53話:愛のあるところ
冴子回。
優梨愛と付き合えるようになったらしく、キャッキャウフフ楽しんでた。服装も、付き合い末期にミワといるときよりもお洒落で綺麗に見える。
付き合い末期のミワのときとは違って、余計なコトに気を揉む冴子ではなくなった様子。
万事順調。ミワからは言ってもらえなかった『好き』の一言ももらって、幸せ絶頂にも思える冴子×優梨愛ちゃん。
がしかし、
未だに家に上がってない冴子。
性欲先行型の冴子にしては煮え切らない状態が続いているらしく、
元カノのミワに相談する冴子だった。『どーしても今すぐ絶対したいとは思ってないけど…』とか言ってるけど、隙さえあればヤリそう。冴子は男脳。これが6巻まで読んだ僕の所感だ。
まぁ、優梨愛ちゃん、元カノには5股されてたこともあるしね。大事にしてると思ってるんならね…
そりゃ共感者が少ないから、ということもあるんだろうけど1か月くらい前に別れた元カノ(容姿ベタ惚れ)に現在の恋愛状況(ヤれない、等)を相談するってなかなか凄くないか?分らん、僕の周りで円満に分かれたカップルがいないからかもしれんが、それでもなかなか出来ることじゃないやね。
同性愛だからこそなせる技なのか…
54話:理想の関係、理想の...
別れて1か月ちょいだというのに、ミワの方にも良い人が見つかったらしい。どうやら噂になっていた、バイト先の店長ということではなさそう。。新キャラか…??
先輩、として環ちゃんの相談に応じるミワ。
愛想がなく、とっつきづらい印象だった環ちゃんも次第に心を開いてきたようだったが、、、
……
分かる。大学ってたまに授業中さいみんじゅつ打ってくる先生いるよね。命中率95くらいあるやつ。
『彼女ができるかも…』
と冒頭にあったように、一見 良い感じに見えるミワ。しかし、本人はどこか上の空。『付き合うのかなぁ、あの人と……』という感じで、そこまで気乗りしている素振はなかった。
そして帰り道、どうやら普通ではない環ちゃんを見かけたそうで……
付き合ってあげてもいいかな 6巻 感想
お互いの道を歩み始めたミワと冴子。
1巻から2人のアレコレを当事者のように読んでいた読者としては、やや空しさの残る6巻だった。49話の読了後とか、切なさの臨界点を超えるような辛さも感じつつ、それだけで終わらないのが著者 たみふるの手腕だったと思う。良かった。あのままドロドロした感じで終わったら読むのやめてた。
ちょっとは漫画チックに、綺麗ごとだけ描いてくれてもいいんだぞ…?とたみふるに懇願することの多い、5~6巻だったが、ついに2人も分岐点を迎え、それぞれ新しい恋に向っていく感じの色恋6巻だった。
といったところでネタバレ終わり。
これ以降は本編で読んでくれ。間違ってもネタバレサイトで読んだ気にならないでほしい。
どんなネタバレサイトであろうと、どんな文豪がネタバレサイトを書こうと面白さは2割も伝わるわけがないからして、今記事で続きが気になった人は本編を読むべきだ。
本編では今記事の何倍も多くのコマを読めて、魅力的なキャラ達の織り成すストーリー、言動をじっくりと読めるぞ。
続きがどうしても気になる人は、掲載アプリマンガワンから読むと良い。
(クリック後、公式ページにジャンプします)
僕としては、単行本を購入して一気に読むことを強くおススメする。
『付き合ってあげてもいいかな』は女性作家の描くガールズラブ(百合)漫画である。各所にキャラの心象が現れたシーンがある。それに一気に読んだ方が絶対に感情をジェットコースターのような波乱万丈な恋愛を存分に堪能できるし、何より面白いからだ。
それでは
続巻(7巻)の超アバウトネタバレ記事☟