皆さんこんにちは。
ちょっと記事のタイトルを よくある芸能関係の記事のようなウザさを添加してみました。分かる人にはわかると思うます。個人的にはNEVERまとめの次に嫌いですアレ。アクセスアップには有効らしいですけど。。
それでは早速まとめていきます。
ニュージーランド50ドル紙幣とは
まず皆様にお伝えしたいのが2019年現在 使われている紙幣は第6、第7シリーズのものであり、今回 紹介させていただく新50ドル紙幣は第7シリーズのもので、発行されたのは2016年の5月ということです。
というわけで年々高まる偽装紙幣の精巧さに対抗するべくして作られたという一面もあり、素人目からするとお手上げレベル、初見で偽装して作る気をへし折られるようなセキュリティの高さを誇っている紙幣です。そちらについては後々 写真で説明できたらよいなぁと思っております。
材質
ニュージーランドの紙幣の材質はすべてポリマー、ポリプロピレンプラスチックで作られています。オーストラリアの紙幣と同じ材質でした。
最初は「あ~~、まぁ気性荒いしねこっちの人。酔った勢いで破りそうだしね」みたいな浅慮で納得してたんですけど、なんか調べてみるとポリマー材質にはいろいろと長所があるようで、簡単に紹介させていただくと
- 耐年制度が通常の植物性繊維質の4倍程度もある
- リサイクルも可能
- 導入目的はセキュリティの向上
- 湿気に強く、雨にぬれても破れない
- 手で破れない
みたいな感じで色々な長所があるようでした。
ただ、一つ疑問なんですけど、「手で破れない」って記述は合ってるのかね?「破り辛い」とかなら分かるんだけど「破れない」って、、、。 今 ちょっと手元の50ドル札を破ろうとしたら脳に「いや流石にそれは、、」みたいな感じで抑制されて ちょっと力が入らなかったけど、そういう精神的なアレじゃなくって、材質的に破れないんだもんな?
破っても大丈夫だよ、って政府の人とかに言われたら破れそうな気がするんだけどコレ。どうなんだろ。
誰かやった人がいたら教えてくれ。通報したる
寸法
新50ドル紙幣の寸法は横150㎜、縦72㎜です。
ニュージーランド紙幣の中では100ドル紙幣に次いで大きな紙幣です。
特徴
それでは、この項では新50ドル紙幣の特徴についてまとめていきます。一眼レフで写真を撮るのは久しぶりですが、分かりにくかったらご愛敬っていうことで。
オモテ面の男は誰か
オモテの口元の髭が特徴的なジェントルマンはSir Apirana Ngata(1874 – 1950)です。
Apirana Ngataさんはマオリ族としては初めてニュージーランド大学を卒業し、38歳のときに国会議員として当選した方で、マオリ族、そしてその文化の復活に大変 大きな役割を果たした人のようです。
そんなApirana Ngataさんのイラストの後ろにある
この家のような建物はPorourangi Meeting Houseというもので、1888年にRōpata Wahawahaさんによって設計されたものだそうです。
Meeting Houseというように当時は集会所として利用されていたそうで、現在はマオリ族のアートを見ることのできる施設となっているようです。
ちなみの紙幣 左側の
この柄はTukuTuku(トゥクトゥク)模様というものでPorourangi Meeting Houseにおける特徴的模様で、その意味は「天国に続く階段」というらしいです。
裏面の鳥は何か
裏面の鳥はKōkakoもしくはblue wattled crow (Callaeas wilsoni)という鳥です。和名はハシブトオオムクドリと呼ばれている鳥だそうで、お察しの通りニュージーランド固有種、現在ニュージーランド国内では3000匹ほどしかいないとされる絶滅危惧種です。
鳴き声は哀愁漂うフルートのような綺麗なものらしいです。
ちょっと調べてみたので、Youtubeのリンクを貼っておきます。イヤホンで聴くと、なんだか癒されますよ。
Song of the Kōkako
そんなハシブトオオムクドリが羽を休めてる
この湿地帯はPureora Forest Parkという公園だそうで、北島の中央に位置する78000ヘクタールほどのとても大きな公園だそうです。なんでもこのPureora Forest Park、ニュージーランドでも有数のとても多くの生態系が根付く公園として有名であり、ハシブトオオムクドリの貴重な住処でもあるようです。
横にある青いキノコは、Sky-blue masshuroomという名前の通り、青空のように綺麗なキノコです。インドとニュージーランドの一部の地域でしか見ることのできないレアキノコなんだとか。
引用:TEARA
食べられるかどうかは調べ上げられませんでしたが、この綺麗な青色はアズレンとよばれる成分によるもので、アズレンは極めて優秀な抗炎剤として化粧品などにも使われているそうです。
その他 気になった綺麗なところ
なんといっても透かしの部分が綺麗なんですよねニュージーランドの紙幣全般。
トリの模様なんて芸術的ですごいですよねコレ。
ちなみに、どのくらいの方が認識してるのかは分からないんですけど、カメラを向けて初めて分かったんですけど、
ちょっと見づらいですけど、よくよく目を凝らすと小さく50~~~みたいな文字が分かると思います。
まとめ
ということで今回はニュージーランド新50ドル紙幣についてまとめてみました。
オーストラリア、ニュージーランドに限らず 海外はキャッシュレス化が進んでおり、カードでの支払いが多いようですが、一度 現地の紙幣、硬貨を手に取ってみてまじまじ観察してみるのも旅行の楽しみになりうると思うます。
まぁ私もニュージーランドに来てから これまでカード支払いが多かったんですけど、今回 まとめてみたら紙幣への興味が再燃してきました。明日からは積極的に現金で支払っていこうと思います。