【2000円札を彷彿させる】オーストラリア20ドル札の微妙さがすごい【紙幣シリーズ】

皆さんは一時 発行されていた2000円札を覚えているだろうか。

 

もともとこの紙は「西暦2000年を記念して何か作ろうじゃん」という当時のエラい人達によって2000年7月に作成された。単なる紙としてのみならず、物々交換の際に野口英雄 2枚分の価値をもつモノとして使えるらしいものである。しかし発行から18年を経た2018年現在では、ついぞその姿を見かけることはほとんどなくなった。

 

 

発行枚数が減るにつれて「これ取っておいたらプレミア価値がつくのでは?」と考えた私と友人達は収集に力を入れ、収集したもののお互い家のどっかに閉まって場所を忘れてしまい、この紙幣の流通に微力ながらも歯止めをかけてしまった。

 

 

8億8000万枚も印刷されておきながら、今流通しているのは1億枚程度。後の7億8000万枚はどこにあるのか? 倉庫である。この紙幣が全部流通することはないだろう。

 

 

 

 

そんな絶滅危惧種の2000円札を傍目にこの20ドル紙幣は現在オーストラリアで発行されている紙幣の発行割合の11%を占めるメジャーな紙幣である。

 

 

そういうわけで今日はオーストラリア20ドル紙幣をまとめてみようと思う

 

 

オーストラリア20ドル紙幣

日本の2000円札のような微妙なお札、というのが私の個人的見解だ。

私は一週間の買い物を一度に済ますんだけど、その際の支出は大抵20ドル後半になるので、この20ドル札一枚で済む、ということは少ない。そんなお札だけどオレンジ色のお札なんていうのは私にとっては初めて。あまりにも綺麗なお札なのでおもちゃのお札に見えなくもない。

 

ちなみに1994年の10月に初めて発行された紙幣らしい。私の誕生月と一緒ですね

 

 

材質

縦が65㎜、横は144㎜。

材質はポリマー。

 

 

 

 

オモテ面

 表面には多大な経済成功を収めた商人のメリーレイベイ氏がセンターを飾っている。

 

 

裏面

 

こちらが裏面 。

裏面にはジョン・フリンという大臣がセンターを飾っている。

ちなみにこのジョン・フリンという大臣、世界発となる救命用飛行機のサービスの大系を作った人物であるそうだ。救命用飛行機のサービス大系と言われてもポカンとしている人もいると思うが安心してほしい、私もよくわからない。

 

 

御覧の通り、オーストラリア20ドル札というのはオレンジ色を基調とした綺麗なデザインである。

 

 

その他細部

 

 

 

ラクダに乗った、誰だろう?

 

 

メリーレイベイ氏の貿易商として所有している船もデザインされている。

 

 

見づらいと思うが上の写真のスケルトン部分には「20」がプリントされている。

 

 

5ドルのような煌びやかさのようなものはなかったが、オレンジ色が綺麗なお札だった(2回目)。

 

 

 

ほんとに2000円札ってどこにいったんだろうね

 

 

 

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