付き合ってあげてもいいかな 6巻を三行で説明すると、
- 冴子と優梨愛ちゃんの発展
- ミワと冴子の決別
- 新キャラ 環ちゃん
に尽きる。
が、そんな大まかな説明で読んだ気になるのは勿体なさ過ぎる。何度も言うが、女性作家ならでは緻密な気配りと、臨場感ある修羅場すら堪能できるのが『付き合ってあげてもいいかな』である。是非、諸君等も
という雰囲気を味わってほしい。6巻の序盤ホント、辛かった。読むのやめようかと思ったもんマジで。なんでマンガでここまで恋愛のドロドロ感ばっかり強調されにゃならんのだと。
あ、ネタバレを含む、とあるけど、そこまで詳細なネタバレをするつもりはないので注意。
一言一句 説明しているネタバレサイトもあるが、それは僕の基準ではネタバレというレベルではないのでな。漫画村とさして変わらんだろ。そういったものをご所望の方には申し訳ないがご期待には添えかねる。『付き合ってあげてもいいかな zip』みたいな検索してるヤツの要望に付き合ってたら漫画業界が廃れるぞ。
それでも違法でもなんでもいいから無料で読みたいヤツには素晴らしいリンクがあるので、下から飛んでくれ。有名漫画家たちの漫画が無料で読めるぞ。無料で、好きなんだろ無料。
こんバッカチンが!♰
そういうわけで作品の面白さを抜くようなネタバレはしていないつもりだけど、チラリ画付きで紹介するので苦手な人はここらでブラウザバック頼みます。
もくじ
付き合ってあげてもいいかな 6巻
ネタ・画バレあり感想と考察
前巻(5巻)の超アバウトネタバレ記事☟
それでは『付き合ってあげてもいいかな』の6巻に収録されている各話 大まかなあらすじについてまとめていくよ。
何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!
46話:0になる
堕ちた、というとアレだがすっかり暗転した生活を送っているミワ。
堕落、とは言わないけど病んでいることメンヘラの如し。とにかく情緒が不安定になっちゃってる様子。
前話では冴子から結構なコトを言われたのに、それすらも嬉しくなっちゃってる有様。1巻では冴子とのセックスまではそういう経験ゼロ(自称)だったのに、自慰行為までしちゃってまぁ。
官能的シーンではあるけど、こんなドンヨリした気持ちで行われる自慰描写を読むのは初めてで、ひたすら眉間にシワを寄せる以外になかった。マイサンはピクっとしか反応しなかったぞたみふる。流石 薄い本とは違う。胸糞ならぬ、胸辛だった。
いよいよ読むのがキツくなってきたぞたみふる。28話以降のピンチだ僕的に。
恋愛はステップアップタイプのミワだったけど、道を踏み違えるとこんな感じになっちゃうの?どうなの女子?概ねこんな感じなの??
冴子は冴子でこんな表情するし。。
女性作家の描く女の尋常じゃない複雑さ、感情の振り幅のデカさ・機微の表現力には面食らってます。もうちょっと、救いのある展開描いてくれてもいいんだぞたみふる。これ以上ドロドロすんのは一般人男性的に、ちょいきついぞ、、
47話:日の下で微笑んで
バイト先の後輩、優梨愛ちゃんと遊びに行く予定がある冴子。依存状態になっているミワから行先を尋ねられるも上手くはぐらかし、ミワ宅を後にした。『夜には帰るから』という言葉にひとまず安心のミワ。
別れ際、
すこし言いづらそうに『彼女でもない、のに…ごめんね…』とミワ。セフレ的な関係だと割り切っているつもりの冴子だったが本心ではそう思えていなかったのか、少し立ち止まって『何やってんだろ…』というシーンが印象的だった。未練なのかなぁ。
で、約束通り遠出した冴子。
てっきり優梨愛ちゃんと二人きりかと思いきや亀戸先輩も一緒だった。たしか優梨愛ちゃんの方は『2人っきりがいいです!』みたいなこと言ってたと思うんだけど、冴子が誘ったのかね?
人の心理を探るのが上手い亀戸先輩。人間観察が得意なこともあって、優梨愛ちゃんが冴子に友達としての好意よりも強い行為を抱いていることを察知している。
人の恋の展開を楽しんでいるのか、2人の関係をサポートしているのか亀戸先輩が色々と仕掛けるが……
48話:勇侠遭遇譚
48話は冴子の空回りっぷりを眺める回だ。
『車の中で待ってて』と亀戸先輩に言われた2人だったが、
外に出て探検しようと冴子。自分が動いている方が心が晴れるというのと、優梨愛もきっと早く亀戸先輩と合流したいはず、と早合点。
で、、、
……
…………
七転八倒。ろくに良い目に合わない2人。
次第に弱気になって、自分を責め出した冴子に
タイトルにもある『勇狭(ゆうきょう)』を見せたのは優梨愛ちゃんで、、
っていう48話だった。
正直、おじさん、読んでて疲れた。なんかもう、いろいろ疲れた。
49話:瞳に映ることのない私
なんとか無事、救助された冴子と優梨愛ちゃん。
弱さを曝け出すなんて死んでもできないと思っていた。する必要すらないと思っていた冴子だったが…
と、包容力がある優梨愛ちゃんにググイッと惹かれた様子だった。まぁそうだよね。いつもは若干、抜けているような感じなのに、ここぞとばかりに年上お姉さん的優しさと包容力が発動してたもんね。
で、門限は過ぎてしまったが、、、
約束通り、ミワ宅に訪問。
お鍋用の白菜は料理されることはなく、一晩経ってへなへなに萎びてしまっていた。
そして…
セフレ的関係をずるずる続けるかと思いきや、意を決したように冴子。家に来るのも最後にすると、完璧に吹っ切れてしまった雰囲気。
これにミワは………
50話:消化試合
(省略)
51話:新しい生活様式
学年も上がり、冴子とミワは2年生になった模様。新入生たちを勧誘すべくビラ配りをやっていた。全話で(一見)完璧に恋愛関係を断ち切り、『昨日はもうしないって言ったじゃん…』の伏線も回収。
冴子の恋愛についても、
そんでもって自分達の過去にも言及ができるくらいにミワも落ち着いた(?)様子だった。
冴子いわく、ミワにも“気になっている人”ができたらしいが……
52話:気になるあの子
新歓の飲み会。
みんなそれぞれ仲良くやっているように見えたが、ひとりぼっちの子を発見した2人。
その子が前話51話で偶然遭遇した女の子だった。
……
似てる……
ミワの初恋相手の“先輩”に似てる…
『わたし年下きょうみないし…』
と言っていたミワだけど、先輩によく似た外見をしたこの子は例外な様子。
先輩と関係があるのか聞きそびれたが、名前は『環(たまき)』というらしい。
軽音部の新歓には来ているけど、どうやら色々事情があるようで……