【ちょっとの工夫で完成度大違い?】影の境界を濃くする小テクニック(稜線)【FireAlpaca】

 

割とよい感じで線画はかけたんだけど、どうにも色塗りになると…

 

という方、非常に多いと思う。現状、僕もそうである。難しいよね色塗り。

 

 

 

 

がしかし!今回 ちょっと進展があった!

 

 

ちょっとしたテクニックで絵がグッと引き締まる手応えを感じたのである!

 

 

 

まだ到底 納得のできる色塗りは出来ていないものの、今回の記事では僕の気付きをうだうだ語っていくので心して聞くように。ソフトはFireAlpaca。周りに使ってる人が全然いないけど僕はこのソフトと心中するつもりだ。FireAlpacaを使ってる方は是非 参考にしてほしい。

 

 

 

 

 

影の境界の色を濃くするテクニック

論より証拠。

まずは絵によって違いを見ていこう。

 

 

こちらがテクニックを行使する前の絵。青い服とサツマイモ色の手袋に注目してね。

 

悪くはないんだけど、どうにも「のっぺり」とした、間延びした感じが否めない。

 

 

 

 

 

こちらがテクニックを使った後の絵。

 

 

 

 

 

え、分かり辛いって?

 

 

並べてみよう。

 

 

 

 

うん、ぶっちゃけよく分かり辛いよね。間違い探しみたいになっちゃってごめん。髪の毛とサツマイモ色の手袋に注目して見てね。

 

 

 

 

正味、そこまで目立つものではない気がする。のだけど、僕が個人的に「上手いなぁ」と思う絵の大半が使っているテクニックだったので今回 真似てみたわけだ。

 

 

 

端的に言うと、影の強調みたいなもんだと思う。

 

 

 

 

赤枠で囲んだところ、影のはじまり部分を濃い色で塗ってみた。

 

 

知ってると、ちょっと色を塗るのが楽しくなる。ぱっと見「なんかちょっとイイ感じかも?」くらいの微テクニックだが是非、紹介させてほしい。

 

 

 

 

影の強調のやりかた(FireAlpaca版)

 

それでは実際にサツマイモ色のグローブの箇所を塗ってみる。

 

 

使うブラシは「不透明水彩」ね。

 

 

①:影の境界線を塗る

まず、既に塗ってある影より若干濃い色を選ぶ。あ、自分がどの色を使ったか忘れた人はスポイトツールを使ってね。使い方が分からない人はこちらを参照。

 

ブラシコントロールは上のような感じ。

ブラシサイズは適当なものを選んで、不透明度は15%前後くらい。色補充は30程度。

 

 

 

影の境界線をサラサラっと塗る。

 

 

 

で、仕上がったのがこちら。

 

 

くっきりと、色の境界線が分かるようになった。

 

 

 

 

②:強調した影を延ばす

①で塗った強調影を、上のような感じで延ばす。慣れてきたら影の輪郭をなぞるように延ばすことも可能だよ。

 

 

 

ブラシコントロールは以下のような感じ。

不透明度は5%程度。色補充は0に設定

 

 

 

 

で、完成したのがこちら。

 

 

ちょっと仕上がりが粗いけど、完成ったら完成!

 

 

 

 

 

画によっては①の工程で終わらせても面白いと思う。

 

 

 

 

 

以上!

 

時刻は既に2時半。日付が変わってからずっとヤツメ穴を聴きながらイラストと記事を同時進行でまとめたけど、もう限界。寝る。

 

 

締まりのない記事になってしまったけど、実際に結構使える小テクだと思うので知らなかった人は是非ためしてみてくんなまし。

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

追記:今回紹介したテクニック、お絵かき界では常識的な『稜線(りょうせん)』というものでした。稜線は光と影の境界線などを描くことによって、絵の立体感を増すテクニック、だそうだ。そんなに難しくないものなので、知らなかった人は是非。

 

 

 

 

 

 

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