あ、今回紹介したパート以外にも、

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

結婚式を挙げるタカ&アンズだったり、

 

 

引用:天国大魔境 8巻(著:石黒正数)

 

「"ちのこどく"が生きる希望」

とか意味深なことを言うオババだったり(血縁が強すぎる=血の孤独・蟲毒?)と、想像が膨らむ場面が多かった。

 

 

 

そんな感じ。

天国大魔境 8巻。超好戦的な竹塚ミチカの登場によって、より一層 この後の展開が気になってきたぞ。

 

 

気になる人は是非 読んでみてね。

それでは!

 

 

 

 

!アニメ開始!

アニメ始まったよ!

開始早々に見限った浅慮な知人共よ。

これが石黒正数の圧倒的マンガ力じゃい(ダイジェストで追いつけるから観とけ)!!!

 

 

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