- 移動時の落下
- サーフ使用時の砂噛み
- 運搬時にリール同士の衝突
など以外なところで小傷、最悪の場合は故障の原因となってしまうのがスピニングリールの恐ろしいところ。高性能なリールほど些細なコトで調子を崩すというコトもあります。決して安くないリールです。
という方は是非 検討していただきたいのがリールケース(カバー)。運搬時の気苦労が減り、衝撃や汚れからも徹底的に保護してくれるといった利点があります。
そこで今回はスピニングリールのケースについて
- リールケースの選び方
- おすすめランキング
の順に解説していきます。
リールケースって?
まずは簡単に、リールケースについて基本的な話をしていきます。色々なタイプがありますが、特に人気なのが以下の2タイプです。
ソフトタイプ
柔らかくて軽量
というのがソフトタイプのリールケースです。素材としてはポリエステルやネオプレンが採用されており、柔軟で携行性が抜群に良いです。
ロッドにセットしたままでも使えるタイプも!
リールカバー式とも呼ばれ、ロッドに装着したまま着脱が可能なソフトタイプのリールケースもあります。ポイント移動を頻繁にされる方に最適で、
テトラ帯にリールをぶち当てる心配が減ります。ポイント移動の多いルアーフィッシングをされる方に非常におすすめのタイプです。
ハードタイプ
- 硬い素材で耐久性抜群
という特徴があるのがハードタイプのリールケースです。素材としてはプラスチックなどが採用されており、耐久性・衝撃吸収性が抜群に良いです。
収納数重視ならこっち!
収納数が多いアイテムが多いハードタイプのリールケースです。いくつかのリールを釣り場に持参されたい方にはハードタイプがおすすめです。
リールケースの選び方
という方に向けて、当記事ではリールケースを選ぶ際のチェックポイントを4つに絞りました。
リールケースの選び方①:
大きさ(サイズ)について
リールの番手(3000番台など)
によってもリールケースのサイズが違うので注意しましょう。大きめのサイズを選んで余裕をもって使う、という考えも間違いではありません。しかし、ケース内に余白が出る分 衝撃に弱くなってしまいます。
適合サイズが記載されているリールケースも多いので、そちらを是非 参考にしてみてください。
リールケースの選び方②:
収納数について
リールを何個 持ち歩くか?
を考えて選ぶ必要があります。
という方は大容量・耐衝撃性能に優れるセミハード、ハードタイプのリールケースがおすすめです。可動式仕切りがついているケースは、リールのサイズによって収納できる数が異なるので注意が必要ですが、収納数・耐久力があります。
という方であれば携行性能に優れたソフトタイプが良いでしょう。価格的にも安く、耐衝撃性能もよほどヘンテコなメーカーを選ばなければ十分です。
リールケースの選び方③:
耐衝撃性能について
クッション性能
については確認すると良いでしょう。ネオブレンやEVA素材を使用しているリールケースがおすすめで、クッション性能がシッカリしているので外部からの衝撃を和らげてくれる役割を果たします。ハードシェル構造が採用されているリールケースが最強ですが、携行性に劣る部分があります。
リールケースの選び方④:
防水性能について
速乾・防水機能
もチェックポイントの一つです。防水性の高いネオブレン素材や通気性の良いメッシュ加工などが分かりやすく、サーフや磯などの潮を被るポイントで釣りをされる方には特に意識してほしいポイントです。
リールケース
ソフトタイプ おすすめランキング
それではスピニングリールのリールケースについて。まずは汎用性が高く、価格も安いソフトタイプのリールケースからおすすめアイテムをランキング形式で紹介していきます。
各種、公式サイトのリンクがあるので、そちらも是非 参考にしてみてくださいね!
1位:SHIMANO(シマノ)
リールガード PC-031L
ブランド(公式アイテムページ) | SHIMANO(シマノ) |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | SS、S、M、L |
対応リールサイズ | SS-1000番 S-2000~C3000 M-3000~5000 L-5000~30000 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- サイズが豊富(全4種類)
- 自重が軽く、伸縮性がある
- ハンドルをたたまなくても収納できる(L(SW)サイズを除く)
- ブランドの信頼度・高級感
耐衝撃性能までしっかりと考えられているリールケースです。大手釣具メーカーSHIMANOのリールケースということもあってか、各ショッピングサイトでランキング1位を独占しているようです。ブランドの信頼度の他、高級感のあるデザインや、厚さ3㎜のクッション素材など性能的にも大満足なリールケースです。
少し他のリールケースに比べて価格が高い(ほんの少し!)ので筆者も購入前に一瞬 迷いましたが、届いてビックリ。高級感もあるので大変気に入っています。
2位:ダイワ(Daiwa)
ネオリールカバー (A) SP-Hシリーズ
ブランド(公式アイテムページ) | ダイワ(Daiwa) |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | S、M、L |
対応リールサイズ | S-1000~2500 (LT1000~3000) M-3000~4000 (LT4000~6000) L-4500~6500 (LT6000~ ) |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 5mmの肉厚クロロプレン素材が中のリールを保護
- スピニングリールのハンドルを収納可能なポケット付き
スピニングリールのハンドル等を収納可能なポケット付きのネオリールカバー SP-Hシリーズです。素材はクロロプレンを採用しており、厚手(5㎜)でクッション性能抜群。柔軟性もあるので、ランガンの際に極力 荷物を少なくしたい方に強くオススメしたいリールケースです。
3位:ダイワ(Daiwa)
ネオリールカバー (B) SP-Mシリーズ
ブランド(公式アイテムページ) | ダイワ(Daiwa) |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | S、M、L |
対応リールサイズ | S-LT1000~3000 (1000~2500) LT4000~6000 (3000~4000/投げ用) LT-6000~ (4500~6500/投げ用35.45 ) |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- メモ収納用クリアスペース付き
- ロッドを付けたリールにも使用可能
- 全面に水を通さないクロロプレンゴム素材を使用した簡易防水タイプ
2023年の新作リールケースです。前モデルよりも若干 デザインが悪くなった気がしますが、収納リールの種類や巻いている糸の種類、糸巻量をメモに書いて収納できたりと、機能性は高くなったようです。
4位:Booms Fishing
RC2 リールカバー
ブランド(公式アイテムページ) | Booms Fishing |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | S、M、L |
対応リールサイズ | S-2000~C3000 M-3000~C5000 L-5000~C30000 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 価格が安い
- ハンドルそのまま収納できる
- ほぼSHIMANO
ロゴ以外はほぼSHIMANOのリールケースです。3mm厚のネオプレン素材を採用、高い防水性能、リールハンドルそのままで収納できたりと機能も十分。勿論、細かい部分まで見るとSHIMANOの方が上等ですが、特にこだわりのない方には十分なリールケースでしょう。
5位:プロマリン(PRO MARINE)
ラウンドリールカバー
ブランド(公式アイテムページ) | プロマリン(PRO MARINE) |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | SS、S、M、L |
対応リールサイズ | S-1000~2500 M-3000~4000 L-4500~6500 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 価格が非常に安い(1000円以下)
実売価格が1000円を切る安さが一番のおすすめポイントです。安すぎるので不安になる方もいるでしょうが、釣具メーカーのプロマリンです。ネオブレン素材を採用しており、衝撃吸収性や固定力など最低限のスペックを備えています。とりあえずリールをカバーしておきたい方には十分な性能でしょう。
6位:RISEWAY(ライズウェイ)
スピニングリールカバー
ブランド | RISEWAY(ライズウェイ) |
タイプ | ソフトタイプ |
サイズ | S、M、L |
対応リールサイズ | S-2000番台前後 M-4000番台前後 L-5000番台以上 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 価格が安い
価格が安いリールケースです。
リールケース
ハードタイプ おすすめランキング
続きまして耐衝撃性能が高いハードタイプのリールケースをランキング形式で紹介していきます。
1位:ダイワ(DAIWA)
HDリールケースM(A)
ブランド(公式アイテムページ) | ダイワ(DAIWA) |
タイプ | ハードタイプ |
サイズ(㎝) | 約26×40×11 |
対応リールサイズ | スピニングリール6個程度: 従来~3500/~LT5000程度のサイズまで・ベイトリール:1000~1500(100~150)程度のサイズ |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 外側からの衝撃をやわらげる「ハードシェル構造」のリールケース
- 内装にはリールのキズ付きを防ぐクッション性素材使用
- 小物収納ポケット付き
必要に応じて移動可能な「セパレーター」まで付いているハードタイプのリールケースです。クッション性の素材で仕切られているのでリール同士がぶつかりません。高価なリールをしっかりと保護したい方におすすめです。小物収納やハンドルなど、使い勝手が非常に良いと評判。
2位:シマノ(SHIMANO)
リールポーチ
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
タイプ | セミハードタイプ |
サイズ | M、L |
対応リールサイズ | 小型のリールで8台、大型リール6台程度は収納できる設定 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 収納数が多い
- 蓋裏のメッシュポケット
見た目地味、中身派手なリールケースです。ポリエステルで厚手の生地を採用しており、リールを複数台入れても歪むことがない程度にシッカリした作りになっております。着脱式ショルダーベルトが搭載されており、移動の際も手軽に持ち運びできます。
3位:プロックス(PROX)
マルチリールバッグ L
ブランド(公式アイテムページ) | プロックス(PROX) |
タイプ | ハードタイプ |
サイズ(㎝) | L-約W27×D11×H17 |
対応リールサイズ | 3000~4000番台を2つ程度 |
自重 | - g |
おすすめ度 |
|
- 価格が安い
- ボディはハード素材の軽量樹脂にポリエステル仕上げ
- リールを保護するクッション入り
ハードタイプのリールケースにしては価格が安いです。Lサイズなら3000番と4000番台が一つずつと『少なくない…?』と思ってしまいますが、一人の初心者の餌釣りとしては十分な個数でしょう。スピニング・ベイト両用。クッションもしっかりしているので、リール同時が衝突しません。
総括:傷防止!
リールケース(スピニング)について
以上、スピニングリールのケース(カバー)おすすめランキングについてでした。
と聞かれたら、『SHIMANO リールカバー』を推します。
- ブランド信頼度・高級感
- ハンドルそのままで収納可能
- 十分なクッションの厚さ・耐衝撃性能
- 価格以上の満足度
という点でおすすめ度が高いです。他のリールカバーには少なかった赤のカラーがあるのも個人的にはおすすめポイントで、一目でパッと分かるのでリールを紛失・置き忘れるといったコトが激減しました。おっちょこちょいな方にはレッドカラーが超おすすめです。
今回の記事で、皆様の愛用リールを小傷・衝撃から守るリールケース(スピニング)を紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは!
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