【超コスパの入門竿!】ダイワ 23シーバスフラットXの実釣インプレ評価

性能・値段が丁度ええ…

といえばダイワのXシリーズです。

シマノのBBシリーズ同様、ダイワなら間違いなくXシリーズがエントリーモデルであり、ほぼ最安値といっても過言じゃないでしょう。

 

シーバスとヒラメを釣りたいんだけど…

はい、シーバスフラットXを是非。良く分からんテクノロジーが一切なく、公式ページによれば「ブレーティングX」のみ。すがすがしいまでにエントリーロッドなのであります。

 

 

安かろう悪かろう、なんじゃないの…?

………

というわけで今回は2023年4月に登場し、執筆時現在まで半年以上に渡って超使い込んだ『23シーバスフラットX』についてのインプレ・評価・感想を伝えたいと思います。悩んでいる人がいたら是非、参考にしてみてね!

 

 

 

 

どんなロッド?
ダイワ シーバスフラットX

まずはスペックや搭載テクノロジーなどを紹介していきます。

 

 

スペックざっくりと!
ダイワ シーバスフラットX

シーバスフラットX
シーバスフラットX-1
シーバスフラットX-2
シーバスフラットX-3
シーバスフラットX-4
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公式アイテムページ ダイワ(DAIWA)
モデル 96ML
長さ(フィート/m) 9'6/2.9m
仕舞寸法 149
自重 145g
適合ルアーウェイト 7-35(g)
おすすめ度
4.91
メーカー紹介文

安心クオリティの入門シーバス
フラットフィッシュ用ロッド

港湾部から河川、運河など、身近な場所に生息し、エラ洗いと呼ばれる豪快なファイトが魅力のシーバス。そして、爽快なロケーションで楽しめるサーフに生息するフラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)。その二大ターゲットに対応するのが、投げやすくて魚の引きに負けないパワーを持つ安心品質のシーバスフラットX。あなたのソルトルアーフィッシングのエントリーをサポートする。

引用:ダイワ『23シーバスフラットX』

 

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ダイワ(DAIWA)
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ダイワ シーバスフラットX
搭載テクノロジー・デザインなど

以下の通りです。

 

 

ブレーティングX

ネジレに強いブランクスであるブレーディングXを搭載。

ワーロスを軽減し、遠投性や操作性を高めてくれるダイワのテクノロジーです。

 

 

操作性の高いグリップ

操作性のよいグリップもシーバスフラットXの特徴です。

エアセンサーシートほどではないにしろ、軽量化・高強度・高感度を実現しているように感じます。

 

搭載テクノロジー、目立った機能は以上!

 

 

デザインが格好良い!

シルバーを基調としたデザインになっており、

 

近年のダイワによくあるシルバー貴重のスピニングリール(上のは23レグザ)と良く合います。

 

 

専用竿袋

収納しやすく、持ち運びにも便利な専用の竿袋が付属。

この価格帯のダイワロッドにしては珍しい気が…?

 

 

 

ダイワ シーバスフラットX
実釣インプレ・評価

端的に表すとRIP SLYMEの黄昏サラウンド。

滑らかで落ち着ける使い心地。愛知(知多)出張を思い出す。使っていると優しい気持ちになります。「絶対に釣らねば!」というギラギラした釣り師にはオススメしませんが、『釣り』という娯楽を気軽に楽しみたい方におすすめしたい具合。

…………

 

 

もう少し具体的に話しますと……

 

 

『自重』について

3個くらいの軽さ

であり、持ち疲れが少なかったシーバスフラットX。

夏には全自動メタルジグ飛ばしマシーンとなる筆者としては非常に助かりました。長尺の竿を使って思うのが、

なんか指痛くなってきたかも…

という自重的なところなので、150gを切るという圧倒的な自重は間違いなく、良く分からないダイワの廉価ロッドでは到達できないポイントでしょう。

 

筆者は良く知人・友人を誘って釣りに行くんですけど、長い竿を使わせると

重い!
もっと短い竿 使わせて!

とブーたれる人も多いですが、シーバスフラットXでは言われたことがありませんでした。

 

 

『キャスト感・遠投性能』について

振り抜き感はすこぶる良かった

ダイワの23シーバスフラットX(96ML)でした。

正直、そこまで期待はしていなかったのですが、14gのジグ単は勿論、25g程度のミノーも快適にキャストできました。

 

30g程度までならシャキッと降りぬくことが可能。

それ以上は難しいの…?

うーん、無理なことはないんですけど、やっぱりMLクラス。扱えるルアー自重は7g~35gとなっていますが、30g以上のメタルジグを投げようとすると結構しなるのでうまく自重を竿に乗せ切らない感じがありました。サーフでも使う予定の方はMLじゃなくてMクラスの方が良いと思うよ。

 

 

『感度』について

感度も普通に良い

ので、夜でも安心して使えました。

上のように中層より上を泳いでるタチウオを狙ってフローティングミノーなら正直 感度は全く関係ないんですけど、

 

根魚を狙うために岩礁帯や沈み根付近も超積極的に狙えます。

 

根掛かりの可能性があるポイントにルアーを通すと

コッコッtt…ゴッ…!

と明確に根掛かり危険アラームが竿先から伝わります

オノマトペが分かりにく過ぎる…!

使えば分かる。マジでそんな感じで根掛かり前に竿が語り掛けてくる。で、そんな場所に来たと思ったらロッドを立てたり、底ズル引きではなく、リフト&フォールさせるという誘いを迷わず選択できるのです。

 

いれば釣れる、という根魚ですが、そもそも根回りを攻めるのは勇気がいります。しかし23シーバスフラットXには勇気さえ無用。ロッドの感度を信じてキャストすることが可能でしょう。

 

 

 

『強さ』について

割とバットパワーもあった

ので、大型青物でもなければ普通に上げられるでしょう。

大型青物はキツイの…?

いえ堤防釣りのような、周りに障害物もないポイントなら時間をかければ上げられます。ただ磯釣りのようなポイントではMLクラスじゃ心配です。Mクラスの方が良いです。

 

とりあえず、普通の堤防ルアーフィッシングならシーバス・フラットフィッシュ問わず問題なく使えるでしょう。唯一のダイワテクノロジー『ブレーティングX』は伊達ではなく、心配になるくらいの角度に曲げても翌日以降もフルキャスト出来ました。結構 頑丈でタフに使えるセッティングになってるっぽいよ。

 

 

餌釣り竿としても最高!

竿先の感度が良い

MLクラスなので、キスの引き釣りなんかでも使いやすいと思います。筆者のシーバスフラットの初フィッシュは上のイシモチでした。

 

長さも十分なのでサビキ竿としても使える

汎用性がありました(96ML)。

堤防釣りにおいてはできることが非常に多いので、

ルアーもやりたいけど、釣れるなら餌釣りもしたい…!

という方にもオススメでしょう。

 

 

 

 

デザイン・価格的に似合うリール

ダイワの23シーバスフラットXと値段的に近い&性能・デザイン的に似合うスピニングリールを紹介しておきます。

これからスピニングリールも選ぶ!

という方は参考にしてみてください。

 

 

ダイワ 23レグザ

堅牢性の高いレグザなので、ショアジギングをされる方にピッタリ。

デザイン的にもシルバー系なので落ち着いており、同じくシルバーを基調としたシーバスフラットXとデザイン的にもピッタリです。

 

 

 

シマノ 23ストラディック

銀と薄青を基調としている23ストラディックも合います。

巻き心地も最高に良く、自重も軽いです。堅牢性を求めるならレグザの方がチョイおすすめですが、あくまでシーバスやフラットフィッシュを楽しむのであればストラディックがオススメ。

 

 

 

 

ダイワ 23シーバスフラットX
おすすめモデル

執筆時現在 23シーバスフラットXは全部で5種類のモデルがあります。

どれを選べばいいのか分からないんだけど……

という方に向けて、おすすめモデルを3つ紹介しておきます。迷っている方は是非 参考にしてみてください。

 

 

堤防釣り初心者に!
23シーバスフラットX 86ML

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¥9,595 (2024/12/03 04:11:13時点 Amazon調べ-詳細)
モデル 86ML
全長/仕舞寸法 2.59(m)/133.2(㎝)
自重 134(g)
適合ルアーウェイト 7~35(g)
おすすめ度
    • 初心者でも扱いやすいMLクラス
    • チョイ投げからルアー釣りまで楽しめる

    というのが23シーバスフラットX86MLのおすすめポイント。エギングやシーバス釣りで使いやすく、チョイ投げのキス釣りやカレイ狙いでも扱える万能モデルです。

    96MLと迷っているんだけど…

    マジで初心者なら短い方が扱いやすいです。

    ちょっと経験があるなら飛距離も出せる96MLがオススメです(堤防釣りにおいて、飛距離はマジで重要です)。あなた自身の経験値、やってみたい釣り、釣り場の規模、ルアーの重量などによって決めるのが一番 失敗が少ないでしょう。

     

     

    釣り経験のある方には!
    23シーバスフラットX 96M

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    モデル 96M
    全長/仕舞寸法 2.9(m)/148.8(㎝)
    自重 150(g)
    適合ルアーウェイト 10~50(g)
    おすすめ度
        • 飛距離が出せる
        • ライトショアジギングも可能
        • パワーと操作性が高いMクラス

        のが23シーバスフラットX 96Mです。シーバスの他、特にフラットフィッシュ(ヒラメやマゴチ狙い)では個人的に一番使いやすいと感じるMクラスロッドというのもおすすめポイント。24g以上のルアーを投げるのであれば、MLクラスよりも飛距離が出やすいような気もします。

         

         

        遠投&剛性が期待できる!
        23シーバスフラットX 100M

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        モデル S100MH
        全長/仕舞寸法 3.05(m)/157(㎝)
        自重 170(g)
        適合ルアーウェイト 10~50(g)
        おすすめ度
          • 遠投力とパワー!
          • サーフでも使える10フィート!

          というのが23シーバスフラットXの最長モデルです。

          サーフでも使ってみたい!

          という方におすすめ。エントリーモデルのシーバスフラットXということで、どれも長すぎず短すぎない、まさに初心者から中級者に最適なモデルが出そろっています。

           

          モデル選びに正解はありませんが、飛距離が出したいなら長いモデルを選ぶと良いでしょう。MHとかMなら腕力も関係しますが、M、MLクラスなら長ければ長い方が飛距離は出しやすいですよん。

           

           

           

          総括:ダイワ(DAIWA)
          シーバスフラットX インプレ評価

          THE エントリーロッド

          というのがダイワ 23シーバスフラットXのインプレ評価です。

           

          本文でも述べたように

          • 自重が軽く、扱いやすい
          • ルアーから餌釣りまで快適に楽しめる
          • 価格がお手頃で、結構頑丈!

          という点が個人的おすすめポイント。

           

          最近は訳も分からないテクノロジーを搭載し、必要以上の機能を持ち合わせ、価格がバカ高いロッドが増えた気がします。その点 シーバスフラットXは価格・性能 ともに丁度良く、初心者にこそオススメです!

           

           

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