Firealpacaでの色塗りにも慣れてきた(上手くなってきたとは言ってない)今日この頃、またも新たな発見をしてしまったので記事を書くに至れり。
はみ出さずに色を塗る方法としてクリッピングだけを使っている者共もいるだろう。勿体ない。Firealpacaには他にも非常に便利なツールがあるぞ!
その素晴らしい機能の名は「透明度を保護」。
「透明度を保護」のココがスゴイ!
はみ出さないように塗る、これに関して僕は「クリッピング」だけ行ってきた。
が、クリッピングを乱用しすぎると、レイヤー数が増えてしまい、多すぎるとFirealpacaの動作が遅くなる。それにレイヤーが嵩張ると操作しづらくなっていくのも事実だ。
そこで使用したいのが「透明度を保護」ツールだ。場所はレイヤーウィンドウの
ここね。
透明度を保護、っていうのはレイヤーの透明部分(色を塗っていない空白)を保護するということだ。
では、一体全体 透明度を保護することで、どのように便利なのか。
ベースの色を塗るときに超便利
読者諸君がどのように色を塗っているのかは分からないが、僕はまず、ベースとなる色を最初に塗る。肌を塗るときは、肌色の基礎となる「薄い赤・黄色」を塗ってから影を入れていったりするのだが
上のように、あまりにも薄い色だと塗り忘れに気付けないことがある。そういったときはクリッピング先で塗り始めてから気付き、またベースのレイヤーに戻って色をスポイトで吸って……とやり直すのだが、これがまた面倒くさい!
そんなとき役立つのが「透明度を保護」ツール!
「透明度を保護」にチェックを入れれば、色を塗った範囲以外だけを効率よく塗れるので、一旦濃い色で分かりやすいように色を入れて、塗り忘れを確認してから
薄い色で、塗り残しを作らず、はみ出さずにベースの色を塗ることが可能!
というワケだ。便利だろう。
同じレイヤーに「はみ出さずに」色を乗せることが簡単!
「水彩」や「不透明水彩」など、同じレイヤーに塗り重ねることで元の塗りの色と塗り重ねた色を混ぜたり、ぼかしたりできるペンがある。厚塗り、などはこのような塗り方なのだが、
という方もいらっちゃるだろうが、ちょっと待て。
そんなときに使えるツールが「透明度を保護」である。
ベースの色を塗った後、「透明度を保護」にチェックを入れるだけであ~ら簡単。はみ出しを一切 気にすることなく、サッサッと塗ることができる。
レイヤー数、なんと2枚でこの出来!無暗にクリッピングしてレイヤーを増やしてしまう人は、「透明度を保護」ツールを覚えると良いだろう。
応用 「透明度を保護」
今回習った「透明度を保護」ツールを使用すると
こんなこともできるぞ。参考にどうぞ。
まとめ 「透明度を保護」は積極的に使うべき
ってわけでFirealpaca 色塗りツールの中でも初心者、玄人関わらず重要な「透明度を保護」ツールについてまとめてみた。
これまでクリッピングを多用して、どこで何を塗ったか分からなくなりがちな人達は是非、使って見てほしい。きっと役に立つと思う。
何か分からないことがあったら質問してね。
それでは