「湾奥のプリンス」
というくじらスターメドレーに出てくるような異名を持つ"大野ゆうき"氏という有名人が監修していることもあり、地元の釣り具店では70、85、100と全モデル、様々なカラーが陳列されている人気ルアーが表題にもあります「ソラリア」です。
ぶっちゃけ他のルアーでも釣れるっしょ?
という方もいらっしゃるでしょう。正解。まぁ、普通に釣れます。が、やっぱり湾奥のプリンスが監修しているという安心感が凄いのか、信頼して投げ続ければシーバスが釣れた!というレビューも散見されています。
というワケで今回はダイワ ソラリア70Fというルアーについて紹介していきます。実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので、良かったら参考にしてみてくださいませ。
もくじ
そもそもどんなルアー?
ダイワ ソラリア70F
まずはざっくりと、スペックについて紹介していきます。
スペックざっくりと
モアザン ソラリア
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
ルアータイプ | フローティングミノー |
サイズ | 70/85/100 ㎜ |
自重 | 8.4/11.3/16.4 g |
潜行水深 | 0~50 ㎝ |
おすすめ度 |
|
足元のスーパーシャローに潜むランカー狙いから、飛距離を必要とする遠くのピンポイント攻略まで幅広く対応するフローティングミノー。体高のあるボディは流れの変化を敏感にキャッチし、アクションバランスを半自動的に崩すことでシーバスの意識を捕食モードへと駆り立てる。
超低速~中速の流れを得意とし、スローピッチなウォブリング&ローリングアクションで水中を優雅に泳ぐ小型ベイトフィッシュをイメージ。またジャークによる足の長いダートアクションは水面直下を逃げ惑うベイトフィッシュを演出し、ステディリトリーブでは食わせることのできないシーバスに口を使わせる。
引用:ダイワ「ソラリア」
ダイワ ソラリアの特徴
特徴は以下の通り。
小型ベイトパターンに最適!
スリムなシルエットであり、
超低速~中速の流れを得意とし、スローピッチなウォブリング&ローリングアクションが得意なソラリア。後述しますが、春先~夏頃までの小型ベイトパターンに最適であり、河川の明暗部やシャローエリアまで追い詰めてきたシーバス相手に過不足なく使えます。
リップレスミノー!
上の写真の通り、リップのないタイプのルアーです。
なんかメリットあんの?
通常のミノーに比べて引き抵抗が少なく、どちらかと言えばローリング系の動きが得意です。泳がせるスピードにもよりますが、遅まきだとゆらゆら…とボディを艶めかしくアピールさせるナチュラル系の動きになります。
また、わずかな水の抵抗も感じられるため、ビギナーでも扱いやすいというのもポイントです。
ダイワ ソラリア70F
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際にダイワ ソラリア70Fを使用してみての感想・評価をまとめていきます。釣り場は河口・海です。
ハク~イナッコに最適!
春~夏らへん!
のベイトパターンに最適だと思われるダイワ ソラリア70Fでした。河口部の船着き場では梅雨明けあたりでは上の写真のように4~7㎝程度の大きさまでにイナッコが成長しているのですが、そんな状況にベストマッチ。マッチザベイト。
バッコバコやっているシーバスに向かって色々投げても
釣れない…
と諦める方も多いと思いますが、そこで試してほしいのがダイワ ソラリア70F。
イナッコパターンまでなら「ちょっと大きいか?」くらいのサイズ感があり、うじゃうじゃいるイナッコ・ハクの群れの中に泳がせても十分 アピールしてくれます。
小場所で十分な飛距離!
扱いやすく、十分な飛距離!
が出せるのもダイワ ソラリア70Fのおすすめポイント。河口部など、飛距離が重要視されるポイントなら85Fより上のサイズが良いと思いますが、堤防内であれば70Fでも十分かと。
重心移動システムが採用されており、8.4gという軽さながらにも小場所では十分な飛距離を出してくれます。70㎜という小ささも良く、ゆ~~っくりリトリーブさせてもシッカリゆらゆら泳いでいました。
超簡単!
ダイワ ソラリア70Fの使い方
という方に向けて、ソラリアの使い方を紹介していきます。
使い方①:基本はただ巻き!
基本は巻いてくるだけ
です。ただ巻いてくるだけでも十分にアピールするし、なんのアクションさせなくてもフラつくようにも設計されているのソラリアです。ベイトを追っているような活性の高い~7月前後のシーズンまでは、変にジャークを入れたりする使い方をせずとも、ただ巻いているだけで普通に釣れます。
ボイルの起きている状況では…
下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。目に見えてボイルしているときの使い方注意点としては、ゆっくりさせ過ぎないようにすること。見切られてしまうのか、筆者の良く行くポイントでは泳いでるはずなのに、ゆっくり巻くと釣れず、多少は「早すぎないかな…?」と思うようなスピードで巻いてくると釣れました。
ゆっくりすぎない、とは?
もっと具体的に説明して!
う~~~ん。使ってるリールの巻取り量によっても違うのですが、個人的には1秒1回転ではなく、1.5回転くらいです。ナイトシーバスではゆっくり巻いてくるのが筆者的セオリーなのですが、そうではなく、ちょっと早いくらいのスピードで使うと湾内でボイルしまくってるシーバスには効果的でした。
使い方②:ドリフト!
置いて、流す
という釣り方の『ドリフト釣行』もおすすめです。流れと垂直に投げてそのまま巻いても、流れ方向にÙ字の軌跡を描かせたり、ラインスラッグの調整などをしながら流して生物感を出させたりする釣り方です。比較的 難しい釣り方だと思いますが(筆者は1年程度はまったく釣果が出なかったです)、上昇志向の高いアングラーは是非。
その他にも色々な使い方があると思いますが、専門的な話は置いといて、筆者としては以上の2点の使い方での釣果が高いです。
ダイワ ソラリア70F
おすすめカラー
カラーバリエーションが非常に豊富なのもソラリアの特徴です。
という方には状況によるとしか言えませんが、筆者的なおすすめカラーについて紹介しておきます。良かったら参考にしてみてくださいね。
筆者おすすめ!
レモンソーダミント
背中はライムチャート系で視認性が良く、お尻に3本の蓄光線が入っています。どんなに信じてガルバを投げていても
と思うときがあります。そんなときに『とりあえず蓄光させてみるか…』と考えられるので、集中力が(若干)持続します。また、そうして投げた一投で釣れることもあるので筆者的には一番のおすすめカラーです。
筆者は好き!
涼海
筆者のお気に入りカラーです。
不人気カラーなのか、ほかに比べて安いことが多いです。釣り人からは不人気ですが、普通に釣れます。
定番!!
ホロレッドヘッド
定番のレッドヘッドカラーもおすすめ。
ナイトゲームで使う場合、ヘッド部分の赤は黒に紛れるので白いボディが艶めかしくアピール。ただでさえ小さいガルバが、より一層小さく見えるのか釣果も良いようです。
春~夏シーバスに強い!
ダイワ ソラリアのインプレ総括
以上、ダイワ ソラリアについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- 小場所で十分な飛距離
- 春~夏のベイトパターンに最適
- 表層付近をゆっくりと引いてこれる
という点がおすすめポイント。春先なら70、夏以降なら85、100サイズを選ぶと良いでしょう。特に人気で汎用性が高いのが85Fだったりするようです。
以上、ダイワ ソラリア(70F)のインプレ評価についてでした。
それでは!
本文の通り、表層をゆったり通せるソラリアですが、
と、シーバスが沈んだ状況では違うルアーを投げたいところ。
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