めっちゃ使いにくい!
と感じたサンライクのランディングネット。そろそろ釣り歴が10年にもなる筆者なので、大抵の釣り具は工夫すれば何とか使えるもんなんですけど、あいつ(サンライクのランディングネット)だけは、
こんなん使わない方が確実だわ!
まったく使えん、なんだよコレ!!
という総括に至りました。
僕のように足場の高い堤防で使う方は注意しましょう。詳しくは以下の記事で。
そこで購入したのがネットでも素晴らしく評価が高かったダイワのランディングネットFL(70)。結論から申し上げますと、まぁ迷っている方にも強くオススメできるくらいに快適な使用感なのですが、お値段は10000円前後。
買えなくはないけど、高い…
という方が大半だと思いますので、今回は実際にランディングネットFL70についての実釣インプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、参考にしてみてくださいませ。
もくじ
スペックざっくりと!
ランディングネットFL70
筆者が購入したのは上の写真の通り、FL70(70×55)サイズです。かなりデカいです。まずはざっくりと、スペックについて紹介しておきます。
スペックざっくりと!
ランディングネットFL 70×55
公式アイテムページ | ダイワ(Daiwa) |
フレームタイプ | オーバル型 |
フレームサイズ | 70×55㎝ |
自重 | ー |
材質 | アルミ |
おすすめ度 |
4.89
|
- ジョイント付き
- 軽量アルミ製オーバル形状枠
- カラーは3種類から選択可能!
- コスレに強く、水切れの良いモノフィラメント網付き
ランディングネットFL70
購入ポイント
それでは筆者がスペック的にグッときた、10000円前後という値段を考慮した上で魅力的に感じた要素を紹介していきます。
タモジョイント付き!
使わないときはタモを収めてくれるタモジョイントが最初から付いてくるのは良いですね。普通に買ったら3000円くらいしますし。
網目が広い!
網目が広いので水の抵抗を受けにくいことが期待できました(実際 レビューでも多く見られました)。
ちなみに僕が超絶扱いにくかったサンライクのタモ網の網目と比較してみると、
こんな感じ。
パッと見ても結構な差が感じられました。
もう写真を撮った時点で使い勝手に格段の差が出るコトが予測出来ました。
モノフィラメント網
擦れに強く、水切れも良いモノフィラメントが使われているのもグッドポイントでした。
そんなに差はないんじゃないの…?
んー、結構違いますね。
こちらが超絶使い勝手が悪いサンライクのランディングネット(ゴム製)なんですけど、
写真の通り、結構 網がゴワッとしてるので魚のぬめりが超付着します。インプレ記事でも書きましたけど、
淵のところとか、なかなか洗い流せないのも苦戦しました。
魚に優しい、というのがゴム製のランディングネットです。しかし、使い勝手を考えるならナイロン(モノフィラメント)製のネットの方が圧倒的にオススメです。
枠がデカい!網が深い!
サンライクの網枠も65×50くらいはあったのですが、比べてみると上の写真の通り、結構な差がありました。
そして、筆者が最も気になった網の深さも、
この通り。
段違いでした。
網の枠は、ぶっちゃけ何とかなります。筆者は45㎝枠でランカーシーバスやらブリなども問題なくランディング(タモ入れ)出来ましたけど、網の深さは何とかなりません。
サンライクの商品紹介には、
↑とか耳障りの良いコトが書いてありましたが、
こんな網の深さ、使えるワケがないのです。
とくに真上からタモ網を使わなきゃいけないシチュエーションの場合、40㎝の魚でさえ入れるのに時間と労力がかかりすぎます。こんな網の深さ、使えるワケがなかったのです。
おっと、ついサンライクのネガティブレビューに流れてしまいました。とにかく、実際に商品が届き、最悪だったサンライクのタモ網と比較するだけでも、
うんうん、やっぱりダイワだったんだ…
とジーンと納得できるくらいの配慮を感じられました。
ランディングネットFL70
実釣インプレ
それでは実際にランディングネットFL70を使ってみてのインプレ(感想評価)をまとめていきます。
水の抵抗が少ない!!
超快適に使えた
ランディングネットFL70。
一番の懸念だった、水抵抗については上の写真の通り。サンライクのタモ網に比べて全くといっていいほど感じられませんでした。
こちらがサンライク
このタモの柄の反り
からも分かる通り、水抵抗が半端ないです。
やっぱりサンライクは5m以上のランディングシャフト(玉の柄)で使用することを一切 考えてなかったんだと思う。じゃなかったらこうはならない。絶対にこうはならない…。
そもそも軽い!
軽量アルミフレーム
が採用されていることもあってか、上の写真のとおり、少しくらいなら垂直方向にタモを傾けても問題ないくらいでした。
釣れているのはたしか40㎝くらいのヒラメで、重さは700gもあれば良い方でしたが、それでも垂直方向に傾けてもタモの柄がグーンとしならないのはスゴイです。流石は軽量アルミフレーム。
やっぱり網が深いのは良い!
網の深さ=安心
という説が立証されたダイワのランディングネットFL70でした。
ランディングネットFLは先述した通り、網自体に深さがあります。魚の頭さえ入れて少しすこしタモを引いてやれば、あら簡単。魚が確実にタモ入れされるのです。
陸に上げたら魚が覆い隠されるくらい、網に深さがあるのは良いコトです。モノフィラメントということもあって水切れも素晴らしく良く、この上ない快適さがありました。
枠がデカい!
枠の大きさ=簡単
ではないです。
ぶっちゃけ、魚を救うのに必要な大きさがあれば十分ですし、必要以上に大きい枠を選んでしまうと自重が増えるため、かえってランディングがしにくくなってしまうことも考えられます。
が、
ダイワのランディングネットFLでは軽量アルミフレームということもあり、デメリット以上にメリットが大きい気がしました。魚の掬いやすさが半端なく良かったです。
65㎝を超えても余裕!
60㎝を超えてもまったく問題なく、これまで使ってきたどのタモ枠よりも格段にスムーズにタモ入れできました。ランディングネットFLは45㎝と70㎝枠がラインナップされています。海釣りなら是非70㎝を選んでみると良いでしょう。
実を言うと筆者も、
FL70は結構いい値段するなぁ…
今まで45㎝枠でも何とかやってきたし、FL45にしようかなぁ…
と考えていましたが、実際に足場の高い堤防で使ってみて70で良かったと安堵することも多かったです。
上の写真は60㎝アップ、2.2㎏のヒラメ。
ヒラメのサイズが小さいくらいに見えるくらいに枠が大きく、網の深さも十分にあるのは釣り人にとって、とっても安心すること間違いなし。海釣りではFL70を是非!
人のタモ入れが好きになる
他人のタモ入れが楽しくなる
ランディングネットFL70でした。先述の通り、ネットの枠・深さが超しっかりしているのでトチる心配がなく、絶対に魚を救ってあげられるので釣り場での積極性が身に付きます。
水切れも良いので、魚の汚れも全く気になりませんし。
釣り場で魚をかけた人がいたら積極的に声をかけてランディング(タモ入れ)するようになりました。結果的に、趣味の釣りが更に充実。進研ゼミみたいに嘘っぽい話で申し訳ないのですが、ランディングネットFL70に変えてから友達が出来ました。魚を釣るのも良いですが、人と話すのも楽しいもんですね。
ランディングネットFL
サイズラインナップまとめ
先述した通り、海釣りでは是非FL70がオススメなのですが、それ以外にもサイズラインナップはされているので簡単にまとめておきます。
ランディングネットFL35
枠サイズ:約35×28
使ってる人のレビューを見たことがありません。
ランディングネットFL45
枠サイズ:約45×35
バス釣りやメバリングのようなライトゲームで愛用されている方の多いモデルです。
ランディングネットFL70
枠サイズ:約70×55
本文でも述べたように、海釣りで万能に使えるモデルです。
ダイワ ランディングネットFL70
インプレ総括
超絶おすすめ!
のランディングネットFL70でした。使い勝手は本文の通り。実際に使用していないときに、
70㎝枠ってデカいからなぁ…
歩ってるときとかキャスト時とか邪魔にならないかなぁ?
という方も心配ご無用。上の写真の通り、オーバル型ということもあって、まったく邪魔にならずに携行できました。
総括すると、
- 網が深いので安心
- 枠がデカいので簡単
- 軽量なので操作感も抜群
という感じのラインディングネットFL70でした。
以上、迷っている方は是非!
それでは!
こちらもオススメ!
同じくダイワのランディングポールⅡというタモの柄も超おすすめ。
僕はネット付きのモデルを購入したけど、タモの柄だけでも売ってるので、そちらとランディングネットFL70を組み合わせるのも良いでしょう。実際、そうやって使っている方も多いようです。
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