週末なのに特にエンジョイすることなく惰眠をむさぼった怠惰な皆さんこんにちは。
今週末は一日13時間は寝ていました。春眠はなんとかを覚えないのだ。
このブログの読者は田舎に住んでいる人が多いと思うので、皆さんの大半は車を持って悠々自適のカーライフを堪能していることだろう。ちなみにワタクシの母は先日、道路の縁石に車をこすらせてしまったらしい。はい。どうでもいい情報でした。皆さんも縁石には気を付けてくれ。あれ以外と死角になるらしいから。
さてさっそく皆さんに問いたいのだが、皆さんの住む田舎のスピード違反について。ずばり何キロくらいまでだったら許容範囲だろうか。
ちなみに私の生まれ故郷の茨城の片田舎だと大体15キロくらいは黙認されている節がある。まぁ、車高をありえないくらい低くしたり やたら重低音を響かせていたりと、ちょっとアレな人が多いからな。仕方なかろう。
今回はここオーストラリアのスピード違反について書かせていただこう。
そもそも日本での許容スピード
いきなり引用で申し訳ないが、こちらご覧いただきたい。
質問者 スピード違反の許容範囲は、一般道路がプラス10キロまで、高速道路がプラス20キロまでですか? アンサー 最大限、速度計の誤差まで。
クルマの速度計は、最大でプラス15%、マイナス10%までは認めてるの。
真値100km/hの時、速度計の針は、90から115の間にないとダメなの。
各々運転者は、誤差がどれだけ在るか分からない速度計に頼って運転する
から、指示値が100でも、真値は85から109キロの間。
遅い方は、速度違反の観点からは問題ないから、
超過側を取り上げれば、制限60の一般道では、実測69キロ、概ね10キロ
までは仕方がないってだけの話。
運ちゃんが見る速度計は、その時60丁度なんだから。
新品のタイヤと廃棄寸前のそれでは、直径は5%違うかんね。
空気圧最高のそれと、最低のそれとでは実直径は10%違うかんね。
全部、速度計の誤差になるの。
いかがだっただろうか。私は回答者の唐突なタメ口にイラっとした。誰だテメーはコラ
やっぱネットとはいえ初対面の人には敬語をつかったほうがいいと思うのだ私は。TwitterなどのSNSでよくみられる中高生の言い争いなんていうのはどちらかの礼儀が欠如した結果だと私の経験上 思わざるを得ない。ネットリテラシーを持て。
なんの話をしているんだ私は。
えーと、つまり日本においては車の速度メーターには多少の誤差があるので、その誤差分が許容範囲になっているそうだ。
ただそうなると、私の地元はなんなのだろうか。速度の面だけで見たら世紀末もいいところ。15キロって。ただ、少数の善良な市民が制限速度を守っているおかげであまりスピードを出すと彼等自身にも危険があるため速度は抑えるが、人通りの少ない海岸沿いの道なんて深夜のイロハ坂なみに飛ばしていってるぞあいつら。対向車のことを微塵にもかんがえない無謀っぷり。あっぱれ。不運とダンスっちまわないことを願うよ。
それにくらべてオーストラリア
ほんっとに厳しい。
私自身は小心者であり、どんなに後ろから煽られても制限速度を遵守するし、まわりが速度を超過しないかぎりは自身も速度は超過しないので、幸いなこといまだに速度違反の切符は切られてない(駐車違反は切られた)が、知人で速度違反をしてしまった人のまぁなんと多いことか。はっきりいって異常なくらい多い。
まず、オーストラリアのスピード違反は現行犯逮捕で捕まる人は滅多におらず、大抵の場合は数日してからポストに通知が投函される。
先日、同じシェアハウスに住む知人宛てに届いたものがこちらだ。
赤字で書かれているので受け取った瞬間ドキッとする。
ご丁寧に速度を超過したときの写真がナンバープレート付きで送られてくる。
ちなみに今回は写真の通り、13キロ未満の違反だったので罰金は168ドル。2018年3月現在の日本円にして約13700円ほど。高い。私がファーム(農作業)で汗水たらして働いて一日に稼ぐ金額と同じくらい。
またある方は超過速度20キロ以上30キロ未満で罰金が420ドル(日本円で約34000円)だったそうです。高すぎるだろコラ。オーストラリアの最低自給が高いのはこのためかと勘繰ってしまうわ。
そこでスピード違反なんてとるかね
先述した超過速度20キロいじょう30キロ以上のスピード違反をしたLocation(場所)にあるBliBli Rdなんていうのは人よりも牛のほうが多いような田舎町に通じる道。坂道も多いものだからスピードがとても出やすい。
こんな感じのところ。
そんなド田舎の道でスピード違反って。鬼か。オーストラリアの警察は鬼か。というかどこに潜んでいやがったんだ。
私の地元で同じようにスピード違反の切符をとるようなら数日で罰金で罰金のために借金をするものが続出するだろう。海岸沿いのイロハ坂(別称)で風になってる人たちにはいくら罰金が科されるのかは気になるところだ。おそらく1500ドルは固い。
金額がそれぞれ違う?
こんなにクソ高い罰金 真面目に払う必要性があるのだろうか?そもそも日本人よりも奔放なオーストラリア人はどうしているのだろうか?破り捨てているのだろうか?それとも焼き捨てているのだろうか?
などと考えて、ネットで情報を集めてみるとこんな記事を発見した。
1回目、9キロオーバーで、$812
2回目、13キロオーバーで$1261
この数字意味がわからないくらい高すぎますよね。高速道路と一般道路でのカメラ(オービス)で撮られて、請求がきました。ほんとオーストラリアはおかしいくらい罰金が高いです。引用先:funny face yocchan@様より
調べてみると、都市や州によっても金額が違うらしい。
それにしても時速9キロオーバーで812ドル(約66000円)、13キロオーバーで1261ドル(約103000円)の罰金って…。安い中古車が買える金額だぞ…
ちなみに払わないと
私があの最高に最低なワーキングホステルにいたころ、隣の部屋にマサさんというイカした日本人の方がいた。
中国人のチェンがスピードが速くて怖い(どんだけスピード出してたんだ…?)、といって乗車拒否をするくらいにスピードを出す方だったので、それはもう罰金に罰金を重ねていた。
結構な金額だったので、払うのかどうか(なんともまぁアホな質問ですね)をたずねてみたところ「いや車を廃車にするから」といって罰金を払わずに踏み倒すそうだった。
「く、車を廃車にしたら踏み倒せるものなのか…?」と疑問に思っていたが、彼はその通り車をスクラップにしたらしく、実に爽やかな顔をしてメルボルンに飛び去って行った。
しかし、調べてみると色々と面倒なことになるそうだ。
料金に利息がついたり、さらに罰金が追加されたり、最悪の場合はブラックリストに追加されたりして入国・出国拒否になったりもするそうだ。マサさん……
いやまぁ違反は違反だけども
母からのラインをよく既読無視してしまう私だが人並みに正義感はあるつもりだ。もちろん善良な民が救われ邪な民が地獄におちるような勧善懲悪なシステムはおおいに歓迎である。それだけは誤解のないように。
だがしかし、それでもこの国のスピード違反やその他もろもろの罰金は高い。本当にオーストラリア人も払ってるんだろうね? 他国からきた人達にだけ厳しくしているんじゃないだろうね?
罰金の国とも揶揄されるくらいには色々なことに罰金があるらしいのがオーストラリアだそうだ。ことスピード違反においてはウソみたいな本当の話 1キロの超過から捕まるそうだ。マジかオーストラリア。
ちなみに、記事中で引用させていただいたヨッチャンさんですが、不服申し立ての手紙を書いて、ひとつのスピード違反の罰金を取り消させています。見事ですね。
気になる方は是非、ご参照くださいませ。
→オーストラリアでスピード違反の罰金が帳消しに!? funny face yocchan@