【NZ オークランドシティ】Tinderで出会った韓国人とデートしてきた話 Part.2【いつものアレ】

前回のあらすじを三行に要約すると、

 

 

 

Tinderで知り合った韓国人の女の子と

 

デートをすることになった

 

 

 

ということでした。2行で足りたわ。

 

正直 彼女はそんなにタイプの女性ではなかったんですけど、当日 行く予定だったミートアップがあったんですけどキャンセルしてデートに行ったわけです。

 

 

 

待ち合わせはいつもと同じようにシティの図書館(Central Libraly)だったんですけど、外で待つには寒すぎたので中に入って雑誌を読んでました。隣に座った おそらく中国人とみられる小さな男の匂いが妙に懐かしかったのを覚えています。高校の時に部活で着ていた紺色の剣道着(上)の匂いがしました。

 

で、数分 待つと

「Im here !」

というメッセージが届いたので、図書館の前に設置されているベンチに向かったわけです。

 

 

 

実際に会ってみて

外に出て 右側にあるベンチを見渡してみると、黒いロングコートのような服を着た明るい茶色の髪を肩くらいまで伸ばした女性がポツンと座ってスマホを操作していました。直後 私が手に持っていたスマホがピコーンという音を立て何かを受信、その音に気付いた彼女がこちらを向き、手を振ったので その女性がPinだということが分かりました。

 

 

Tinderに限らず 多くの場合はその人が何かのSNSなどに設定するプロフィール写真なんていうのは実物の3~5割くらい盛っていることが多いのは周知のことではないでしょうか。Tinderで出会った女性というのは8割持ってくることもザラです。顔だけなら良いものの、体系も結構いじってくるタイプの女性も結構います。あまりにも違う場合は実際に会ったときに「え、君ちがうじゃん。写真とちがうじゃん。」と衝動的に言いたくなりますが、グッと堪えるのです。まぁ、相手も同じようなこと思ってるかもしれないしね。

 

 

しかし、なんと今回のPinは写真とまったく同じ顔と体系をした女性だったんです。時間帯が夜で、しかも彼女が結構 バッチリとメイクをしていることが分かったので 俄然 テンションが上がりました。デートスタート時点でこんなにもテンションが上がったのは 久しぶりな気がしました。

 

 

 

で、日本食レストラン

彼女に「お腹空いてる?」と聞くと「そこそこ」とのことだったので、いつもと同じようにオークランド1と言っても過言ではない安さの日本食レストランに行くことにしました。 店員に顔を覚えられていないか心配になるほどデートの時に使わせていただいております。

 

注文してから料理がくるまで色々と話そうとして話とか用意してたんですけど、思いのほか会話が弾まない。一応 ミートアップで盛り上がったりした話をしても あまり反応がよろしくない。それとなく話を振ってみても「Yeah 」で済まされてしまう。虚しい。しかしそんな不毛な会話のドッジボールを数回して気付いた、

 

Pin 全然 話を理解していない

 

と。私の英語 それも発音が悪いのかということも考えましたが、ほかのミートアップで話して盛り上がった話を一言一句そのまましても反応はイマイチだし、こちらが露骨に質問をしないと返事がないのです。それ以外には考えられない、というのは私の驕りかもしれませんが、とにかくしんどかった。というかこっちもそこまで英語力に自信がなかったので 彼女が何を言いたいのかもまともに理解できない。まるで暗い洞窟を手探りですすんでいるような不安を感じてました。

 

 

しばらくして料理が運ばれてきて、どのように会話を展開するか、「というかホント この後どうしようか、、、」と考えに考え、考え疲れたので もくもくと料理を口に運んでいると、Pinが

 

「Sorry my english is no good」

 

と口を開くのでした。正直 存じていましたが、「No worries not so bad」と言っておきました。それで彼女の中の何かが吹っ切れたのか それ以降は積極的に喋ってくれるようになりました。文法だったり、発音だったりとお互い 色々なところが欠けていたと思いますが、それでもやっぱり身振り手振り なんとか伝えようとすれば伝わるもので、意外とコミュニケートは出来ていたと思います。

 

食事代を支払うと、店を出てから「ホントに割り勘じゃなくていいの?大丈夫?」と聞いてきたのも印象的でした。最初に会ったときよりも良く笑うようになったので安心しました。

 

 

フェリー乗り場

またまたお決まりのデートスポット。フェリー乗り場に行くことにしました。

 

平日ということもあってか、人がまったくいなくて 少々怖いくらいの静けさでしたが、たまに目の前を通るフェリーの灯りがより綺麗に真っ暗な夜の海に映えていました。

 

フェリー乗り場は堤防のようになっています。私は釣りが趣味なのですが、岸の方で「バシュッ!!」という音がしたので「ん、ライズ(魚の捕食音)かな?」と思い、身を出して水面をライトで照らしながら見ていると、Pinが背後に忍び寄っていたらしく、

 

グイッ

 

と肩を押されるフリをされ、焦ってPinに抱きついてしまいました。

 

 

 

 

 

思い返すと結構 いい雰囲気なんじゃねコレ? まぁ、その後はご想像通り 「も~~やめてくれよ~~」みたいに白々しく茶化して離れ、しばらくベンチで海を見ながらお互いの国の文化の違い話したり(正直ほぼ全部 知っていることでしたが 初めて聞く話のように分かりやすく驚いたりしてました)、バーに行ってお酒を飲み、22時くらいになったところで

 

あ、私 明日 仕事だから帰らないと。じゃあね。

 

と自ら別れを切り出して帰路につきました。

 

これも私の悩みなんだけど、間が持てないのよね私。相手からどう思われているのか分からないから、「退屈」と思われる前に別れを切り出してしまうんです。少なくともニュージーランドに来てからはデートでも飲み会でも、グダグダしたときに別れを切り出すのは必ず私でした。今までは「無駄な時間を過ごしたくないから」と思ってましたけど、多分 それだけじゃないと思ったデートでした。

 

 

まとめ

白状すると、かんっっっぺきに臆病風に吹かれました。まさか「臆病風に吹かれる」なんて死語を使うとは思いもしてませんが、それ以外に形容できないわ。若者風に言うとチキりました。はぁ、、、、もっとよく予習しておくべきだった気がするんだが、、!良い雰囲気になってからのハウツーとか、そんな感じのこと

 

恋愛に「予習」とか言っているところに私のチェリーボーイたる所以が垣間見えますが、そういうのが私の性分なので仕方ないでしょう。

 

当面はもっと言いたいことを伝えるための英語の語彙力、ニュアンス、良い男の話し方などを勉強をしなければいけないと感じた有意義なデートでした。後悔は残りますが。。そして今度からはもっとデートの作法とかについて調べてから行かないとな。

 

 

ということで今回も有意義なデートでした。後悔は残りますが 次に活かしたい。アイドンギヴァファック。落ち込んでるヒマあったらスワイプしないとな。どうよ、この精神力の強さ。伊達に海外で一人 生きてないぜ。

 

 

 

 

 

 

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