色々ありすぎて迷う…
というジグヘッドです。昨今の釣りブームもあってかヒラメやロックフィッシュを狙う人がめっちゃ増えて、店頭に並ぶジグヘッドの数も増えた気がします。
で、
と聞かれたらオススメしているのが表題にもありますカルティバの静ヘッドです。
"しずか"ヘッド?"せい"ヘッド?
[しずか]ヘッドです。良く飛んで、着水音も静か。お手頃な価格帯から、様々な釣りモノにおいて非常に人気のジグヘッドになります。
というワケで今回はカルティバの『静ヘッド』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
エコギア 静ヘッド
どんなジグヘッド?
まずはスペックやらを紹介していきます。
スペックざっくりと!
カルティバ 静ヘッド
公式アイテムページ | OWNER(オーナー) |
自重/フックサイズ | 7g.10g-#2/0 12g.14g-#3/0 16g.20g-#4/0 24g.30g.36g-#5/0 |
個数 | 14g以下/4個 16g.20g/3個 24g以上/2個 |
コスパ |
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おすすめ度 |
|
「静か」なことは武器になる
ヒラメ、ハタ、シーバス、青物など。ナチュラルサイレント仕様。とても「静かに」ナチュラルにアプローチ可能です。静のために一からデザインしたSW専用フック!もちろん水中での水平姿勢維持や、フルキャストでの飛距離も万全。シンプルですが一切の手抜きはありません。堀田光哉さんによって、実釣テストが繰り返されたこの静は、ベイエリアシーバスやサーフのヒラメはもちろん、徳島県の賀川正志から発信された鳴門のショアマダイでも、その「静かであること」の機能性がショアマダイの道を拓くきっかけになりました。
引用:オーナーばり「静ヘッド」
ワームキーパーが太い
かなりしっかりしたワームキーパー
というのが静ヘッドの特徴でしょう。それ自体はワームをかっちり固定してくれるのですが、16g以上の静ヘッドのワームキーパーはかなり太いので、R-32(3インチモデル)のようなワームだと上の写真の通り。下手すると裂けます。
16gの静ヘッドだと10㎝前後のワームが最適に感じますが、細身のタイプは注意しましょう。細身のピンテール系ワームを使いたい方はイワシヘッドとかの方が良いかもしれません。
静ヘッド
実釣インプレ
実際にエコギアの静ヘッドを使ってみてのインプレ評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
飛距離が良い!
- シルエットが良い
ためか、そんじょそこらの安価なジグヘッドに比べて飛距離が良く出る気がします。堤防やサーフなどで『とにかく飛距離が欲しい!』という方にもオススメできる静ヘッドでしょう。1mでも遠くに飛ばしたい方は是非。
根が激しいポイントも強気で攻められる!
- 比較的 値段も安価
な静ヘッド。そんな価格の安さも相まって 根回りも丁寧に探ることが出来ます。ロックフィッシュ狙いの方にも高く支持される所以が価格。初めてのポイントでも躊躇せずに底をトレースさせることも躊躇なく出来ます。
アイナメやソイなどのロックフィッシュ(根魚)を狙いたい方は是非。ポイントの水深にもよりますが、12g~16gが特におすすめです。
シーバス・ヒラメにも最適!
- 何でも釣れる!
静ヘッドです。過去の釣果写真を見返すとどういうわけかカサゴの写真が圧倒的に多いのですが、普通にヒラメとかシーバスも釣れています。まぁジグヘッドによって釣れる魚が異なるワケもないのですが、とにかく色々な魚相手に使える静ヘッドでしょう。
5g、7gであればイナッコボイルの激しいポイントでプラグには反応しないときに表層付近を巻いてくれば釣れたりもします。が、やっぱりアシストフックがないとなかなかフッキングまで持っていきづらいです。あくまでロックフィッシュ、フラットフィッシュのおまけ程度にシーバスも狙えると考えると良いカモ。
シーバスは吸い込む捕食タイプの魚です。狙って釣りたい方はアシストフック付き(付けられるタイプ)のジグヘッドを別に選んだほうが良いでしょう。上の写真のような、同じくカルティバの「JH-67 AX-アックス」というジグヘッドがシーバス狙いには最適だと思います。
静ヘッドの使い方
という方に向けて、静ヘッドの使い方を紹介しておきます。
使い方①:基本はただ巻き!
基本は巻いてくるだけです。
ただ巻いてくるだけでも十分です。ボトム(海底)を可能なかぎりゆ~~っくり巻いてくると色々な魚が釣れます。変にジャークを入れたりせずとも、ただ巻いているだけで普通に釣れます。
下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。注意点として、底をずる引きしないようにすることだけ。根掛かりの可能性が格段に上がります。
底をずる引きしてるって、どうやったら分かるの?
竿先にゴンゴンゴン!と海底を叩いてしまっている感触が伝わります。その場合は静ヘッドを泳がせるスピードが遅い(=ルアーの沈下速度よりも遅い)というコトになりますので、リトリーブ速度を挙げましょう。
あんまり早く巻きたくないんだけど…
その場合は軽いモデルの静ヘッドを使いましょう。表層を狙うなら7g以下のモデルがおすすめです。底を狙うなら11g以上のモデルがどの釣り場でも使えると思います。
使い方②:リフト&フォール!
ただ落とすだけよりも長時間 アピールさせられるのでリフト&フォールも静ヘッドを使う上では是非 試していただきたいところ。個人的にはリフト&フォールが一番快適で釣果が高いです。
なんでアピールさせられる時間が長いの?
軌道が長いからです。
ただ落とすだけならワームは底方向に垂直に沈むだけですが、ある程度の水深まで巻いてやり、そこからテンションフォールをさせることでワームを放物線上に落とすことが出来ます。
やり方としては、着水後にリールのベールを返し、ラインが出ないようにするだけ。これだけで、竿先を始点にしてコアマンPBは放物線を辿ります。着底したら、数回リールを巻いて、再度 着底を待ちましょう。この繰り返しです。
その他にも色々な使い方があると思いますが、専門的な話は置いといて、筆者としては以上の2点の使い方での釣果が高いです。気になる方は調べてみてね。
カルティバ 静ヘッド
おすすめモデル3選
入り数 | フックサイズ | |
静ヘッド 7g/1g | 4個 | 2/0 |
静ヘッド 12g/14g | 4個 | 3/0 |
静ヘッド 16g/20g | 3個 | 4/0 |
静ヘッド 24g以上 | 2個 | 5/0 |
サイズバリエーションが豊富な静ヘッド。
という方に向けて、簡単におすすめモデルを紹介しておきます。
静ヘッド 11g
非常に使い勝手の良いサイズが12~14gだと思います。
投げた感触、巻いている感触どちらとも感じやすいので水中を想像しやすく釣りがしやすいです。飛距離・操作感ともに9フィートMLクラスのルアーロッドで扱いやすく、ロックフィッシュ・フラットフィッシュの実績が高いです。3個入り。
静ヘッド 16~20g
比較的重めですが3個入りの高コスパモデルです。
とにかく飛距離が欲しいシチュエーションで使いたい16~20g。ベイトが接岸していないとき、かけあがり等のポイントが遠いときに有効。フックサイズも12~14gよりも一回り大きいので、4インチ以上のワームを使う方は是非、検討してほしいモデルです。
静ヘッド 24/30g
水深が深いポイントで多用されているモデルになります。
堤防で使う場合は底をずる引きしないようにしましょう。あくまで個人的な感想ですが、21gと24gの場合、24gの方がバラした経験が圧倒的に多いです。リフト&フォール主体の釣りをしていますが、やっぱりフォール速度が速すぎるのかなぁ?
飛距離を出したい気持ちはわかりますが、できるだけ軽いモデルによるフォールが確実&釣果が良いので、参考にしてみてください。ソゲクラスだと結構な確率でバラすので注意。
カルティバ 静ヘッド
合わせて使いたいワーム2選
静ヘッドと相性抜群なワームが以下の2つ!。
エコギア バルト
静ヘッドを使うならバルト(ワーム)を是非!
ヒラメ狙いワームの殿堂入り的存在であり、コスパも最強格。これからワームを選ぶ方は是非、ひとつはタックルケースに入れておくことをオススメします。マジで、これ以上ヒラメが釣れるワームが後述するR-32くらいしかありません。
パワーシャッドは?
う~~ん。エコギアの方が好釣果ですね。僕より格段に釣りが上手い師匠がパワーシャッドを愛用しているのですが、正直なところ最近の釣果は僕の方が上です。なぜか?バルトを使っているからです。
とはいえ、そこまで値が張るものでもないので、よければどちらもどうぞ。
マーズ R32
シーバスワームとして滅多に売ってない(最近ようやっとネットで供給が追い付き始めた)『R32』というワームもおすすめです。先ほど紹介したパワーシャッドに比べると動きが控えめなピンテールワームとなっており、お財布に余裕のある方はフォローベイトとして持っておくと良いでしょう。
サイズはどう選べばいいの?
- 3インチサイズなら12g以下!
- 4インチ(グラマラス)なら14g以上!
を選ぶとピッタリ合うと思います。
ミドルアッパー
16g以上の静ヘッドを使うなら、ミドルアッパー(4.2インチ)も最高にマッチするワームになります。先述したR-32と同じくピンテール系ですが、流石はダイワ。供給量が安定しているので、定価で購入できるのが◎。シーバスルアーとして人気のミドルアッパーですが、筆者はヒラメ狙いで多用しています。シルエットが風抵抗を受けにくいので飛距離も半端ないです。写真の通り、銀粉カラーが特におすすめ。
エコギア 静ヘッド
インプレ評価:総括
信頼度が高い!
に尽きるカルティバ 静ヘッドです。
価格がお手頃なのも良いですが、それ以上に、
- フックの刺さり具合の良さ
- 飛距離の良さ(着水音の静かさ)
が秀逸で、色々なジグヘッドを試した現在でも常にストックを買い置きしているレベル。とても「静かに」ナチュラルにアプローチ可能なジグヘッドです。シンプルですが一切の手抜きはなく、静のために一からデザインしたSW専用フック使用。もちろん水中での水平姿勢維持や、フルキャストでの飛距離も万全。ウェイトのバリエーションも豊富で、
14gだと軽いし、21gだと重いし…
というときに最適な『16g』が揃えられてたりします。
以上、静ヘッドの実釣インプレ評価についてでした。
迷っている方は是非!
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