【抜群の…!】シマノ スライドアサシン100S XARの実釣インプレ評価【コスパ抜群!】
  • シーバスの活性がそこまで高くないとき
  • フローティングミノーの動きを見切っているとき

に大活躍するシンキングペンシル。素晴らしく飛距離も出ることから人気のルアーです。

 

釣りプロの方によると、ナーバスになったトラウトはミノーのリップが発生させる水流の乱れを嫌うとのこと。高いアピール力が仇になって、自然界の魚が起こし得ない水流をシーバスが警戒することもあるそうです。

 

 

そんなときにラインナップに加えておきたいシンキングペンシル。SHIMANOが独自技術をふんだんに使い、シーバス釣りを極めしモノ(釣りプロ)の意見を踏まえてデザインされた《スライドアサシン100S XAR-C》。

 

 

今回はそちらについて詳細にまとめてみます。

実釣にも行ってきたので、実際に使ってみた感想については後半に!

 

2000円を払う価値はあるのか否か…?!

 

 

 

 

 

SHIMANO スライドアサシン100S XAR-C
スペック&購入を踏み切ったポイント

ヘッドリップでS字スラローム!

アピール力を高めるワイドアクションと貫通ワイヤーで幅の広い対応力!

アピール力にこだわった、ワイドなS字スラロームアクションと低速での立ち上がり性能をヘッドリップ構造で両立させる設計のスライドアサシンは、スイム姿勢もフォール時の姿勢もほぼ水平を狙って調整しており、シーバスだけでなくヒラスズキにもオススメなサーチベイトです。貫通ワイヤー構造を採用し、ST-56やSTX-58の#4といった太軸フックにも対応。AR-C重心移動システムによる安定した飛行性能も魅力です。

引用:SHIMANO

 

 

スライドアサシン 100S XAR-C スペック

品番XL-210R
サイズ(mm)100
自重(g)23
流速スペック30㎝/秒
飛距離69m
タイプシンキング

 

 

スライドアサシンの…
飛距離が素晴らしい!

上の動画でもあるように釣りプロの方が『めちゃくちゃ飛んでますね…』と言ってるくらい飛距離が素晴らしいようでした。サーフでの遠投も考えられるくらいの飛距離。100㎜という手頃なサイズの割に自重が23gあるというのも良い。

 

 

流石はSHIMANO、

  • より軽い力でキビキビ泳ぐ
  • デッドスローリトリーブに対応
  • アクションの立ち上がりが早い
  • 波打ち際で波に押されても泳がせやすい
  • 弱い流れを噛むだけでアクションが起動

というシマノ独自の重心移動のAR-Cシステムに加え、ボディもAR-Cシェル化された「X AR-Cシステム」を搭載しています。風が吹いても安定して飛距離が出やすいのがポイント。シーバスを岸からルアーで狙うなら飛距離=釣果と考える筆者には最適でした。

 

 

スライドアサシンは…
ゆっくりと引いてもアクションしてくれる!

上の動画でも分かる通り、ゆ~~っくりと巻くだけでもルアーがアクションしてくれます。ナイトゲーム等で、できるだけゆっくりとアクションさせたいとき等に最適。

 

というのも流速スペックをご覧になれば分かるんですけど、『30㎝/秒』。1秒間に30㎝も巻けばルアーは泳いでくれるんです…。すごくないですかコレ?筆者がシーバス釣りで使うリール(3000番台)のスプール径が40㎝くらいなので、大体1秒間に1回転するかしないかくらいでも泳いでくれるんです。夜は出来る限り、ゆっくりと巻いてヤバいくらいの緊張感を楽しみながらシーバスを狙いたい筆者にとっては、この上ないシンキングペンシルでしたスライドアサシン…。

 

ちなみにアクションはSスラローム。ワイドにふらふら…とナチュラルに泳ぐのでシーバスの捕食本能を刺激するぞ。

 

と、そんな感じでフローティングミノーやバイブレーションにはない独特な泳ぎ方をする、という点だけでも買えちゃうんだけど…

 

 

水をしっかり掴むヘッドリップ!

ヘッドにあるカップが水を受け、圧倒的な泳ぎ出しの早さとミノープラグのような引き抵抗を持つシンペン。アクションはワイドなS字スラロームでフォールはほぼ水平姿勢と、ヒラスズキも含めたシーバシングはもちろん青物にも対応。その証にワイヤーは貫通構造で、ST-56やSTX-58の#4といった太軸フックにも対応する。

 

とSHIMANOが紹介している通り、溝のあるヘッドリップはしっかりと水を掴むようで、流れ・波の強弱に関係なく巻き抵抗をしっかりと感じるといった具合。浮き上がりを防ぎつつ、大きなS字カーブで泳いでくれるのは魅力的。

 

 

スライドアサシン使用者の…
インプレ・評価が超高かった!

価格は2000円前後。

これで普通のルアーと同じくらいの性能だったらレビューは罵詈雑言の嵐になるところだが…

 

シマノの高性能ルアー。

使いやすい!高性能!高い(^^;)
ロッドでアクション付ける事が不可能な局面などでは抜群かなあと思います。
個人的にシーバスはダダ巻きでいいやと思っているので、こういうルアーが好みです
あ、55cm釣りました。条件的には最悪の時期ですし、そうそう大きなサイズがいる場所でもない場所でしたから
信用できるルアーだと思います。
引用:Amazon

 

ミノー感覚的なシンペン。

このシンペンは、フォールが特に良い感じですね。ユラユラとフォールしていく姿は、ただ巻きと同じ動きですね。15cm位のフグが釣れました。ちゃんと口に加えてました。飛距離も、風がそこそこあっても良く飛びますね。前のめりなユラユラは、波紋をある程度だしながら動くので、今まで使っていたシンペンとはまた違った感じですし、引き抵抗があるのが、このルアーの良さだと思います。重量の引き抵抗ではなく、左右にユラユラしっかり泳いでいるのが、手に取るようにわかります。後は、スズキが食ってくる事を祈ってチャレンジ!
引用:Amazon

 

 

本当に喰わない時の最終兵器!

ナイトゲームでの事。ミノー、バイブ、ワーム等が全く無反応な時、スレまくっている時、シーバスが浮いている時に、このシンペンだけにバイトがあり、しかも30cm弱のセイゴが釣れました。アジングされてる人がシーバス狙ってたのですが、正直セイゴだけなら、アジングワームの方が釣果が良い!セイゴ釣らないようにと使った最終手段でセイゴが…。アジングワームですら釣られてなかったのに…。やはり動きでしょうか?同じ大きさのミノー使っても無反応でしたし、巻き速度もルアーがゆっくり泳ぐ程度で巻いてましたが、スライドアサシンのみ即バイトでした。デイでは小さなフグが釣れました💧この力は凄いです。ミノーやバイブで釣れる時は手返しが良いので使いませんが、困ったときのシンペンは、このルアーで間違いなしです!どんな方向でもしっかりと水流を捉えて動きを崩さないのは素晴らしいですね。動きもかなりワイドスラロームで、セイゴクラスシーバスには、食えないサイズと分かっていても口を使わせてしまう程の力がありますね。
引用:Amazon

 

と、評価が高かったのも良かった。

またSHIMANOというブランドから生まれる『安心感』も素晴らしく、『釣れるかなぁ…?』ではなく『これで釣れないなら無理だろ…』という風に考えられるのも購入ポイント。圧倒的ブランドパワーそこまで上手くない釣り人の僕には最適で、釣りに集中させてくれる良ルアーの予感がしたのでポチったワケである。

 

 

そのほか、釣りプロ達がスライドアサシンを取り扱った記事も一言一句逃さずに参考にした結果、直近でエース級のシンキングペンシルをなくした筆者としては買わない理由がなかった。

 

参考にした釣りプロの記事

 

 

 

SHIMANO スライドアサシン 100S XAR-C 
実釣インプレ(使ってみた感想)

コンディション
時間:15時~19時半
潮位の変位:中潮(満潮から下げ)
水色:やや濁り

初めての場所で実釣(千葉県)。

そこそこ先客がいたので横目で確認。誰も釣れていないようだったけど、SNSでチェックしてみたところ前日には結構シーバスは釣れてたっぽい。Youtuberがモザイクなしでポイントを分かりやすくアップしていたので参考にしながら場所を探る。

 

 

一投目。

 

 

………!

 

 

飛距離が半端ない…!

 

正直、フローティングミノーを超使いこんでる筆者としてはシンキングペンシルは未だに不慣れなルアーなんだけど、飛距離が圧倒的に伸びてた。普段使ってるミノーも平均飛距離は50m後半くらいだったと思うんだけど、スライドアサシンは体感では70mくらい楽に飛んでるんじゃないか…?と錯覚するくらいの飛距離。多分60m以降の1mはキャスト下手の筆者からすると錯覚を起こすくらいの差異に感じるっぽい。投げた感触も良く、超気持ちいい!!公式飛距離は69mだけど、もっと飛んでるだろ多分

 

 

釣りに集中。

 

 

初めての場所なので、どこにストラクチャーがあるのか分からない。根掛かりが鬼コワいから沈ませたくない…。という一般(貧乏)アングラーの筆者なので最初に水深をチェックしたら、その後は表層付近を探ってみる。思っていたよりも流れがあったので場所をちょっと移動して、ルアーがまっすぐ帰ってくるポイントに陣取ってみる。

 

 

で、キャストを始めてから1時間もしないうちに…

 

 

 

ヒット!!!

 

直後

 

バシャバシャッ!

 

とエラ洗い!

 

 

 

初めての場所でのシーバスは貴重なので、超慎重に岸によせて……

 

 

 

 

キャッチ!!

 

 

 

 

デカくはないものの綺麗なシーバス、超久しぶりに釣ったリバーシーバス!めちゃくちゃ嬉しい!

 

 

 

サイズは…

 

38㎝くらい!まぁ最初から動画みたいにランカーシーバスを釣れるとは思ってないので満足。パンピーの僕からすれば、初めの場所でも釣れるくらいの性能があれば最高である。

 

 

その後もちょくちょくバイトがあり、もう一匹のシーバス(34㎝)を釣ったところで納竿!初めての場所で、しかも短い時間ながらも結果を出してくれるスライドアサシン。筆者の一軍ルアーに登録!

 

 

 

SHIMANO スライドアサシン S100XR-C
おすすめカラー!

最後におすすめカラーを紹介しておきます。

 

ナチュラル系

シーバスの捕食対象魚『ベイト』にカラーを合わせることで自然にアピールをすることが可能です。スライドアサシンでは更に、魚体を模した白銀の『凶鱗ホログラム』がルアーの動きに合わせて明滅反射することによって超リアルに誘ってくれます。オールラウンダーとして使いたい方は

 

 

などの『キョウリンイワシ』や

 

 

『キョウリンボラ』がおすすめです。また『キョウリンMK』もおすすめです。色々なベイトに合わせることが出来るパープル系のカラーで、プロも絶賛するようなカラーですが一般には不人気。ネットだとちょっと安く買えるのも魅力的です。

 

 

派手系

とにかく釣りたい方は派手なカラー(アピールカラー)のスライドアサシンがおすすめです。曇天・海中が濁っているときに遠くまで光の反射を届けてくれるので釣果に期待も出来ます。

 

 

 

ナイトシーバスをやる方には今回 筆者が購入した

 

 

レッドヘッドが超おすすめです。魚、そして甲殻類にも存在する自然なカラーの『赤』。白い魚体は反射光を届け、赤いヘッドは水中では『黒』に見えるためシルエットが小さくも見えるそうで、存在感は抜群。ナイトシーバスのド定番とも言えるカラーです。

 

 

 

まぁ基本的には、どんなカラーでも釣果は期待できるクオリティのルアーだと思います。あとは自分が信頼して投げ通せるカラーを選ぶのが良いでしょう!

 

 

 

SHIMANO スライドアサシンS100 XAR-C
実釣インプレ・総括

コスパ
耐久
釣れ度
おすすめ度

 

というわけでSHIMANO《スライドアサシン100S XAR-C》のインプレ記事でした。

 

筆者にとって2000円つったら安くない額です。なおかつシンキングペンシルなんて根掛かりのリスクがフローティングミノーに比べて高いことを加味すると躊躇してしまうところもあったんだけど、今回 大枚をはたいてスライドアサシンS100を購入して良かったと思えるくらいにはデザインも美しく、なおかつ実釣性能を伴った良ルアーだった。

 

釣りメモ
  • シンペン不慣れな人でも扱いやすいルアー!
  • ワイドS字アクション!
  • 飛距離がすんごい!!!!!!!!!
  • 初めての場所でも釣れる!
  • 小シーバスのバイトも誘えるアピール力!

 

 

以上、《SHIMANO スライドアサシン100S XAR-C》の実釣報告、使った感想含むインプレについてでした!

 

 

シンキングペンシルに猜疑心を抱えてる方、ルアーのラインナップを増やしたい方には超おすすめ!一流メーカーならではの安心・信頼感、そしてワイドS字スラロームを是非 体感してみてね!

 

 

それでは!

 

追記!

足場の高い堤防での使用感も◎!
釣り方次第で足元までしっかり泳がせられます!
ゆらゆらと漂うアクションから、グッドサイズのメバルが良く釣れる印象もありました。

 

 

 

 

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