キャラクターを描く上の重要なのは顔、その中でも大きな割合を占めるのが『目』である、と思う。
目の出来によって評価も大きく変わるとサイトウナオキ氏も言ってたからして間違いなく重要なのがキャラクターの目である。
ええい、まどろっこしい前置きは読者にも僕にもひとつも徳にならないことなので本題に入るぞ。今回はFirealpaca初心者の僕が最近発見した『まつ毛』を綺麗に描くブラシ『入り抜き鉛筆』についてである。
Firealpaca『入り抜き鉛筆』
上のように見比べるとすぐわかるように、普通の鉛筆に比べて入り抜き鉛筆は始線と末線がさらりとしているのが印象的だ。
これがまつ毛を描く上では効果的なようで
というように、3週間前の絵と比較すると一目瞭然。まつ毛もさることながら、それ以外の箇所、というか全体的に『ふんわり』仕上がってる。
という疑問を持つ方がいらっしゃるだろうが、入り抜きのペンだと筆圧不透明度がない分、線(色)が入り過ぎちゃうので素人には扱いが難しいんだよね。モチロン そちらでも描けるっちゃ描けるので自信のある方はそちらで描いてもいいんじゃないか?
そんなわけで僕のような初心者が目を描く上で強い味方になってくれるのが『入り抜き鉛筆』なので、今回はそちらの作り方、使い方を説明したい。
入り抜き鉛筆の作り方
ブラシの追加
上のようにブラシウィンドウ下部、左端のアイコンをクリックしてブラシを追加しよう。
ブラシの編集
ブラシのタイプは『ペン』。
その他『筆圧不透明度』、『強制入り抜き』などにチェックを入れれば完成。
完成!入り抜き鉛筆
2ステップであら簡単、入り抜き鉛筆ブラシが追加されました。
『まつ毛』に重宝しているブラシだけど、まつ毛以外にも各所の線画をなぞりながら描ける非常に便利なブラシだと思う。
例えば輪郭なんかを描くときに、ペンや普通のブラシだとなかなか線が決まらずに何度かやり直すことなんだろうけど、入り抜き鉛筆だと一度に線を描く量が抑えることができるので、あまり目立たせたくない線などでも効果的。その点でも初心者には強くおススメしたいブラシである。
よくある疑問点
それじゃあ最後に入り抜き鉛筆を使っていく上で僕が感じた疑問点なんかをまとめてみる。
なんか思った通りの線が描けない
ブラシを微調整しよう。
ただ単に『ブラシサイズ』だけを変更するのではなく、ブラシ横のトグルメニューを開いて、
「最小幅」などをいじると好転する場合が多い。
色が濃く出すぎる
と、感じる方がブラシサイズ調整ゲージ下の
不透明度をいじろう。
ここを低く設定するほど色の出力が落ちるぞ。
まとめ 『入り抜き鉛筆』
僕は今、手本にしているイラストレーターの方がいるんだけど、その人の描く線画が鉛筆っぽくて柔らかい印象だったのでFirealpacaでも丁度良い鉛筆ブラシができないか試行錯誤してたら入り抜き鉛筆に辿りついた。
絵から分かるように、素人のまとめた記事なので参考になるかは眉唾モノだけど、同じように『まつ毛』や『線画』の描き方に悩んでいる方には幾ばくかのヒントになると思ったのでまとめてみた。
いろいろなツールがあるお絵かきソフト『Firealpaca』なので、それらを駆使して良い絵が描けるようにしたいね初心者諸君。
それでは