最強のエントリーロッド!
として筆者から熱い信頼を得ているのが月下美人というロッドです。これからライトゲームを楽しもうという方にとって、これ以上にコスパが高いロッドはないのではないか?といった具合。そりゃあね、高い竿が良い性能なのは当たり前なんですよ。そんなもん。むしろ5万円を超えるロッドなんて、絶対コスパが悪いんですよ(酸っぱい葡萄)。
まぁハイエンドモデルについては一旦 置いといて、普通に、いやかなり快適にライトゲームが楽しめるのが今回紹介する20月下美人です。自重なんと62g。6枚切りの食パン一枚くらいの狂気的な軽さです。
というワケで、今回はダイワ 月下美人(ロッド)(2022年モデル)について、
- ザックリとスペック紹介
- 実釣インプレ(使ってみての感想)
- おすすめモデル
の順にまとめています。特に使用感については詳しく書いていきますので、悩まれている方の参考になれば幸いです。
もくじ
どんなロッド?
ダイワ 20月下美人(ロッド)
写真のように、深い赤が美しいライトゲーム用ロッドです。
一応、アジングモデルとメバリングモデルに分かれていますが、ぶっちゃけどっちでも使えます。突き詰めると差異はありますが、そんな微差を感じたいのであればもっと上のモデルを購入した方が良いでしょう。というわけで、アジングだろうがメバリングだろうが、どっちでも快適に出来るのが月下美人というロッドです。
まずはスペックや搭載テクノロジーなどを紹介していきます。
スペックざっくりと!
ダイワ 月下美人(610L-S)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
長さ | 2.08m |
仕舞寸法 | 108㎝ |
自重 | 64g |
適合ルアーウェイト | 0.5-8 |
おすすめ度 |
4.93
|
およそ1万円で60ℊ台から!
月下美人史上、最もコストパフォーマンスが高いメバル入門ロッド。リトリーブやドリフト、アタリを聞いて乗せるといったメバルロッドに求められる基本性能を満載したスタンダードモデル。高品質なブランクと握りやすいコンパクトグリップを採用。しなやかで粘るブランクがメバルの引きを柔軟にいなし、醍醐味であるファイトを堪能できる。メインとなるジグヘッドリグやプラグはもちろん、フロートリグなど、あらゆるルアーやシチュエーションに対応するラインナップを配備。
ダイワ 月下美人(ロッド)
デザイン&搭載テクノロジー
それではダイワ 月下美人(ロッド)のデザイン・搭載テクノロジーを紹介していきます。
HVF
高強度のHVFカーボン製ブランクになっている月下美人(ロッド)。
贅肉とも言えるレジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」はより筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材が使われており、ハイエンドのシリーズに匹敵する軽さを実現してくれています。取り回し&感度にも期待が出来るHVFです。
メガトップ
繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッド「メガトップ」仕様になっている月下美人であり、どの方向にも美しい曲線を描くような曲がりを見せます。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上するとのこと。
操作性の高いグリップ
操作性のよいグリップも月下美人の特徴です。
エアセンサーシートほどではないにしろ、軽量化・高強度・高感度を実現しているように感じます。
デザインが格好良い!
流麗な濃紅を基調としており、とってもカッコイイです。
う~~ん、美しい。
これでいてダイワの中ではお手頃な価格で選べるんです。価格の割には高級感を得られるデザインもダイワ 月下美人(ロッド)のおすすめポイントかもしれません。
ダイワ 月下美人(ロッド)
実釣インプレ・評価
端的に表すとベボベの『ドラマチック』。久しぶりに聴いたけど、やっぱりね、良い。良いものはいつになっても良い。おお振り見たくなってくる。『もうルアー釣りも中級者レベルだし、もっと高い竿を選んだほうが良いかなぁ…』と思っているかたは月下美人は検討したのか詰問したくなってくる。インプレ総括としてましては『ベボベのドラマチック』である。これがFA。
は?
もう少し具体的に話しますと……
とんでもなく軽い!
とっっっても軽い!
というのが20月下美人を実釣で初めて使ってみた時の感想です。
価格的に軽さは期待しちゃいかんな…
と思っていたのですが、スペック以上に軽く感じる具合でした。
デザインが秀逸
使っていて満足感がある
というのが月下美人シリーズ。同じく月下美人シリーズのリールと合わせると最高です。めちゃ綺麗で、なんというかクオリティが高い。当然だけど、統一感がスゴイ。
写真映えも最高。
見返して悦に浸れる優れたデザインだと思います。
振り抜き感が良い!
飛距離もキチンと出た
ので、初場所メバリングでもちゃんと釣果を出してくれた月下美人(ロッド)でした。
そもそも飛距離が出しづらいメバリングロッドですが、シャキッと降りぬくことが出来ます。リップのある(風抵抗を受けやすい)プラグでも安定して良い飛距離が出せた気がします。
25㎝サイズも抜き上げ可能!
バットパワーも十分
に感じたダイワ 月下美人(ロッド)でした。
L(ライト)クラスの竿にしては胴元もシッカリしているのか25㎝までのメバルならヒョイっと抜き上げられました。
プラグ(ハードルアー)も扱いやすい!
短いので操作性もすこぶる良い
というのも筆者の選んだ610L-Sモデルの利点でしょう。ジグ単ではまったく必要ありませんが、足場の低い堤防で、ちょっと遊びを入れたいときに竿先をチョイチョイっと動かしやすく、メバルのリアクションバイトが期待できる具合でした。
適合ルアーウェイトが豊富
0.5g~8g
と、適合ルアーウェイトが豊富なのも20月下美人の特徴です。この価格帯のルアーロッドだと適合ルアーウェイトが狭いのがデフォなのですが、流石はライトゲーム専用ロッド。割と重めのルアーを扱えるのが頼もしいところ。
もちろん、ジグ単(1g程度)でも楽しいです。
流石にマックス自重である8gを精度良く狙ったポイントに投げるには慣れが必要になってくると思いますが、3~5g程度だったら初心者でも簡単に投げられるでしょう。とにかく、アジングやメバリングのような1~3g程度のルアーを投げるような釣りには最適な20月下美人だと思いました。
ダイワ 月下美人(ロッド)
おすすめモデル
現在 4種類のモデルから選べるダイワの月下美人(メバリングモデル)。
筆者が購入の際に非常に悩んだのが以下の3モデルです。
一番軽い&小技が効かせやすい!
月下美人 610L-S・N
モデル | 610L-S・N |
全長/仕舞寸法 | 2.08(m)/108(㎝) |
自重 | 64(g) |
適合ルアーウェイト | 0.5~8g |
おすすめ度 |
|
- そこまで飛距離が必要なければ…
一番おすすめのモデルです。
足場の低い堤防や小磯で活躍するソリッドティップのショートモデルであり、本文でも述べたように操作性が高く、小技が効きやすいです。軽量ジグヘッドリグやプラグをメインとしたナイトゲームはもちろん、ルアーをロッドで細かく動かして誘うことが多いデイゲームにも最適。ボートゲームにも対応してくれるとのこと。
最も汎用性が高い!
月下美人 74UL-S・N
モデル | 74UL-S・N |
全長/仕舞寸法 | 2.24(m)/116(㎝) |
自重 | 66(g) |
適合ルアーウェイト | 0.3~5g |
おすすめ度 |
|
- オールラウンドで使える
というモデルです。しなやかなソリッドティップによってメバルの小気味よいアタリをオートマチックに乗せられます。使用頻度の高い1g前後の小型ジグヘッドリグや、3g前後の小型プラグを遠投にも向いており、漂わせてヒットさせるというメバルゲームの基本操作が快適に行えます。ネットで見る限り、もっとも人気があるっぽいモデルのようです。
https://twitter.com/AR3VKfMavqIl5g7/status/1309828727883198464
遠投&剛性が期待できる!
月下美人 83M-T
モデル | 83M-T |
全長/仕舞寸法 | 2.51(m)/129(㎝) |
自重 | 86(g) |
適合ルアーウェイト | 2~15 |
おすすめ度 |
|
- 遠投力とパワー!
を備えているのが月下美人(ロッド)の83M-T/Nモデルです。小磯やサーフ、ゴロタ場などの大場所で、重めのジグヘッドリグや大型のフロートリグ、大型プラグで沖のブレイクや激流、ボトムに潜む大型メバルを狙うためのハイパワーモデル。メバルだけにとどまらず、フィールドを共にするシーバスやクロダイなどが混じってしまうシチュエーションでも活躍するとのこと。
https://twitter.com/tezza_Nitro/status/1322316426141560832
ただ、個人的には2g以下のルアーがキャストできないのは痛い。あくまで穏やかな漁港・堤防でメバルを狙うのであれば、L、もしくはULモデルの月下美人がおすすめです。
総括:ダイワ(DAIWA)
月下美人(ロッド) インプレ評価
とにかく操作性が高い!
というのがダイワ 月下美人(ロッド)のインプレ評価です。
本文でも述べたように
- 自重が軽い!
- 振り抜き感が良い
- 25㎝のメバルも抜き上げられる
という点から、これからライトゲームをされる方には超おすすめのロッドです。エントリーモデルではありますが、性能としては十分すぎるくらい。デザインも超絶良いので、下手なハイエンドモデルよりも満足感が高いと思いますマジで。
1万円は高いけど、ライトゲームを快適に楽しみたい!
という方は是非ご検討してみてくださいね。
それでは!
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