こんにちは井家だ。

節約ということについて皆さんはどうお考えか。それが何かの目的があったうえでするのなら意味のあるものだと思うが、とくに理由もなく節約をするのはいささか勿体ない気がしてならない。それが20代とかいうかけがいのない時間のなかでやっている人がいるなら他人事とはいえひとこと申したくなってくる。

 

 

 

すっかり忘れてしまっていたが、1月の家計簿についてまとめさせてもらおう。

 

「節約狂のてめーの家計簿なんて何の役にも立たんわ」という声が聞こえてきそうな私の家計簿であるが、これから留学やワーキングホリデーとして長期的にオーストラリアに住む人の参考に少しでもなれば何よりだ。

 

 

 

オーストラリア
サンシャインコーストでの生活費

いまどきTwitterとかで「オーストラリアの物価やすい!月100ドルでいける!」なんてポジティブシンキング丸出しな書くとオーストラリア在住のインターネットヤンキーさんに丁寧に叩かれます。私のブログも多分、皆さまの思われるよりだいぶ安いですが、それは私が最低限文化的な生活をしていないからですのでご了承ください

 

あ、レント代金を入れると家計簿の大半がレント代になってしまい私の精神衛生上よろしくないので抜かせていただいてます。あわせてご了承くださいませ

 

こちらが当月の家計簿です。

食費が 97.6ドル

諸経費(ガソリン代など) が 63.6ドル

娯楽費が 0ドル

 

食費が日本円に換算しても1万円を割っているので相当 少額で1か月過ごしたことになる。娯楽費が0なのはただ単純に遊び相手がいなかっただけなので気にしないでほしい。

 

今月はこれまでの家計簿の中でも指折りに少額になった。

というのにも理由があるのだ。もう表題の通りだ。

 

 

 

節約狂との出会い

同居人にカズさんという30歳のガチムチな男がいる。

 

前にも何かの記事で紹介させていただいたと思うが、非常にストイックな♂。

30歳という一般的には成熟しきった年齢でありながらアルコールや煙草といった趣向品をたしなむことを嫌い、財布のひも(というか金銭感覚)は中学生と同じくらい固い。

 

あとあと彼の家計簿を見せてもらうと、今月 一番高い買い物は34ドルのプロテイン2kgであった。

 

 

節約勝負

私も迂闊だったのだが、そんなクレイジーな男と節約勝負に打って出てしまったのだ。ほんっとうに迂闊だった。なんで男ってのはなにかと勝負をしたがるのか

 

カズさんは1月12日に私の住むワーキングホステルにやってきた。夜 会話をしているうちに彼も節約には自信があることがわかったので、その日のうちに節約勝負を挑んだ。

 

「勝者には敗者から5ドル」という節約者からすると多額の賞金が賭けられたので、私たちはいい大人でありながらチョコレート一枚買うことに躊躇するような人になってしまった。

 

 

今月は私のオーストラリア生活の中でも最低金額で過ごした1か月間であるのにも関わらず節約勝負には敗北してしまった。まじか。

 

 

オートミールとかいう万能食

皆さんはオートミールという食物をご存じだろうか。

カズさんの主食がそれである。

 

オートミールというのは簡単に言うとフルーツグラノーラに入っている麦のような形をした穀物である。以外にも栄養価が高く、そしてなおかつ安いということから彼はお米、パン、パスタといった主食スター選手をよそにオートミールを主食として採用した過去があるそうだ。マイナーポケモンでパーティ組んでるポケモントレーナーのような謎のかっこよさを感じていた。

 

100gあたりのエネルギーが380kcalもあるようなとても栄養価の高い食物なので、節約したい方は是非。

 

 

彼のルーティーン

そんな彼の食生活を観察させてもらったところ、

 

朝  プロテイン

昼  無料提供の賞味期限切れのパンを数枚

夜  オートミール with ケチャップ チーズ

 

というルーティーンであることが分かった。

 

こんな質素な食事であること自体が結構すごいことなのだが、彼のすごいところはこのルーティーンをずっと続けられるところだ。いやもうすごいっていうか引く。

 

 

 

総括

やっぱり食材はやすいですねぇオーストラリア。

 

国内で育った野菜や果物などは日本と比較しても結構 安いと思うし、なによりパートタイムの仕事の最低時給がとても高い(日本円で1800円くらい)のだから、現地で働いている私からすると物価は安いほうだと思われる。

 

今回 私がお見せした家計簿がどの程度有用なものかは定かではないが、自炊をしたりポテトチップスなどを食べなければこのくらいの金額で一か月間過ごせるということが分かっていただければ幸いだ。

 

 

なお、今月は節約勝負なんてアホなことをしてしまったので食費をはじめ、ありとあらゆることを切り詰めてしまったので来月はしっかりとオーストラリアの生活を楽しめるようにしたいと思う。

 

 

 

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