コスパ最強の遠投専用リール
と、価格に対してパフォーマンスが素晴らしく良いと評判のシマノのアクティブサーフ。
と高評価。エントリーモデルということで実売価格は抑えめ(現在 7500円程度)ですが、投げ釣り専用リールとしては非常にクオリティが高いのです。
そこで今回は、実際に身銭を切ってシマノ(SHIMANO)のアクティブサーフ(細糸)を購入し、実釣を重ねた筆者のインプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいまし!
もくじ
そもそもどんなリール?
シマノ アクティブサーフ
まずはざっくりと、シマノ アクティブサーフの性能&外見(デザイン)について紹介していきます。
シマノ(SHIMANO)
アクティブサーフ
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 標準仕様 |
自重(g) | 600 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:2-200、4-150 PE:1.5-200、2.0-200 |
ギア比 | 3.8 |
おすすめ度 |
4.89
|
アルミスプール装着のハイコスパ投げ専用リール
飛びの要として上級機種に採用されているアルミスプール、糸ヨレ軽減やスムーズな使用感を生むための主要回転部のベアリング装備など、爽快で楽しい投げ釣りを叶えるための仕様をバリュープライスで実現しました。ビギナーにこそ使っていただきたい、コストパフォーマンスに優れた、選んで間違いのない投げ専用リールです。
アクティブサーフ
搭載テクノロジー
アクティブサーフに搭載されているSHIMANOテクノロジーがこちら。
海水OK
海釣りで使用可能だそうです。
え!??だけ????!!
シマノの公式ページを見る限り、搭載機能はそれだけでした。この前 紹介したダイワのウィンドサーフ35に比べると少なすぎますが、そのぶん 価格が半値以下だったりします。
価格が安いから…!
搭載機能は以上。
価格が安いんだから、それ以上は求めないようにしよう。もうちょっと仕様などについて詳しく知りたい方は公式サイトを参考にしてみてくださいな。
実釣性能抜群!
アクティブサーフ(細糸) 実釣インプレ
筆者の直感的にアクティブキャストを説明するStevie Wonderの『Big Brother』です。どことなく懐かしいんです。価格もあってか、かなり標準的な投げ釣り専用リールのアクティブサーフ。中坊のときに親の使い古したリールで投げ釣りをしていたときのことを思い出します。
さて、読者の皆様が再度
となったところで実釣してみてのアクティブサーフ(細糸)のインプレ評価をまとめていきます。参考までにどうぞ。
重い!!
- 結構 重い
のは間違いないアクティブサーフ(細糸)でした。とにかく『投げ釣り専用のリールが欲しい!』ということで筆者だったので自重をよく確認せずにAmazonでポチったこともあり、自重595gに気付いていませんでした。
おそらく、普通のスピニングリールを使っている人は驚かれると思います。まず箱からしてデカいです。
デカい!!
- サイズが大きい
というのも投げ釣り専用リールの特徴でしょう。上の写真では下にあるのが普通のスピニングリールですが、何番か分かりますでしょうか?なんと4000番台です。通常 3000番台のスピニングリールでシーバスだのヒラメだのを狙っている筆者からすると、
デカすぎて不安になってきた…
となりましたが、案外 遠投用のロッドと組み合わせるとシックリきます。主にDAIWAのアクティブサーフ(4.5m)と合わせていますが、非常にバランスが良いです。具体的にいうと、投げやすい。
飛距離は半端ない!
- 飛距離は半端ない
ように感じたアクティブサーフ(細糸)。価格が安いので不安でしたが、投げ釣り専用リールとして素晴らしい飛距離をもたらしてくれました。
そもそも投げ専用リールって、どう違うの??
スプールの幅が長いんです。
仕掛けが飛んでいくときに放出される道糸の抵抗を最小限に抑えられるように設計されているので、普通のスピニングリールに比べて同じオモリ号数でも結構な差異となって釣果にも差が出るんです。
普通のスピニングリールなら65mというところ、アクティブサーフなら80mは出せるような実感がありました。実際、同行者がイマイチ キスが釣れるポイントまで投げられなくても、アクティブサーフ使いの筆者は好釣果。飛距離については素晴らしいの一言。
ドラグ機能がないのは!
日中に投げ釣りでキスを狙う筆者の釣り方に限れば
- ドラグ機能なくても大丈夫
だと思います。正直、購入前に超悩んだのがドラグ機能で、
急な大物がかかったらヤバいのでは…??
と恐恐していましたが、ノープロブレム。そりゃ置き竿にしてたらドチザメやらエイやらが心配ですが、こと投げ(引き)釣りにドハマり中の筆者からすれば、ドラグ機能なんていらないんじゃないかと。むしろ、30号とかの重いオモリ号数になれていない筆者からすると、投げた瞬間にスプールが回転して指を切ったりすることがないので安心にさえ思いました。
極論 その人の釣り方によりますが、キスであれば25㎝前後の良型が鈴生りでかかってもドラグ機能は不必要でしょう。シマノがドラグ機能を付けてないんだから、キスには必要ないんですよ多分。
十分な実釣性能!!
- 十分な実釣性能
というのが筆者的に感じたアクティブサーフ(細糸)のインプレ評価の総評。購入前は
もうちょっと高級なモデルでも良いかも…
と思っていましたが、流石はシマノ(SHIMANO)。一番安いエントリーモデルのキス(投げ釣り専用)リールでも十分に投げ釣りが楽しくできました。きちんと釣果も出してくれました。
どこにいっても、仕掛けがビュンッ!と気持ちよいほどに飛んでくれます。ルアー釣りのための地形調査として使っているときに大キスがかかることも度々。チョイ投げから発展して、
本格的に遠投キス釣りをしてみたいなぁ…
と思う方は是非 検討していただければな、と思います。
価格(7500円)以上のパフォーマンス!
筆者にとって7500円(購入時の値段)は高額です。
農家バイトで自給800円。休日を削って日が昇らない早朝からピーマンの軸を切り、袋に詰めるという単調作業を1日こなして得られるのが7500円。セール中だったので安く買えたとは言え、安くありません。断固、安くはありません。
しかし、そんな価格にも まぁ納得させられるアクティブサーフ(細糸)でした。
キス釣りをされる方は是非。
普通のスピニングリールをお使いの方はびっくりするくらい仕掛けが遠投できるので釣果が上がりますぜ。
細糸と標準、太糸あるけど?
どっちを選べばいいのか分からん…
という方には
キス釣りであれば細糸モデルがおすすめ
というのが筆者の考えです。実際 細糸モデルを購入して使い込んでいますが、
- 細糸の方が遠投に向いてる
- そもそも太糸のメリットが分からない
という2点からして、キス釣りには細糸で良いでしょう。そもそもドラグ機能がないアクティブサーフなので、あえて太糸モデルを使うメリットが見当たりませんでした。実際 ネットショッピングだと価格が高かったりします。
あくまで筆者の一意見ですが、参考にどうぞ。何度もいいますが、キスであれば鈴生りで釣れてもドラグ機能が必要ありませんぜ。
シマノ アクティブサーフ
インプレ評価:総括
投げ釣りに初心者におすすめ!
というシマノ アクティブサーフ(細糸)でした。1万円以上のキス(投げ釣り専用)リールに比べると、搭載機能が非常に少ない(というか、ほぼない)のですが、普通に使えます。メンテナンスをしないと潮ガミしやすいという評価もありますが、気を付けていれば大丈夫でしょう。
特筆すべきは
- 価格がすんごい安い
というポイントでしょう。スプール幅やバランスも投げ釣り専用リールとして基本的な使用であり、飛距離も素晴らしく良く出ます。投げ釣りで大活躍してくれるでしょう。参考までにですが、25号オモリのジェット天秤であれば100m程度は全く問題なく飛びます。糸巻き量には注意しましょう。
飛距離=釣果です。キス釣りをされる方で
という方は是非 検討してみてくださいませ。投げ釣りがもっと楽しくなりますよん。
それでは!
こちらも読まれてます
- 【イソメが苦手な方に!】パワーイソメの使い方まとめ
- 【チョイ投げ釣り】21ナスキー 実釣インプレ記事【ルアー釣りにも使える!】
- 【ちょっと価格上】ダイワ ウィンドサーフ35 実釣インプレ記事【本格投げ釣り】