圧倒的ブランド信頼度
のダイワ(DAIWA)です。高いモノは高いですが、シマノに比べて手頃な価格でも選べるロッドも豊富で迷ってしまいますが、今回はサーフや堤防などのショア(岸)からヒラメを狙ってみたい方に是非、検討していただきたい『サーフ・ヒラメロッド』について紹介していきます。
ど、どう選べばいいのか分からないんだけど…?
という方も多いと思いますので、
- そもそもサーフ・ヒラメロッドって何?
- ダイワ製 サーフ・ヒラメロッドの選び方
- 価格別おすすめモデル紹介
の順に解説していきます。
もくじ
ダイワのサーフ・ヒラメロッド
基礎知識&選び方
そもそもサーフロッドって…?
そもそもサーフロッドって何?
シーバスロットとショアジギングロッドの中間くらいのモデルを「サーフロッド」として扱っていることが多いです。極端な話、シーバスロッドのちょっと硬いモデルでも応用可能だし、ショアジギングロッドのちょっと柔らかいモデルでもヒラメロッドとしては普通に使えます。
じゃサーフロッドって、何をチェックすればいいの?
他のロッドと同じく、
- 長さ
- 仕舞寸法
- 適合ルアーウェイト
など、様々な仕様があります。
どう選べばいいか、まったく分からないんだけど…?
という方に向けて、ヒラメロッドを選ぶときのチェックポイント以下の通りまとめてみました。
ヒラメロッド(サーフ・堤防用)の選び方:
硬さ(クラス)について
サーフ・ヒラメロッドでは
ML、M、MH
クラスのロッドが選ばれています。
一般的にはMクラスが最も汎用性が高く、投げられるルアーウェイト的にも通常のサーフでは十分であり人気です。50g以上のメタルジグをフルキャストするのであればMHクラス、20gに満たないルアーを軽快に扱いたいのならMLクラス、といった具合で選ぶのが基本であり、失敗が少ないでしょう。
MLは流石に弱すぎないか…?
たしかにサーフロッドとしては少し心配ですが、その分 堤防ヒラメ釣りにおいて、7g程度のジグ単であっても着底感が明確に伝わるというメリットもあります。堤防か?サーフか?あなたのメインフィールドがどちらかを考えた上でクラスを決めると良いでしょう。迷ったらMで間違いないですよ。
サーフ・ヒラメロッドの選び方:
長さ(レングス)について
飛距離に深く関係するのが
ロッドの長さ(レングス)
です。一般的に『フィート(≒30㎝)』、もしくはメートル(m)で併記されていることが多いです。
長いほど遠心力がかかり、ルアーを遠くに投げることも可能。結果的に
- 遠くの潮目・ナブラという激アツポイントが発生したときに届く
- 手前に障害物があっても避けることができる
といったメリットがあります。
『10フィート(3m)』以上がおすすめ
ヒラメロッドの最初の一本としては10フィート前後(3m程度)がおすすめです。やや腕力が必要になりますが、サーフフィッシングにおいては基本となる長さであり、キャストに慣れた方は11フィート以上の長尺ロッドを振り抜いています。
ヒラメロッドの長さについては一概には言えません。自分が釣りをするポイントによって選ぶのがベストです。
という方であれば、9.6フィートでも大丈夫です。堤防釣りなら全く問題ないでしょう。ただし、サーフで使う場合は注意。やはりサーフでは飛距離がものを言う場合が多いため、まずは10フィート以上のロッドを選んでいただきたいところです。最初は長く感じても、一日キャストすれば慣れますよ。
サーフ・ヒラメロッドの選び方:
自重(軽さ)について
軽いものが好ましいです。
何度もキャストするのがサーフフィッシングなので、自重は軽い方が良いです。しかし、良く分からないメーカーが軽さを重視して作ったヒラメロッドは剛性がなく、許容範囲のルアーでもフルキャストしたら折れた、ということもあるので注意。
その通り。なので、自分の予算の中で軽量なものを選ぶと良いでしょう。
サーフ・ヒラメロッドの選び方:
仕舞い寸・継数について
仕舞寸法・継数は主に、持ち運び・収納などに関係します。
基本は2本継ぎ!
2本継のルアーロッドが基本です。
持ち運び性能を考えると継数が多いコンパクトロッドが良いように感じますが、激安メーカーのマルチロッドが信頼性が低いです。また2本継のヒラメロッドは組み立てが簡単です。電車釣行などで、極力 コンパクトに収納できるヒラメロッドを選びたい人以外は、2本継ぎのヒラメロッドがおすすめです。
マルチピースロッドもおすすめ!
詳しくは後述しますが、
- 振出し式
→車のアンテナのように伸ばして従来の長さに戻るルアーロッド
- マルチ継数
→4本以上に分解できるルアーロッド
など、60㎝以下の長さにまで分解できる「マルチピース」と呼ばれるタイプのサーフロッドがあります。筆者も横浜に住んでた時は50㎝くらいに縮む振出し式のルアーロッドを愛用していました。自転車や電車を使ってポイントに行かれる方はコンパクトロッドがおすすめです。
それでは長々と説明してまいりましたが、以上のことを留意すれば、あなたに最適なダイワ製のサーフ・ヒラメロッドが選べると思います。
ダイワのサーフロッド
1万円前後のおすすめモデル
それではダイワ製のヒラメロッドについて、おすすめアイテムを紹介していきます。
なお各種、さまざまなスペックがあったりしますが、今回は目安として大体10フィート(3.05m)前後のものを例にして紹介していきます。それぞれリンクを辿ると公式アイテムページ、サイズ選択、使っている人のインプレ(レビュー)が確認できるようになっているのでお試しくださいませ。
ダイワ(DAIWA)
シーバスフラットX (100M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長 | 305㎝/10フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/157 ㎝ |
自重 | 170 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.93
|
- お手頃な価格帯
- シンプルなデザイン
- 外観も性能もアップしたブランクス
- リールシート周りはハイエンドと同仕様
2023年登場 安心クオリティの入門シーバス・フラットフィッシュ用ロッドのシーバスフラットXです。投げやすくて魚の引きに負けないパワーを持つ安心ダイワ品質となっており、100Mは大型河川からサーフまで対応する遠投モデルです。フラットフィッシュをメインに、シーバスはもちろん、ライトショアジギングにも対応してくれるコスパ重視モデルです。最新モデルにしては価格も安いですよ~。
ダイワ(DAIWA)
シーバスハンターX (100M・R)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長/フィート | 305㎝/10フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/157㎝ |
自重 | 157 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.92
|
- 価格が安い
- ブレーディングX
ロッド操作時のパワーロスにつながるネジレを抑制するための強化構造。細くても高い強度を確保し、持ち重り感を低減することで操作性が向上されています。
- 高密度HVFカーボン
カーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」仕様。より筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材が使われています。
- 糸がらみに強いKガイド
ガイドは糸がらみに強いKガイドを採用(アルコナイト)。PEも安心して使用できる。トップガイドのリングは、安心のSiCガイド。
名前の通りシーバスを狙うに最適なロッドですが、サーフは勿論、ライトショアジギングにも対応できる幅広い適合ルアーウェイト、汎用性の高さが魅力的なシーバスハンターX(100M)です。自重のあるルアーを遠投できるネジレに強くて軽量な高品質カーボン製ブランク。手にフィットして正確なキャストやアクションをサポートするダイワオリジナルのリールシートを搭載していたりと、コスパは抜群です。
ダイワ(DAIWA)
ルアーニスト(96M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長(フィート) | 290㎝/9.6フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/150 ㎝ |
自重 | 200 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 7~35 g |
おすすめ度 |
4.80
|
- 握りやすいオリジナルリールシート
- サイズバリエーションが超豊富
- シーバス以外も手広く使える万能スペック
- 定価よりだいぶ安く買える(定価は9200円)
“おかっぱりルアーフィッシング入門ロッド”と呼び声高い『ルアーニスト』。快適な使い心地を追求し、デザインも細部までこだわったエントリーモデルです。しかし、性能は流石一流メーカーのDAIWA。ルアーゲームをより簡単に楽しむために専用設計され、防波堤・サーフ・磯など多様なシーンに対応。とにかく価格が安いです。
ダイワ(DAIWA)
ルアーニスト モバイル(96M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長(フィート) | 290㎝/9.6フィート |
継数/仕舞寸法 | 4/78 ㎝ |
自重 | 190 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 7~35 g |
おすすめ度 |
4.82
|
- 価格が安い
- 仕舞寸法が短い
- 握りやすいオリジナルリールシート
- サイズバリエーションが超豊富
- シーバス以外も手広く使える万能スペック
コンパクトに持ち運べるタイプのルアーニストです。性能を落とすことなく4ピースになり、自転車やバイク釣行をはじめ、キャンプのついでなどでも持って行きやすいです。ライトショアジギングまで楽しみたい方には96MHも良いでしょう。
ダイワのサーフロッド
2万円前後のおすすめモデル
個人的に、
そこそこの価格で、最も丁度良い性能のロッドが欲しい…
という方におすすめなのが2万円前後のヒラメロッドです。オーバーゼアのように、ヒラメを特化しているモデルを選べるのもありますし、装飾もシンプルながらに洗練されている印象があります。
ダイワ(DAIWA)
オーバーゼア (103M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長/フィート | 312㎝/10.3フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/160 ㎝ |
自重 | 175 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.95
|
- 操作性重視のサーフモデル
- 握りこみやすいグリップ
- 特性にあわせたガイドセッティング
サーフやゴロタといった広大なフィールドを攻略するためルアーロッド「OVERTHERE(オーバーゼア)」です。シーバスロッドよりもハイパワーに設計することで、遠投性を強化してくれます。軽量設計にもなっており、遠投した先のルアーの状況も明確に把握可能。コスパの高いダイワ製サーフ専用ロッドです。
※サーフモデルとショアジギングモデルの2タイプあるので注意!
ダイワ(DAIWA)
ラテオ (106M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長/フィート | 320㎝/10.6フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/164 ㎝ |
自重 | 160 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.92
|
- 自重が超軽い!
- 暗闇でも光るアワセマーク
- デザインが格好良い&高級感がある
- 軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」
名前の通り(シーバス(スズキ)は学名で「LATEOLABRAX JAPONICUS」)、シーバス専用に作られたロッドです。
シーバスロッドじゃん。
名前で判断するなかれ。サーフでも使っている人が非常に多い、ダイワの名作ロッドです。筆者は100MLを使っていますが、適度に柔らかく、バイトを弾かずにくいです。堤防メインの初心者の方にはMLクラス、飛距離が必須な河口やサーフではM~MHクラスがおすすめモデル。モデルバリエーションも非常に豊富なのも嬉しいところ。
ダイワ(DAIWA)
ラテオ モバイル (106M-4)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
タイプ | マルチピース |
全長/フィート | 320㎝/10.6フィート |
継数/仕舞寸法 | 4/85 ㎝ |
自重 | 158 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.84
|
- 仕舞寸法が短い&自重が軽い
- モバイルロッド高密度HVFカーボン
カーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」仕様。より筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材が使われています。 - V-JOINT[V-ジョイント] スムーズな節の曲がりが理想の調子。節の合わせ部分にDAIWA独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上しています。
- AIR_SENSOR_SEAT[エアセンサーシート] 軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」です。用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性に仕上がっています。
仕舞寸法の短さ・自重の軽さが素晴らしいモバイルロッド『ラテオ』です。マルチピースロッドとしては珍しく11フィート以上のモデルもあり、4ピースとは思えない自然なロッドのしなり。パワーが抜けることもないので、大型のルアーまできっちり遠投できるのも魅力的。自重が軽いのに粘り強いブランクスで、突然の大物にも対応できた信頼度の高いモバイルロッドです。
ダイワのサーフロッド
3万円以上のおすすめモデル
お財布・気持ちに余裕のある方は3万円以上の高級モデルを検討してみてはいかがでしょうか。
ダイワ(DAIWA)
オーバーゼア グランデ(103M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長 | 312㎝ |
継数/仕舞寸法 | 2/160 ㎝ |
自重 | 175 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 10~50 g |
おすすめ度 |
4.93
|
- 自重がとても軽い
- サーフ専用ロッド
- 外観も性能もアップしたブランクス
- リールシート周りはハイエンドと同仕様
上級者も納得するサーフ・堤防ロッドのハイスタンダードなオーバーゼア グランデです。はるか沖へ、彼方へのブランドコンセプトを痛快に体現できるオーバーゼアのハイスタンダードがサーフモデルとなっており、サーフやゴロタといった広大なエリアの戦局をさらに有利にしてくれます。大人気だったAIRシリーズをベースに、欠点を洗い出し、遠投性、感度、調子、外観すべてを大幅に磨きあげられています。
ダイワ(DAIWA)
オーバーゼア AGS (109M)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長/フィート | 328㎝/10.9フィート |
継数/仕舞寸法 | 4/88 ㎝ |
自重 | 179 g |
竿の硬さ | M |
適合ルアーウェイト | 7~45 g |
おすすめ度 |
4.78
|
- 4本継で仕舞寸法が短い!
- ハイエンドならではの抜群の感度
- 遠投性能に特化したリールシート
- 感度と操作性を高めた次世代ブランク
サーフでの釣りに特化した「OVER THERE」シリーズの最高級モデルです。あらゆる信号を感知し、ルアーをナチュラルに泳がせる柔軟なML パワーのティップと、遠投力を秘めた強力なMパワーのバットを組み合わせたサーフフィネスロッド仕様となっているのが109M。柔軟なティップは、軽いルアーのリフト&フォールやドリフトの釣りにおいて無類の強さを発揮すると同時に、ミノーやシンキングペンシルのナチュラルなアクションを引き出してくれます。流石は最高級(ハイエンド)モデルです。
ダイワ(DAIWA)
モアザン ブランジーノEX AGS (1010ML)
ブランド | ダイワ(DAIWA) |
全長/フィート | 330㎝/11フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/169 ㎝ |
自重 | 153 g |
竿の硬さ | ML |
適合ルアーウェイト | 7~40g |
おすすめ度 |
4.72
|
- 自重が半端なく軽い
- 高級感あふれるデザイン(これでもかと主張する金属パーツ)
サーフや河口の釣りで重要な遠投性と感度に、さらなる軽快性をプラスしたモアザン フランジーノEXです。強靭なMパワーのバットで遠投したルアーの着底や、水流の変化といった情報を、高感度でショートバイトを弾きにくい。遠投ゲームに合わせてセレクトした握り込みやすい小判型のエアセンサーリールシートによって、さらに正確な振り抜きと操作性を実現してくれています。
こんだけ高けりゃ、そら性能良いでしょうよ…
……………
総括:サーフヒラメに適したロッドの
選び方&おすすめランキング
以上、ダイワのおすすめヒラメロッドについてでした。
と聞かれたら、『ダイワ(DAIWA) オーバーゼア 103M』を推します。
- 遠投性重視のサーフモデル
- 握り込みやすいグリップ
- お手頃な価格&抜群の実釣性能
という点でおすすめ度が高いです。軽量設計でありながらも遠投性能もあり、遠投した先のルアーの状況も明確に把握可能。予算が限られているならシーバスフラットXがオススメですが、2万円程度まで出せるのなら是非、オーバーゼアを検討してみてくださいませ。
今回の記事で、皆様のサーフフィッシングを快適にしてくれるダイワ製のサーフ・ヒラメロッドを紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは!
リールは3000~4000番がおすすめ!
リールはもう選びましたか?
まだでしたら以下の記事で、10フィート以上のヒラメロッド(サーフ・堤防用)に見合う4000番モデルのスピニングリールを紹介しています。よろしければ是非、参考にしてみてくださいませ!
こちらも読まれてます