裏サンデー(マンガワン)で連載中の『青のオーケストラ』。
週刊少年ジャンプなどの大手マンガ雑誌に比べると規模が小さいのが裏サンデーだ。僕の近所の本屋だとあまり陳列されていないのが裏サンデーのマンガだ。名前に『裏』なんて入ってるしな。正直 面白いマンガが出てもヒットにはつながり辛い気がしていたが、ゴメン裏サンデー(マンガワン)、完璧に僕の杞憂だった。
加速度的に人気が出てきた『青のオーケストラ』。
今回はその4巻についてパパっとおさらいできるように、そして青のオーケストラを読んだことのない人には魅力が十二分に伝わるように紹介させていただきたい。
作品の面白さを抜くようなネタバレはしていないつもりだが、画付きで紹介するので苦手な人はここらでブラウザバック頼みます。
青のオーケストラ4巻 各話あらすじ
【ネタバレ・画バレ含む】
それでは各話 大まかなあらすじについてまとめていくよ。
何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力が伝わるからと思って絵をつけているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!
22曲(22話)歩み寄る
話は町井先輩との昼休み。素晴らしく夏らしい描写から始まる。髪に落ちた木漏れ日の影がイイ…
時期コンマスとして期待され、内心 ライバルとの差に焦っていた青野は町井先輩に矢継ぎ早に質問したりしていた。
すると町井先輩から
という質問。
相談に乗ってくれ、さらには適格なアドバイスをしてくれる町井先輩が魅力的すぎる回だった。
23曲(23話)知りたい!
珍しく青野から連絡がきた!と嬉しそうな山田。
翌朝
2人はセッションをしていた。青野は他の楽器があってのオーケストラだということを理解しはじめ、山田には『チェロのことを教えてほしい』といった旨のメールをしていた様子。
青野には嫌われていたと思っていた山田だったが、そうではないことに安心し、徐々に二人の距離が近づいたように感じる回だった。
ゴメン山田、僕も最初はちょっと苦手だったんだ…
24曲(24話)本音
ひょんなことからトップ奏者達のセッションを見学することになった青野、佐伯、山田の3人。さぁどんなセッションになっているのか…
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予想以上にシビアに意見を言い合う先輩達…
見学している3人がヒヤヒヤするような妥協のない話し合い…
一見 ケンカにでもなりそうな意見交換だったが、コンマスの原田先輩を中心に、徐々に各自のやりたいこと、表現したい音がまとまっていく。
そんなトップ奏者の3年生達のセッションに心地よさや、先輩たちの絆のようなものに良い影響を受けた青野だった。
しかし、帰宅間際に通りがかった音楽室で信じられないような音を聞いてしまう…
羨望、嫉妬、焦燥、、青野の心はすっかりその演奏で乱されてしまった。
ちなみに演奏された曲はこんな感じ
こちらが先輩たちのセッションに登場した『
地域によっては夕方5時のチャイムだったり、図書館の閉館前なんかで流れる曲だ。僕自身 結構思い入れのある曲で、聴くと無性に切なくなる。家に、というかあの時期に帰りたくなる。。
そんな温かさを感じる曲だ。
4巻、24話を読んだ人は是非。より一層 漫画を堪能できるだろう。読んでない人も是非。きっと興味を持ってもらえると思う。
第25曲(25話)焦り
秋音の所属する2ndヴァイオリンパートでは、初心者グループもどんどん上達している様子。
一時は険悪になりかけた初心者グループと立花の仲もグッと良くなっているようだった。
それとは一転して、つい偶然 聴いてしまった音、そしてそれを奏でる部員の存在が気になりすぎている青野。タイトルの通り、焦りが加速してしまう。
一人で思い込んで練習に没頭する青野だが、全然 思い通りにはいかない。
蝉に当たる始末。。
どうしようもなくなった青野。
そんな最中 ある出来事が起きてしまう…といった回だった。