『堕天作戦』が伸び悩んでる&一般受けしない理由について考えてみた

こんなに素晴らしいのに何で人気ないんだろう…?』と思うことって、ないだろうか。

 

僕にとっての漫画部門は、今回紹介する『堕天作戦』だ。かなり面白いんだけど、ちょっととっつきづらい漫画。抜群に美味いのに店構えが微妙で客入りが少ない店みたいな感じの漫画だ。

レストランだったら別にいいんだろうけど(いやダメなのかも知らんけど)、漫画となると人気によっては路線が変わってしまったり、打ち切られてしまったりするんだ。堕天作戦。超良い漫画なのに、勿体ねぇ。おじさん、札束が目の前で燃えてるように感覚に陥るんだよ…

 

 

精巧なストーリーの他にもギャグセンス

 

練りこまれたキャラ設定に決めゴマのカッコ良さ

 

など数え出したらキリがないほど良作漫画なのに人気が見合ってないように思えるのは僕だけじゃないと思う。次くるマンガ大賞やら本屋大賞など賞のひとつやふたつ取ってないのは小学館の編集部のせいだとすら思っちゃうよな。頼むぜホント。

 

が、人気が出ないものにはちゃあんと理由があるもんで、今回はそれを考察してみた。なんでなんだ、堕天作戦。なぜ売れぬ。

 

 

 

スポンサーリンク

堕天作戦

魔人と旧人類の永きに渡る戦火の中、
魔軍の捕虜として捉えられた男がいた。
その男の名はアンダー。
歴史上15人しか確認されていない不死者だった。
ありとあらゆる拷問、処刑を受けるも数日後には
再生するアンダーに業を煮やした業火卿ピロは、
戯れに彼を気球で空の彼方に飛ばす処刑を思いつく――

不死者をめぐるダークファンタジー!!!

引用:裏サンデー【堕天作戦】

というのが紹介文だ。

 

アンダーという不死身(精神崩壊寸前)が主人公。彼の冒険奇譚と思いきや、取り囲む世界に住む住人達の群集劇でもあって設定が恐ろしいほどしっかりしている。良いSFは作り物と思わせないような精巧さがある。堕天作戦が良い例で詩的で素敵な極上のSFだ。

 

 

なのに、どうも世に浸透していないんだ。自称漫画好きの知り合い友達に片っ端から聞いてみても知らなかったり、既読無視ばっかりで萎える。

 

 

 

ただ、書いていて思ったんだけど

 

 

人気は出ていない、ってことはない

引用:堕天作戦1巻

しょっぱなからタイトルをへし折ってしまいかねないんだけど、人気がないわけではないっぽい。『梱包が雑でした』で 星が1にもなるAmazonのレビューで星4.7はすごい

 

あと、堕天作戦が掲載されているマンガワンってアプリには各漫画の各ストーリー毎にコメント欄が設けられてるんだけど、ほぼほぼ1000コメントは超えている。マンガワンの看板漫画モブサイコ、ケンガンアシュラのような最大瞬間風速は出てないにしろ、コンスタントに1000コメントが付くのは人気がないことはない、ということで間違いない。知る人ぞ知る名作、には既に成っているようだ。僕の友達が無知無恥だっただけなようだ。

 

コメント欄を見てみると、まぁ皆さん穏やかにストーリーの考察をされていること。素晴らしい民度。かたや壮絶なアンチコメントによりコメ欄が封鎖された日曜日の某漫画があるような攻撃性の強いマンガワンの読者がこれだけ穏やかに何かを考えられるのかと驚嘆したもんだよ。

 

んー、でも流石に落ち着きすぎやしないか…?

 

 

読者層が多分 若くないんじゃ…?

そうとしか考えられないくらいみんな落ち着き払ってる。いや、悪いコトじゃないんだよ。

 

が、好きな漫画がディスられるものなら仲間を呼んでSNSで血祭にして晒し者にする(話題に上げてくれる)エネルギッシュなヤング層と比べると、良くも悪くも世間の荒波に揉まれて摩耗したアダルトの皆さんはエネルギーが少ない。応援するにもパワー、エネルギーがいるもんだ。少年ジャンプがなんであんなにヒット漫画をポンポン出せるかという質問には「若くてエネルギッシュな読者層」を掴んでいるからと答えてもあながち間違いじゃないだろう。

 

 

ダークファンタジーという題材を扱う漫画には仕方ないことなのかもしれないが、どうにも歯痒い。売上が少ないっていうなら一冊の販売価格を1000円とかにしてもいいと思う。多分 売り上げ落ちんぞ。

 

 

絵がね、ちょっと大衆向けじゃない

堕天作戦では旧人類(人間)と魔人っていう種族が出てくる。で、1話に出てくるヒロイン的な女の子が

この子だ。

いやストーリーを知ってる僕は当然 可愛いと思うよ。うん。ただこれを15歳くらいの右も左も分からない中高生共に見せて可愛いと思ってくれるかって、そりゃあ無理ってもんよ。

 

悲しきかなキャラクターが判子絵だろうが、露骨に可愛いorイケメンじゃないと読者が付きづらい現状がある。何にせよ見た目が良くないとそもそも読もうとしない読者が多いことも事実だ。人は見た目が9割みたいな残酷な現実世界から二次元に逃げてきても漫画の世界でも同じようなことは起きてるんだ。

 

 

大衆向けじゃないだけで絵は見やすい。

 

描写も丁寧だ。

無論 読んでれば慣れる(というか好きになる)んだけど、そもそも読むに至らないのが現状だ。読まず嫌いはアカンよ。

 

 

ん、それくらいしか…なくない…?

もっといっぱいあると思って書きだしたが早々に暗礁に乗り上げた。それくらいしかないだろどう考えても。

 

読者層と絵、それがどうにも伸び悩んでいる理由だ。と思う。

 

デビュー作と考えると上々な人気と言えなくもないが、やっぱり見合ってないと思ってしまう。だって本当に面白いんだもの。進撃の巨人と比べても遜色ないようなストーリーの緻密さ、各設定の絶妙さ、個性的なキャラクター。総括して極めて高い水準なのにイマイチ人気が出てないのはもう小学館の能力不足としか思えないんだよ。編集部さんよぉ。絵と題材はとっつきづらいんだから、そこは上手くアシストしてやってくれよ。。次 何か描くんなら講談社も行ったほうがいいよ山本章一…連載休止、寂しいよ…

 

 

好き勝手言ってゴメン小学館。つい自宅待機でイライラしてたんだ、許せ。

実際、よく見つけてきたと思うよ山本章一という道産子の次世代スターを。

 

 

なんにせよ、こんなブログの記事をここまで読んでいる君は堕天作戦がドハマりする素質があるので是非 読んでみよう。

 

裏サンデーで導入編『虚空処刑』が見れる。無料だぞ。これで君が読まないってんならもう僕は知らん。

 

 

 

 

 

他のプロ素人達の書評もどうぞ。本読んでるだけあって読み物としても楽しいです☟

 

各種本 ブログ(現在更新中)一覧

漫画の感想ブログ一覧(現在更新中)一覧

本の書評ブログ一覧(現在更新中)一覧

 

日本ブログ村に参加しております。

上位にいるときはモチベーションが上がって 記事の更新頻度が上がったりします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
スポンサーリンク
おすすめの記事