【超ヒラメ特化!】シマノ ネッサXRの実釣インプレ評価【本格サーフロッドとして!】

本格サーフロッド

という立ち位置にあるのがシマノの「ネッサXR」。ヒラメ・マゴチ特化シマノ「熱砂」シリーズの高級モデルであり、本格的に遠投・サーフフィッシングを楽しみたいという人、覚悟のキマッている方に良く選ばれている印象があります。

 

もっと上のハイエンドもあるでしょ?

それはそうですけど、21ネッサXR、35000円くらいしましたからね。僕としては十分、高級モデル。

とはいえ、

ぶっちゃけコスパを求めるなら同じくネッサシリーズの22ネッサBBの方が良い

です絶対。この前まで使ってましたけど、正直あれで十分。というかコスパを考えるなら22ネッサBBの方がいいよ、超安いし…。

 

 

じゃあ21ネッサXRを選んで、なんかメリットあんの?

それらについて当記事では紹介します。

 

というわけで今回は、土日だっていうのに汗水垂らして単発バイトに励み、自給850円という法定最低賃金を下回る労働を1日してきた筆者が身銭を切って購入した21ネッサXRについて正直にインプレ・評価・感想を伝えたいと思います。

 

 

 

 

どんなロッド?
シマノ 21ネッサXR

まずはスペックや搭載テクノロジーなどを紹介していきます。

 

 

スペックざっくりと!
シマノ ネッサXR(S110MH)

公式アイテムページ シマノ(SHIMANO)
長さ(フィート/m) 11'0/3.35m
仕舞寸法 116.6
自重 190g
適合ルアーウェイト 8-56
おすすめ度
4.87
メーカー紹介文

ヒラメから青物まで。

サーフゲームに必要な軽さとパワーを両立。

サーフゲームに求められる軽さとパワーを両立したネッサ XR。小型ミノーから60g台のジグに及ぶ多様なルアーでヒラメはもちろん、青物までもターゲットに入れたラインナップ。遠投性を重視したロングレングス設定でありながら、軽快なルアー操作をサポートするブランクスを実現。基本構造スパイラルXコアとハイパワーXにより、キャストやファイト時におけるネジレを抑え込み、ブランクスがもつ本来の性能をフルに発揮するパワーファイトをサポート。また、カーボンモノコックグリップによる軽量化と高感度化によりルアーから伝わる情報を的確に感知。 初登場となるベイトモデルは高精度に手返しの良いキャストが可能。豊富なラインナップでサーフゲームの可能性をさらに広げます。

引用:シマノ『21ネッサXR』

 

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シマノ 21ネッサXR
搭載テクノロジー・デザインなど

搭載テクノロジーは以下の通り。

 

 

カーボンモノコックグリップ

感度が上がる!

と評判のカーボンモノコックグリップです。

意味ない、って聞いたけど?

そちらについては後述させていただきます。

 

 

ステンレスフレームガイド

フレームは錆びにくいステンレス素材

を採用。PEラインを使うルアーフィッシングにおいてトラブルが少ないというKガイドを搭載しており、長時間の実釣・長期間の使用にも耐えてくれます。

 

 

カッコイイ外観

高級感のある外観!

も購入のきっかけになりました。ネッサシリーズを象徴するゴールド&ネイビー系のシマノカラーをあしらったデザインとなっており、見栄えもグッド。ルアーマチックなどの低価格帯と比較すると顕著で、隅々までこだわってデザインされているように感じられました。

 

 

ハイパワーX(シマノ)

ネジレをさらに抑え込む強化構造

です。キャスト時やファイト時に発生するねじれを抑制。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていきます。これにより、ロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮されるようです。

 

 

CI4+(シマノ)

カーボン繊維によって強化したシマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特長です。

 

 

ソフチューブトップ

特殊設計により軽量・高感度のチューブラー穂先にチューブラー穂先にソリッド並みのしなやかさをプラスした「ソフチューブトップ」になっているのも21ネッサXRの特徴です。よどみのない、きれいな曲がりも特長。

 

 

3ピース&継ぎ合わせマーク!(シマノ)

なんといっても3ピースロッド!

というのが超魅力的に感じた21ネッサXR。

正直、使用するロッドは他にもあるし(ムーンショットとか…)、3ピースではなかったら購入しなかったでしょう。

そんなにメリットあるか?

とにかく携行性が高いです。サーフロッドにありがちなのが「長すぎて、車に積むのが大変…」という点なのですが、3本継なので仕舞寸法が短く、軽自動車の荷室・後部座席に横置き可能。電車釣行・自転車釣行にも◎であり、21ネッサXRの大きな特徴であることは間違いないでしょう。

 

さらには上の写真の通り、継ぎ合わせマークがあるのも超良かったです。3ピース以上のロッドは継ぎ合わせるのが面倒ですからね(なんで6ピースのフリーゲームXTにはなかったんだ…?)。

 

 

専用竿袋

3ピースのロッドが収納しやすく、持ち運びにも便利な専用の竿袋が付属します。

 

 

 

シマノ 21ネッサXR
実釣インプレ・評価

端的に表すと芸能山城組のAKIRAです。

ネッサシリーズの伝統と最先端の融合って感じでテンション上がってくるんです使っていると。『もうルアー釣りも中級者レベルだし、もっとデザインが良い竿を選びたいなぁ…』と思っている人に超絶おすすめ。インプレ総括としてましては『芸能山城組のAKIRA』である。これがFA(ファイナルアンサー)。

は?なんて?

もう少し具体的に話しますと……

 

 

シリーズ最軽量!

自重が軽く、操作性もGOOD

というのがシマノ 21ネッサXRです。

 

「ショアジギングロッドは重すぎるんだよなぁ…」

という方にこそ是非、検討していただきたい21ネッサXRで、10年前のサーフロッドと比べると、その進歩が手に取って分かります。夏場、半日以上フルキャストをし続けても疲れない(※個人差があります・筆者は釣りキチです)ネッサXRでした。

 

粘った結果の大ヒラメ。

 

空気抵抗の大きいプラグも良く飛んで、

 

 

小座布団クラスが釣れました。

軽さにこだわって設計された、ということもあり操作性が良くなっています。後述しますが感度も良くて、ルアーをバクッとイかれた瞬間の強烈なアタリも手元にバッチリ伝わってきました。

 

 

カーボンモノコックボディの影響も大きい?

……ん~~、正直 僕的にはあまり感じられませんした。前述したように、15gのジグ単の着底も明確に分かるくらいなので感度は間違いなく高いと思いますが、カーボンモノコックボディのおかげか?というと、即答は出来ません。なんならカーボンモノコックボディじゃない22ネッサBBの方でも同じくらい感度良かったし…

 

 

遠投重視の方にオススメ!

爽快にルアーが飛んでいく

シマノの21ネッサXR(S110MH)でした。

 

正直 普段はMクラスを愛用していたこともあり、使う直前まで

MHじゃ硬すぎたかなぁ…
M+の方が良かったかもなぁ…

という懸念がありました。

 

しかし、40g前後のルアーを一投してみて確信しました。

 

 

気持ち良いくらい飛んでいく…!

と。振り抜き感が素晴らしく、11フィートという圧倒的な長さも相まって、お手頃価格のルアーロッドよりも確実に飛距離は伸びました。流石はMHクラス。ショアジギングで使うような40g以上のルアーも全く問題なくフルキャスト可能。1.2号のPEで90m程度はスカッと飛んでいきました。

 

 

短い方がキャストが正確に決まるって話もあるけど?

あるね。まぁ否定はしません。

 

が!こと堤防釣りにおいては

飛距離>正確さ

という状況が多いです。正確さを上回る飛距離だったりします。最近は人が打てないようなポイントにルアーを届けてこそ釣れる、というコトも少なくないです。桟橋近くなど、橋脚に当てたらルアーが木っ端微塵になるようなところなら8.6フィートとかを選ぶのもアリですが…。

とはいっても11フィートは自分的に長すぎる…
もっと短くてオススメのモデルはないの?

ロッドの長さについては後述させていただきます。

 

 

竿先の感度が素晴らしく良い

夜でも積極的に底を迫られる

ほど、竿自身の感度が良いです。

僕が選んだ21ネッサXRはMHクラス。Mクラスのロッドと比べて、やや感度が低そうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。が、そこは前述したソフチューブトップが使われていることもあってか、感度は抜群に良かったです。カーボン含有率が98%を超えているだけあります。

 

カーボン含有率とかは知らんわ。

具体的に、どんな感じに良いのよ?

初場所の、よく地形が分かっていない場所でも使えるくらい竿の感度は抜群に良いです。半端ない信頼度。1000円もしないR-32を1パック買うのにすら悩む貧困筆者ですが、『釣れそうな雰囲気はあるな…』と思ったら迷わず投げられるのは21ネッサXRのおかげ。

 

根がキツイ場所にルアーを通すと

イィィtt…ゴッ…!

と明確に根掛かり危険アラームが竿先から伝わります

オノマトペが分かりにく過ぎる…!

使えば分かる。マジでそんな感じで、根掛かり前に竿が語り掛けてくるから。で、そんな場所に来たと思ったらロッドを立てたり、底ズル引きではなく、リフト&フォールさせるという誘いを迷わず選択できるのです。

 

結果、

他の人が避ける(もしくはルアーをロストする)ような荒い根回りで魚をヒットさせることが出来ます。

 

いれば釣れる、という根魚ですが、そもそも根回りを攻めるのは勇気がいります。しかし21ネッサXRには勇気さえ無用。ロッドの感度を信じてキャストすることが可能でしょう。

 

 

 

餌釣り竿としても最高!

万能竿

としても21ネッサXRは評価を高く付けざるを得ません。

そもそもサーフでのフラットフィッシュやシーバス、ライトショアジギングを専門としているので汎用性が高いのは間違いないですが、

 

20g程度のバイブレーションも投げやすい(引き抵抗も分かりやすい)し、

 

 

15g前後のジグ単の着底も超分かるし、

 

 

15号くらいまでのジェット天秤も投げられる

といった点から、堤防釣りにおいてはできることが非常に多いです。もちろん、長尺なので多点掛けのサビキ釣りでも快適に使えるでしょう。

 

ルアー釣りを基本として、ぶっこみ釣り、浮き釣り、サビキ釣り等の多種多様な餌釣りも可能。21ネッサXRだけで、ほぼすべての堤防釣りは楽しめます。

 

 

デザイン・価格的に似合うリール

シマノの21ネッサXRと値段的に近い&性能・デザイン的に似合うスピニングリールを紹介しておきます。

これからスピニングリールも選ぶ!

という方は参考にしてみてください。

 

 

シマノ ナスキー

銀と黒を基調としているナスキーがおすすめです。

価格的にも安価で、巻き心地も良好。2021年モデルということもあって、搭載テクノロジーも多彩です。予算を抑えたいけど、デザイン的に似合うスピニングリールが選びたい方におすすめ。

 

 

 

ダイワ 23レグザ

堅牢性の高いレグザが特徴なので、ショアジギングをされる方にピッタリ。

デザイン的にもシルバー系なので落ち着いており、淡いネイビーが特徴的なネッサXRとデザイン的にもピッタリです。

 

 

 

シマノ 23ヴァンキッシュ

とにかく自重が軽く、デザインがシンプルで洗練されてるシマノのヴァンキッシュです。

筆者はC5000番をネッサXRと合わせて使っていますが、まぁなんとも軽いコト…。巻き感も素晴らしく、とんでもない負荷がかかっても依然、初期性能を維持してくれています。価格がちょっと高いのがアレですが、予算の許す方は是非。

 

 

 

シマノ 21ネッサXR
おすすめモデル

執筆時現在 21ネッサXRは全部で8種類のモデルがあります。

どれを選べばいいのか分からないんだけど……

という方に向けて、おすすめモデルを3つに厳選させていただきました。迷っている方は是非 参考にしてみてください。

 

 

とにかく扱いやすい!
21ネッサXR S104M

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モデル S104M
全長/仕舞寸法 3.15(m)/110(㎝)
自重 170(g)
適合ルアーウェイト MAX42/プラグ(g):8~36
適合PEライン 0.8 ~ 2
    • シリーズで一番短い
    • シリーズで一番自重が軽い

    というのが21ネッサXR S104Mのおすすめポイント。

    サーフよりも堤防の方が良く行く、という方にはS104Mが丁度良く、体力・筋力に自信のない方でも振り抜きやすいです。一応21ネッサXRとしては最小のショートモデルとなっていますが、本文の通り 飛距離は圧倒的。

     

     

     

    一番人気!
    21ネッサXR S108M+

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    モデル S108M+
    全長/仕舞寸法 3.25(m)/113.3(㎝)
    自重 172(g)
    適合ルアーウェイト MAX48/プラグ(g):8~42
    適合PEライン 0.8 ~ 2
        • 青物相手にも対応可
        • 遠投性能が抜群に良い

        のが21ネッサXR S108M+です。中型以降の青物も視野に入れるならS108M+のような「M+」のネッサXRを選ぶのもアリでしょう。長さ・自重・硬さ的に一番 需要があるのか一番人気として評判のモデルです。

         

        https://twitter.com/dr_aramata/status/1659715408570593281

         

         

        超遠投&中型青物まで狙うなら!
        21ネッサXR S110MH

        モデル S106MH
        全長/仕舞寸法 3.35(m)/116.6(㎝)
        自重 190(g)
        適合ルアーウェイト MAX56 / プラグ(g):10~50
        適合PEライン 0.8 ~ 2
          • 遠投力とパワー!
          • ショアジギングにも最適!

          というのが21ネッサXRのMH(ミディアムハード)モデルです。ショアジギングに必要な重量級ルアーのキャスト、大型ヒラメ・中型青物をかけても問題にならない安心なバッドパワーと繊細なソフチューブトップの合わせ技。

           

          https://twitter.com/Esorafishing/status/1673224405751672832

           

          ショアジギングをするならS100MH+の方が良いのでは?

          ん~~、たしかにそうかもです。

          僕の場合は、AmazonだとなぜかS110MHの方が1500円くらい安かったので、

          ある程度は釣りの知識あるし、まぁ大丈夫っしょ!

          と思って購入を決断しましたが、まぁ個人的には正解と判断しても良いでしょう。この辺は個人差があると思うので、自身の目的・腕力からモデルを選ぶと良いと思われます。間違いなく、正解はありませんからね。気に入ったモデルを選びましょうね。

           

          ↑そのほか、釣りプロが解説している動画もありました。

          サーフでの釣りを目的にしている方は、そちらも合わせて参考にされると失敗しないと思いまっせ。

           

          https://twitter.com/_ykichi_/status/1632234687224754176

           

           

           

          総括:シマノ(SHIMANO)
          21ネッサXR インプレ評価

          強靭なパワーと繊細な感度

          というのがシマノ 21ネッサXRのインプレ評価です。

           

          本文でも述べたように

          • 感度が素晴らしく高い
          • ルアーから餌釣りまで快適に楽しめる
          • デザインが超カッコイイ

          という点が個人的おすすめポイント。

           

          中級モデル以上のルアーロッドが選びたい!

          なんの不満もなくルアー釣りを楽しみたい…!

          という方は是非。

          初めての一本にしては少し高いですが、これから釣りを極めていきたいという上昇意欲の高い方で、予算が許すのであれば21ネッサXRが超おすすめですぜ。

           

           

           

           

           

           

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