ビーチサンダルってみなさんどう思いますか。
一年前の私としては夏以外にそれを履いてるやつは総じてパリピ、もしくは世捨て人という凄惨なイメージでした。オーストラリアからこんにちは。今は冬真っ最中ですがビーチサンダルを履いているアウトサイダー、世捨て人にてございます。井家です。
冬でもビーチサンダルって…と思われるかもしれません。確かにすこし寒いことは寒いんですがそれを補って余るメリットがあるんですよ。他の国は知りませんが、オーストラリアのシェアハウスというのはシャワールームに入る直前まで土足で入るようなタイプが多い(筆者の経験上)ので、普通の靴で入ろうものならビショビショに濡れますし、なによりイチイチ濡れた足で普通の靴を履くのが面倒なんです。
そこでこのビーチサンダル。マジ便利。濡れてもすぐ乾く。それにファッション的にも〇。ペラッペラのビーチサンダルなんて最高にクールじゃあないか?
おっと溢れるビーチサンダルへの愛から話がそれました。
今ではそのようなビーチサンダル愛好家の私に先日、悲劇が起こりまして。
こちらをご覧ください。
ビーチサンダルの鼻緒(っていうんですかね)が切れてしまったんです!これでは空手の稽古はおろか楽しい週末のパーティに行けない!ナンテコッタ!!
私のビーチサンダルはK-martというショッピングセンターで1.5ドル(100円くらい)で売り出されていたときに買ったのですが、値段はともかく、もう既に8か月くらい一緒に歩んできた相棒!
そんなおまえをこんなところでは……見捨てらんねぇぜ…!(まだまだ働いてもらうけぇのぉ……!)
まぁ正直に申しますと、あと一か月もしないうちに帰国するので1.5ドル程度とはいえ無駄な出費は避けたいというもの。そんなことから私と同じようにビーチサンダルをこよなく愛する職場のオーストラリア人に聞いたりして応急処置的なビーサン蘇生方法が分かったので今回はそれをシェアしたいと思います。ちょっと前置きが長くなりすぎました。すみません。
壊れたビーチサンダル
まず壊れたビーサンというのは先述したように、上記の写真のように緒が切れたビーチサンダルを指します。
必要なもの
食パンの袋をとめるアレ…アレです。
えぇ~と…
そうそうコレコレ!
ちなみにこの食パンの袋をまとめるアレ…正式名称をバッグ・クロージャーと言います。アメリカのクイック・ロック社の設立者フロイドさんというかたが開発されたらしいです。唐突のトリビア。英語では一般的には「Bread Clip」というそうです。
日本人だと私のようにこのバッグ・クロージャーを呼ぶ際、「食パンをまとめるアレ…」と極めてあやふやな呼び方をしますがオーストラリア人を含むイギリス人、ニュージーランド人は「Bread Clip」で通用しました。バッグ・クロージャーでは一切通用しませんでした。バッグ・クロージャー…
……必要なものは以上です!
修理手順
①壊れたサンダルの緒をもとの形に戻しましょう。
緒を外れた穴に押し込みましょう。
こんな感じに。
②バッグ・クロージャーを鼻緒に装着させましょう
上記の写真のように手順①で差し込んだ鼻緒にバッグ・クロージャーを装着させましょう。多少バッグ・クロージャーが入りづらかったですが、力づくで押し込みましょう。
完了!
はい終わり!
おわりに
以上です。
シンプルですね。
シンプルイズベストとはよく言ったもので、バッグ・クロージャーを装着してからというもの、まるで新品のように快適なビーサン生活を送らせていただいております。バッグ・クロージャー自体が平たいので歩くときもなんら違和感ないです。
なお今回紹介したバッグ・クロージャー(食パンの袋をまとめるアレ)の他にもクリップなどでも修理できるようです。ぶっちゃけクリップとかの方が丈夫です←
しかし是非皆さんもビーチサンダルが壊れた際には今回紹介したバッグ・クロージャー(食パンのアレ)を使ってみてください!驚きの費用対効果ですよ!
なんか今回の記事で、一生分は「バッグ・クロージャー」って単語を使った気がします。ご友人などに質問してみても良いかもしれませんね。「食パンの袋をまとめるアレの名前知ってる?」と。9割は知らないのでしょう。知っていたとしたらその人はクイック・ロック社と何らかの関わりを持つ人でしょう。
それでは