⑥ 更に濃い影を追加(レイヤー②)
さらに濃い色を使って影を追加。
暗めの色を使うと入道雲のスケール感、モクモク感が強まって良い具合になるぞ。
が、ここで注意点!
最初の内は、あんまり多くの色を使わないようにした方が良いっぽい。ベースが白の雲なので、下手に色を追加するとモクモク感が出るどころか不自然さが増すぞ。
慣れないうちは、あまり濃い色をぴゃーっと使わないように注意しよう。工程④で塗った色より若干暗いくらいの色でも十分なので、自分の技量と相談しよう。
⑦ 濃い影の境界線をぼかす(レイヤー②)
それでは工程⑤のようにぼかしたら完成である。
どうでしょう。薄目で見ればイイ感じだけど、先述したように、濃い影が若干不自然に見えるのではないだろうか。これは私の技量不足によるもので、慣れた人が濃い影を入れると圧倒的に入道雲のスケール感が増す。
(おまけ)失敗事例
最後に失敗事例集を見ていただこう。
簡単に失敗理由も添えるので、参考にしてほしい。
失敗事例①:遠近感の壊滅
1枚目に描いた積乱雲がこちら。
特に何も調べず描き始めたので色々メチャクチャではあるが、特にひどいのが遠近感だと思う。
工程④、で説明したように、遠いところと近いところでブラシサイズを変えるのは重要っぽい。
失敗事例②:色彩が不自然
2枚目に描いた積乱雲がこちら。
1枚目に比べると、やや遠近感にも注意が払えてるように見える。が、その分 生意気にも洒落っ気が出たようでちょっと黄色っぽい白を使った挙句、出来上がったのは色彩が不自然な雲だった。
悪いコトではないが、最初の内は逸る冒険心は抑えたほうがいいっぽい。
失敗事例③:やりすぎ
3枚目に描いた雲がこちら。
うむ。2枚目と比べると、まぁ全体的に良くなってきてはいる。
が、やり過ぎ感が出てしまっている。と思う。
つい肩に力が入ったのか、色々とやりすぎな気がする。
雲を主体的に描く、というのなら話は別だろうが、あくまで風景として雲を描くのなら多少は力を抜くのも大事だと思った。
如何だっただろうか。
ほぼ初心者の僕がまとめたので色々と拙い部分はあったと思うが、割とFireAlpaca初心者でも真似れば『それなり』の積乱雲(入道雲)を描けると思う。
それでは。
頑張れ、初心者同志諸君