こんにちは皆の衆。元気にニュージーランドで日本と変わらないような生活を謳歌しているでしょうか。
私は絶賛 しております。先日 タカプナ(Takapuna)の図書館に行ってきたのですが、シティのセントラル図書館に比べて圧倒的に人が少なく、学生こそチラホラいるものの高級住宅街という先入観からか どことなく皆 エレガントで知的な人のように思えました。シティも悪くはないんだけど、いかんせん人が多すぎるせいで素行の悪い人に目がいってしまうのです。図書館の無料Wi-Fiを使ってまでPornhubを見てるヤツはつまみ出せ。せめて音量は隣のオレに聞こえないくらいに下げろ。本 読めないだろうが
タカプナの図書館にはそんな不遜な輩はおらず、外の雨音が響くくらいには静寂が保たれていたのです。そんな雰囲気だけでも満足だったのですが、なんとこのタカプナ図書館 日本語の本もシティの図書館に負けないくらい置いてあります。ラインナップも素晴らしいものがあり、内田百閒や森見登美彦などの私の好きな小説家の本も置いてあるということで 連日のように足を運んでおります。貴志祐介 著の傑作SF小説「新世界より」まで置いてあるので今も袂に上・中・下巻を借りてきてしまいました。
そういうわけで日本語の活字に朝から晩まで浸っていると 頭の中の英語が日本語の海に押し流されてしまうので、たまには英語にも触れようと思い 今回の記事を書いてみようという気になりました。
今回紹介するのは2019年6月現在発行されている2ドルコインについてです。
それでは まとめていきます。
2ドルコイン
ニュージーランド 2ドルコインの特徴
2019年現在 ニュージーランドで発行されているコインの中で最も大きいのが2ドルコインです。1ドルコインと同様 美しい金色をしています。写真ではうまく金色が表現できませんでしたが、ほんとうは綺麗な金色をしているんです。
材質、大きさ
直径 26.5ミリメートル
厚さ 2.7ミリメートル
重さ 10グラム
材質 アルミニウム・青銅
デザイン
In 2006, new and smaller plated steel coins were introduced to replace the older cupronickel 50, 20 and 10 cent pieces.
Plated steel coins differ from older cupronickel coins which were demonetised in November 2006. During the manufacturing process the steel core is covered with layers of nickel and copper, giving the coin its characteristic colour and surface.
One and two dollar coins are made of an aluminium-bronze alloy.
2006年に10、20、50セントの銀貨 銅貨は大きくて重いため新硬貨に変わったそうですが、1ドル硬貨と今回紹介する2ドル硬貨は1991年に発行されてから現在に至るまで デザインはそのままという中々歴史のあるコインのようです。
オモテ面
オモテ面はご存知エリザベス女王2世の肖像です。
オーストラリアのコインにもエリザベス女王2世の肖像は使われておりましたが、オーストラリアでは発行年によってエリザベス女王2世の年齢が違いました。ニュージーランドでも同様のようです。
下記参照↓
裏面
Kotuku or white heron have always been rare in New Zealand and are revered by both Māori and pakeha for its elegant white feathers. This graceful bird has long, slender legs and a long, thin S-shaped neck, which has a distinct kink when flying. Kotuku are specially adapted for wading in shallow, muddy waterways: it has long legs that are bare of feathers to well above the ankle joint and long spreading toes. In New Zealand it only breeds near Whataroa, South Westland, between September and January.
裏面の鳥はKotuku(マオリ語)という名のアオサギの一種(ダイサギと言うらしい)だそうで、ニュージーランドでは大変 希少な鳥のようです。
紹介文にあるように首がめっちゃS字になって面白いですね。
私は地元が田舎なので こういう鳥を近所の水路で学校の帰り道にたくさん見た気がするけど、種類が違うのでしょう。
ちなみにコインの側面も普通にすべすべしたりギザギザしているわけではなく、下記の写真のような、あまりみたことのない工夫がされていました。
まとめ
ということで2ドルコインについてまとめてみました。
ニュージーランドで生活していると、ついカード払いの自由さに依存してしまいがちです。小さな店の屋台でもカード払いに対応したりしているのがこの国 ニュージーランドなんです。たまにアジアンレストランで税金を払いたくないのか現金オンリーという店もありますが それは極めて例外でしょう。
あと数十年後には現金がなくなる、という恐ろしいことを耳にしたので 私はそれまでには可能な限り 現金で支払いをしたいという意思をここに示し、筆をおきます。