まさかの発行元が裏サンデー女子部、ということで読むことに若干 躊躇いが生じた僕だった。が、亜獣譚なんかも裏サンデー女子部の公式ページに掲載されていたので安心した。や、良い漫画というのは男女関係ないね。俺物語とか、そうだったもんな。
早速本題に入るぞ。
大作・名作の類は紹介するのも緊張するもんで、1巻の紹介記事では約7000字、画像は50枚ほど使ってしまっていた。まぁ最初だからね…と思ってたんだけど、今回紹介する2巻でも『ここも良いなぁ…あっこのシーンは最高にイイなぁ…』と思いながらまとめてたら1巻と変わらず、50枚ほど画像を使ってしまった。文字数も…全然変わってないわ約7000字。
がしかし、物語の根幹、面白い部分は結構伏せつつも2巻の見所が伝わる良記事に仕上がったと思う。
それでもタイトルにもある通り、ネタバレ・画バレを含むので注意だ。
簡単にあらすじ紹介、面白かったところの紹介をサラっとするだけなので、キャラの言動一つ一つを丁寧に文字に起こしたようなネタバレ記事をご期待の方には、申し訳ないがご期待に沿えないからブラウザバックしよう。
付き合ってあげてもいいかな 2巻
ネタ・画バレあり感想と考察
新歓コンパの夜、互いに「女性が好き」と打ち明けノリで付き合うことになったみわと冴子。
二人でエッチな経験もして、沸き上がるのは愛情?それとも独占欲…?
「…ねえ、みわってあたしに嫉妬したりする?」
夏休みのサークル合宿が始まり、波乱(?)の女子大生ガールズラブ第2巻!
引用:裏サンデー女子部
第10話:心と、体…
紹介にもあるように、エッチな経験も済ませた冴子とミワ。
9話で期待を大きく迫り上げられたと思いきや、話を跨いだときには
すでに“何回も”ヤッた後の場面になったときはガックリした。そうだよね、メモリアルなシーンだもんね。描かない方が読者の想像力を掻き立ててさらに興奮があるものね。
ということで若干 ガッカリした感じは否めないものの
と、女性同士の性行為というがイマイチ、いわゆる“セックス”には捉えられていなかった冴子に
ちゃんとセックスだった、と答えるミワが印象的だった。
今まで受け身だったミワが、こうもちゃんと意見を言えるのが冴子との距離感がグッと近づいてる感じがして、なんかこう、ただ単にエロいシーンをぶち込まれるよりグッときた。そうだよね。乳がバーン!、接合部アップギュイーン!!&断面図グバァ!!!は漫画じゃないよね。おじさん、間違ってたよ。。。
甚だどうでもいいだろうが、僕は記事執筆時、作品に合う一曲をチョイスして、聴きながら書くと筆が進むんだけど、10話の『心と、体…』でパッと思いついたチャットモンチーの『こころとあたま』をチョイスするぞ今回は。ガールズラブということもあってか女性ボーカルのバンドが僕的にはしっくりくる『付き合ってあげてもいいかな』だ。ちなみに1巻は林檎の『群青日和』を聴いてた。3時間くらいぶっ通しで聴いてた。
☝モヤモヤしたときに聞くと、更にモヤモヤしてスッキリするぞ。自分でも何言ってるか分からんが、そんな感じの良曲だから是非。
第11話:君は恋人
問題勃発回。
軽音部の毎年恒例行事として合宿をすることになったミワと冴子。
合宿、といったものの軽音部としての活動する部員達にとってはスポーツ部の合宿とは違って親睦会のような感じ。というわけで班に分けられた2人。
中央、完先輩が曲者。語尾に♡つけてるけど、軽い感じとかチャラさは全くない謎人物。どういうわけかミワと冴子の関係に気付いている様子。
どちらかを略奪するわけでも、仲を裂こうとしているわけではない。のだけれども、どうもミワに良い印象を持っていないようで、色々と追及したりしてくる謎人物。
で、
案の定、完先輩のチョッカイに心惑わされるミワだった。
と、冴子は慰めるがミワの心には依然、払拭できないシコリができてしまったようだった。
『世話がやける』、、、
『糖分が多い話が続いたので塩分をぶち込みました』というたみふる氏の言う通り、いきなり不穏なムードが漂いはじめちゃった。
第12話:妬いてたまるか
問題、というほどでもないけどバンドメンバー達の中でも2人の関係について、話題になってしまっていた。
と語るのはルチャ君。困惑はあるものの、過去の失敗から2人を応援したいそうだ。
みっくんは勿論肯定的。彼女一筋なイイ男だ(若干束縛体質はあるようだけど)。
話題に上げたのは、1話でミワに告白した鶴田君。
初めての打ち上げで一目惚れて抜け駆け告白、ということで文面からするとあまり良いイメージではないけど、表情やらアドバイス、付き合ってるんだからミワさんを大事にしろ!という意思があってプラマイゼロな妙な男キャラ。
というように、バスの座席で色々あったメンバー達。う~む、文章に起こすと中坊感があるな。ミワの彼女である冴子が鶴田君にミワの隣席を認めたことで、心配そうなみっくん。
幸い、冴子は何とも思っていない様子。
ミワが絶対に男に靡かない、ということもあるだろうが
とあるように、過去の経験からも嫉妬は面倒くさいモノ、されるのもするのも嫌な冴子だった。
だったのだが、、
と酒に潰れたミワ。ウッシーの家に泊まることになった。思わず話に画面越しにドキィッ!!と胸が締め付けられた。なにこの感覚。以降、僕は公共の場で『付き合ってあげてもいいかな』を読むのを止めた。ニヤニヤするとかそういうもんじゃなくって、なんというか、ありとあらゆるものを遮断して物語に集中したい。こんなに臨場感を味わえる漫画も珍しい。恋愛系のマンガって今まで手を付けてこなかったけど、いいもんだね。
話が逸れた。
で、そんな挑発的にも見えちゃう惚けたミワの『バイバイ』に冴子は…
という12話だった。
第13話:ふつつかな彼女
珍しく緊張した表情のミワ。
どうやら高速道路に乗って野外フェスに向かっているらしい。
…………
なんとか無事に到着したミワと冴子。
フェスを堪能。
が、そんな楽しい時間に現れたのがナンパ組だった。
それはもう、うざいくらいに絡んでくる。サラっと躱せばいいモノの、ミワが真面目に答えてナンパ男達に付きまとわれてしまった。不快係数がハンパなかった。同人誌でいうイチャラブ展開からの唐突なNTRくらいイライラした。クソ、あんなもの誰も得しないというのに!
フェス自体はとっても楽しかったのに、そんなナンパ男達のせいで台無し。
というミワに
……………
言われてしまった、そしてそれ以上に『言ってしまった!』という表情の2人。
色々と問題が出てきてしまうが……