先日、生き餌釣りをやるために『アジ活かしビク』という水くみ兼 生き餌の管理もできるバケツを買った。
☝のレビューにも書いた通り、すべてが高機能なビク(スカリ)だったのだけど、唯一 デメリットとして『ロープ』がついていない、というものがあった。
代替えとして
ストリンガーを付けて、活かしビクを使っていたんだけど、
というね、問題があった。画像を見てもらえば分かる通り、ストリンガーは普通のヒモ。それに生き餌が数十匹入るような大型のビクを上げ下げするのは不可能ではないが、素手でやろうものなら半端なく痛いのだ。
そんなもんなのかな、、、と諦めかけたときに、宇野(知人)の親に貰ったロープ(数珠付き)が超便利だったので、そちらについて紹介する。
もくじ
数珠付きロープが(釣り)スカリ・ビク・バケツに最適な3つの理由
数珠付きロープとは僕が作った仮称で、上のような釣りロープ(ヒモ)を指す。黄色いヤツが僕が数珠と読んでる部分。
一見、普通のロープと変わらなそうだし、なにより数珠の分 荷物として嵩張りそうなデメリットすら感じるが早合点するなかれ。それを補ってあまりに余る超メリットがいくつかある。
いくつか紹介してみる。
メリット1:ビクを下ろしやすい・上げやすい
まず、超絶メリットだと感じるのが数珠部分が節となるためビクを下げやすく、持ち上げやすいこと。上の動画で数珠付きロープが使われており、女性でも楽々と上げられている。
従来の、ただのヒモタイプのロープだとビクを堤防の上に上げる際は手にぐるぐる巻いたりして手繰り寄せるしかない。(生き餌がいる場合)下げる際は、勢いよく落としすぎないように速度を調節しながら力加減をして下ろす必要がある。
無論、筋骨隆々な男であればなんの差支えもないだろうが、それでもやっぱり疲れるというもの。そこで『数珠付きロープ』である。ビクを上げるときも下げるときも、等間隔に並んだ数珠部分が節となってくれるので力を要所要所でかけやすく、労力は最低限で水の入ったビクをも操作できるというのは従来のたがのヒモタイプにはない利点だと思う。
メリット2:引っ掛けやすい
ただのヒモタイプでも問題ないのだが、数珠付きロープだと数珠部分が良い感じにロープを固定する起点となってくれるので、従来のロープよりも格段に舫(もやい)などに引っ掛けやすいという利点もある。
メリット3:損傷しづらい
そもそもビクに使われるロープなんてちょっとやそっとの損傷では絶対に切れないような頑丈さなのだが、それでも堤防の縁の鋭利な牡蠣貝などの損傷が気になる。
そんなときでも数珠付きロープである。
正直、書いていて『暴論じゃないのか』と思うところはあるが、数珠部分がロープを上手くカバーしてくれるので岩や回、堤防によるスレの損傷は従来のロープよりも少ないと思われる。
とにかくおススメ!数珠付きロープ!!
使う前は、
という僕だったが、使ってみて驚愕。それまで使っていた普通のヒモロープにくらべて圧倒的に使いやすかった。とらなくて良かった……
昔の人はホント、よく考えたもんだよ。今に至っても売られているもので無駄なモノはないな、と思った数珠付きロープだった。
あ、一応 おススメ紹介しておくか。
超おススメ!:タカ産業 ホルダー巻マルチスベランロープ ロープO
僕が現在使っている数珠付きロープである。
頑丈なヒモ、利便性の高い数珠の他、上のように見るからに丈夫な金具が抜群の信頼感を生み出している。こまめに洗えば上のように、数年使っているにも関わらず、錆びつかずに綺麗。
事実、僕が購入した『TAKA アジ活かしビク(30㎝)』を上げ下げしてもビクともしないところから相当、強固な水くみロープだと思う。
おススメ度No1:ダイワ(DAIWA) 楽らくロープ(A)
☝クソ、こんな便利そうな水くみロープがあったとは…盲点。
☝なんなら数珠の代わりに『樹脂製ボール内蔵コブ』なんて素晴らしいものが付随してる…流石DAIWA。。これまで2000字に渡って『数珠付きロープ』を紹介、おススメしてきた僕だが早速、DAIWAの楽々ロープ(A)を購入しそうな僕がいる。。。
まぁ、そういう感じだ。
普通の水くみロープもいいけど、『数珠』や『樹脂製ボール内蔵コブ』が合ったほうが、確実にバッカンやバケツ、ビクの上げ下げが楽だよ、って話でした。
それでは。