【色々釣れる!】21シーバスハンターX 実釣インプレ評価【シーバス以外にも!】

15000円は高いィ…!!!

というのが購入前の所感でした。21シーバスハンターX。あらゆるところで高評価を聞くものの、筆者は絶賛 金欠中。汗水たらして働くも貧乏。ルアーニストを愛用している筆者としては、『15000円って…』と。『高くないか…?』と。『ぼったくりじゃないの…??』とさえ。

 

しかし、使い込んでみて分かった快適さ。見た目の格好良さ。iPhone一台にすら満たない軽さ。チョイ投げ釣りやシーバス以外の幅広い釣りモノに兼用できる万能さも必見。初心者がちょっと背伸びをして、徐々に釣りの技術を磨いていくためのエントリーロッドとして完成度が高いのです。

 

 

というワケで今回は21シーバスハンターXについて、

  • ザックリとスペック紹介
  • 実釣インプレ(使ってみての感想)

の順にまとめています。

 

使用感については詳しく書いていきますので、悩まれている方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

どんなロッド?
DAIWA 21シーバスハンターX

 

 

スペックざっくりと!
シーバスハンターX・96ML・R

シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』
シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』1
シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』2
シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』3
シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』4
シーバスロッド おすすめ『DAIWA シーバスハンターXX』5
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ブランド(公式アイテムページ) ダイワ(DAIWA)
全長/フィート 290㎝/9.6フィート
継数/仕舞寸法 2/149㎝
自重 134 g
竿の硬さ ML
適合ルアーウェイト 7~35 g
おすすめ度
メーカー紹介文

シーバスフィッシングを思いっきり楽しめるシーバス専用の本格ロッド。

シーバス用の重いルアーを遠投できるネジレに強くて軽量な高品質カーボン製ブランクと、手にフィットして正確なキャストやアクションをサポートするダイワオリジナルのリールシートを搭載。さらには、糸がらみしにくいKガイド採用。シーバスを軸に、サーフゲームのヒラメ・マゴチ、堤防でのライトなショアジギングにも対応する。


引用:DAIWA[21シーバスハンターX] 

 

 

21シーバスハンター
搭載テクノロジー!

まずは21シーバスハンターXが搭載しているDAIWAテクノロジーをいくつか紹介していきます。

 

オーバルリールシート

ダイワ特有のオーバルリールシートを採用。

縦楕円形状によって、まっすぐに振り抜きやすいフォームを導いてくれます。ルアーをぶつけて壊しやすい『橋脚の際』などにも正確なキャストをさせてくれる優れものです。

 

ブレーディングX

ネジレを抑制するための強化構造です。

細くても高い強度を確保し、持ち重り感を低減することで操作性が向上。ロッド操作時のパワーロスにつながっていますが、個人的にはロッドに『柄』が入るので高級感が上がる気がします。

 

高密度HVFカーボン

カーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」仕様のことです。余分なレジンを極力削ぎ落として、カーボン密度を高めた、ダイワのロッド専用の高密度カーボン。より筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材が使われています。

 

竿袋が付いてくる!

テクノロジーじゃないですが、竿袋もしっかり付いてくるのも嬉しいところ!

 

 

 

21シーバスハンターって実際は…
実釣インプレ

 

 

デザインが格好良い…!

釣れるってのはまぁ当然として、デザインが格好良いです。

ルアーニストに比べるとブランクスのブレーディングXが良い感じに格好良いです。黒と金を基調としており、全体的に光沢感があって高級感があります。

 

一緒に合わせたいリール『21カルディア』

同じく黒と金を基調としている『21カルディア』が最高に合います

どちらも価格帯は同じくらい(1万5千円程度)で、性能的にもベストマッチでしょう。公式含め、色々なところで共用をすすめられているのが21カルディア。

 

 

そちらについても実際に使ってみた所感をまとめているので、よければ是非参考にしてみてほしいです。

 

 

 

シーバス以外も色々釣れる!

万能竿と名高いシーバスロッド

それも大手釣具メーカーDAIWAの、『シーバスハンター』なんて名前のロッドです。適合ルアーウェイトは7g~35g(96ML)。ほぼすべての魚をターゲットにルアーフィッシングが出来ます

 

チョイ投げ釣りでは2号(7g)~5号(19g)程度のオモリが投げやすく、キスやハゼ釣りにも最適。8号程度のオモリカゴも使用できるのでサビキ釣りなども可能です

 

 

パワーもあるので、穴釣りなどで根魚を潜らせず、40㎝程度ならエイヤっと抜き上げられる力強さも特筆すべきポイントでしょう。もっと余裕をもって抜き上げたい方はMLではなく、Mクラスのシーバスハンターがおすすめですが…

 

 

ヒラメだって簡単に狙える!

筆者の使用している96MLは竿先が柔らかく、15g前後のルアーをゆ~~~っくりと引くことが容易。渋いコンディションでも、師匠が釣れていないときでもヒラメをかけて無事 気まずい空気にしてくれました。

 

 

デメリットは40前後のソゲでも竿がオモシロイように曲がるので、

通行人
お、釣れてますね!

結構デカいっぽいです!!

とハシャいでファイト。

時間をかけた挙句、水面に浮かんできた魚が

ソゲ『バシャバシャwwww』

通行人
………………

………………

と、恥ずかしい思いもしました。

小さいサイズの魚でも楽しめるメリットとも取れますが、皆様にとっては如何でしょうか。

 

 

丁度良い感度&弾性力!

感度も良好!

な21シーバスハンターXです。3000円程度のルアーロッドと使い比べてみると差は歴然。竿先から手元に細やかな反応が伝わるので単純に楽しいです。

 

しかし、過度な期待が禁物。DAIWAの上位モデルに比べると弾性と感度は高くないでしょう。ラテオに比べると弾性力がない為か、同じMLクラス・同じルアーでも飛距離が若干違いました。

 

 

それでも上級者とかではなければ十分な感度と弾性力でしょう。3g以下のルアーだって、凪いていれば操作感を得られるので、上のようなデカメバルも狙えます(かなり無理すれば!)。

 

 

長時間振り回せる『自重の軽さ』

スマホ一台よりも軽い

というのも魅力的。

全自動メタルジグ飛ばしマシーンとなる夏の筆者としては非常に助かっております。DAIWA特有のオーバルリールシートもあって、投げ感も良好。

 

 

価格以上(14200円)の働きは……

筆者にとって14200円(購入時の値段)は高額です。

睡眠時間を削って休日バイト(自給800円)。灼熱ビニールハウスの中で滝のように汗を流し、蚊にボコボコ喰われ、むせび泣きながらピーマンを19時間程度もぎって得られるのが14200円という金額。高すぎる…普通に高すぎるそれは…。もっと楽な仕事くれ…

 

 

で、そんな血と汗で滲んだ14200円に見合っているかというと…

 

14200円は高くないかも!

って感じです。

 

また半年も使い込んでいませんが、ルアーニスト(6000円)に比べて操作感は確かに良く、自重も軽く、ウェイトバランスも良いのか疲労感も少ないです。22サハラ(4000XG:280g)と併用してみても、サハラの重さを帳消しにしてくれるくらい、ロッド自身が軽いのは良かったです。

 

 

 

ダイワ 21シーバスハンターX
おすすめモデル

10種類のモデルから選べる21シーバスハンターX。

  • ライトゲームを楽しめるL
  • シーバスに最適なML、M
  • ショアジギングまで可能なMH

などがありますが、筆者が購入の際に非常に悩んだのが以下の3モデルです。ダイワの公式ページには、ルアーやリールとの適合表も掲載されています。

 

21シーバスハンターX 90L

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ダイワ(DAIWA)
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モデル 90L・R
全長/仕舞寸法 2.74/1.42(m)
自重 142(g)
適合ルアーウェイト 5~28g
おすすめ度


  • 小さいサイズでも最大限楽しめる

の一点から非常に悩みました。86MLに比べて飛距離が期待出来て、小物ルアーの操作性も良い90Lです。釣り人過多でプレッシャーが高い港湾部でのシーバスゲームに有利。比較的釣り人が多いエリア・飛距離をそこまで必要としないポイントでの釣行にピッタリでしょう。

竿が長いと扱い辛い…

という初心者の方には86MLが良いでしょう。竿の硬さも丁度良く、様々な釣りモノに併用できるでしょう。21シーバスハンターXでは一番短いモデルですが、それでも2.59m。湾内や川、堤防などでは十分な長さです。

 

 

21シーバスハンターX 106M

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ダイワ(DAIWA)
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モデル 106M・R
全長/仕舞寸法 3.2/1.64(m)
自重 170(g)
適合ルアーウェイト 10~50g
おすすめ度


  • 長尺で飛距離が期待出来る(サーフも可能)
  • 適合ルアーウェイトの幅広さ

から人気のモデルです。河口・オープンエリアで釣りをするコトの多い筆者なので、飛距離を優先したいと思い購入候補の一つに挙げていました。21シーバスハンターXの中でもMHクラスに次いでパワーがあります。メタルジグの遠投もお手の物。サーフでヒラメやマゴチも狙える万能モデルです。

 

 

21シーバスハンターX 96ML

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ダイワ(DAIWA)
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モデル 96ML・R
全長/仕舞寸法 2.9/1.49(m)
自重 134(g)
適合ルアーウェイト 7~35g
おすすめ度


  • 10フィート台には及ばないが、飛距離が期待出来る
  • 適合ルアーウェイトの丁度良さ

から購入に至りました。本文の通り、実際に使ってみてもコスパ以上の使いやすさがありました。

50gまで扱えればなぁ…

と適合ルアーウェイトが気になりましたが、そもそもそんな重いルアーは滅多に投げないので結果的には96MLで良かったと思います(夏のショアジギングシーズンを除く)。入門用にピッタリなMLクラスです。

 

 

 

価格以上で使い心地が良い!
21シーバスハンターX インプレ総括

最高の万能竿

というのが21シーバスハンターXのインプレ評価です。

 

本文でも述べたように

  • スマホ一台に満たない自重の軽さ
  • 適合ルアーウェイトの幅広さ
  • 丁度良い弾性力・感度

から、非常に使いやすいフィッシングロッドです。ネジレに強く、軽量な高品質カーボン製ブランクス。手にフィットして正確なキャストやアクションをサポートするダイワオリジナルのリールシート等、価格に見合った性能はしっかりあるかと。事実、ルアーニストよりも確実に握りやすいです(あ、ルアーニストも良いのですが!!)。

 

 

 

以上、21シーバスハンターXについてのインプレ評価についてでした。

迷っている方は是非 検討してみてください。金欠の筆者ですが、14200円支払った価値が間違いなくあったと断言できます。

 

 

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