とにかくンめッちゃ安い!
ということで今回、購入してみたのが表題の通りサンライクのラインディングシャフト(玉の柄)。堤防や漁港で使うにしては長尺な6mながら、価格は1万円を切っており、そこかしこで
コスパ最強!
と高い評価を得ているサンライクのタモの柄。
まぁ結論から言いますと、コスパ最強ではありません。まったくもってNO。やっぱり安いモノには、それなりの機能、といったところ。
というワケで今回は、実際にサンライクのランディングシャフト(6m)を使い込んでみての実釣インプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!
もくじ
スペックざっくりと!
サンライクの玉の柄(6m)
コスパが非常に良い!と評判のサンライク製タモの柄。他ブランドに比べるとやや知名度が低く、耐久力が心配なところはありますが、その他の機能性やコスパは非常に優れているのでしょう。6mで600gを切る軽さ、なおかつカーボン含有率90%と、なかなか素晴らしいスペックをしています。
まずはざっくりと、サンライクのランディングシャフトについて、性能や外見(デザイン)などについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
玉の柄 小継玉の柄 (6m)
ブランド | SANLIKE |
長さ | 6m (その他 3~8mも有) |
仕舞寸法 | 76.5㎝ |
自重 | 580g |
カーボン含有率 | 90% |
おすすめ度 |
4.84
|
- 価格がとっても安い!
- 自重も軽い!(6mで600g以下!)
- 水に濡れても持ちやすいラバー製グリップ!
サンライクのランディングシャフト(玉の柄)
搭載テクノロジー
搭載テクノロジーは以下の通り。
ホワイトカラーな先端
上の写真のように、各タモの柄(継)の先端部分が白く塗装されています。
なんか意味あんのコレ?
夜間など、視認性が悪い状況では瞬時にタモの位置を把握できる、といったメリットがあります。
着脱可能な底蓋
使用時にタモに付着する砂や海水などを洗い流せるように、尻手の蓋が着脱可能になっています。
ランディングステー付き!
上の写真の通り、ランディングステーがあらかじめ搭載されているのも嬉しいサンライクの玉の柄でした。
しかし、筆者が選んだのは6mです。スペック表のとおり、仕舞寸法が70㎝程度あるため、ゲームベストの背中にかけて移動するには邪魔くさかったです。筆者くらいの身長(170㎝前半)だと膝裏にガツガツ当たって痛い…。
位置を調節すればいいじゃん?
調節できないんだなぁコレが…。ランディングシャフトの上部にしか搭載・固定できないようなので、筆者は別にダイワのランディングステーを付けています。なにか賢い方法がある方は教えてください。
デザインは良い!
デザインとしては非常に良いです。
1万円以下ということもあって、あまり期待していなかったというのもありますが、それにしたって決してチープには見えないデザインに仕上がっていました。
価格なりの実釣性能!
サンライク製玉の柄の実釣インプレ
それでは実際にサンライク 玉の柄(6m)を使ってみてのインプレ(感想評価)をまとめていきます。
ちょっとハリが少ないか…?
カーボン含有率が高すぎるためか?
魚のタモ入れの際、潮の流れの影響を非常に受けやすく、すこし扱いにくい気がしました。45㎝前後のヒラメ(多分1㎏もないくらい)ですら少し角度をつけるだけで上の写真のような有様になるので、注意が必要だと思います。
タモ入れしたことないけど大丈夫かな…?
というような釣り初心者の方は、他のブランド(シマノやダイワなど)のタモの柄を使った方が安心できるでしょう。価格の安さを腕で補える方にはコスパが良いと思いますが…。
視認性は良好!
ホワイトラインがクッキリ!
見えるので、夜間のタモ入れ地などでは大活躍のサンライクの玉の柄でした。
シーバスやメバルなど、ナイトゲームで良く釣れる魚を狙いたい方にはオススメ。ライトを照らすとさらに良く見えるので、足場の高いポイントでのタモ入れも容易になると思いまっせ。
3~4mまでなら操作性も◎!
足場の低いポイントでは抜群
に良い操作性に感じたサンライクの玉の柄。先述した通り、ハリが少ない(柔らかい)ため、足場の高いポイントでは
他と比べると、やっぱり使いづらいなぁ…
と思って強いましたが、良く考えたら最近 使っていたのは3万円程度したシマノの高級タモの柄でした。さすがにあちらと比べるのは無意味でしょう。
しかし河口部のような、そこまで足場の高くないポイントでは十分すぎる性能だったと思います。シーバスのような暴れまわる魚であってもすんなりとタモ入れできるくらいには十分な性能でした。
サンライク 玉の柄
おすすめモデル
執筆時現在、サンライクの玉の柄のサイズラインナップは3つ。デザインは色々あるようですが、そちらは好みで選んだら良いとして、
どのサイズを選んだらいいのか分からないんだけど…?
という方に向けて、簡単に選び方・おすすめモデルを紹介しておきます。よければ是非 参考にしてみてください。
足場が低いポイントに最適!
サンライク 玉の柄 3m
全長(m) | 3 |
仕舞寸法(㎝) | 41 |
継数 | 9 |
自重 | 302(g) |
対応足場高さ |
漁港・池・川など |
最もコンパクト・ライトなモデルがサンライク 玉の柄 3mです。バスや河口域でのゲームでは、3mサイズでも十分に通用するでしょう。自重が軽く、ランガンにも最適。
漁港・堤防のスタンダードモデル!
サンライク 玉の柄 5m
全長(m) | 5 |
仕舞寸法(㎝) | 65.5 |
継数 | 9 |
自重 | 455 |
対応足場高さ |
漁港・防波堤など |
一番スタンダードな長さのモデルです。
防波堤や漁港での釣りを考えているなら5mサイズがおすすめ。6mサイズよりは1m短い分、しなりも少ないでしょう。
どんな足場でも安心!
サンライク 玉の柄 6m
全長(m) | 6 |
仕舞寸法(㎝) | 77 |
継数 | 9 |
自重 | 520 |
対応足場高さ |
漁港・防波堤・磯など |
どんなに足場の高い堤防・磯場でも安心なのが6mサイズ。このタモの柄で届かなければ、他のタモの柄でも無理でしょう。自重はそれなりになりますが、安心を考えて6mサイズを購入しました。操作性は本文の通り。
サンライク 玉の柄
インプレ総括
とにかく安い玉の柄が良い!
という方にはオススメできる、サンライクの玉の柄でした。
本文で述べたように、
- 視認性が高いホワイトライン
- 価格が安く、普通に使える!!
という点から、割と高評価のサンライク製玉の柄。正直、これまでの玉の柄に比べて操作性はワーストですが、価格の安さを考えると妥当なラインでしょう。まだ1年も使っていないので確信めいたことは言えませんが、現状 まぁ普通に使えています。
以上、サンライクの玉の柄についてのインプレ評価でした。
それでは!
コスパ最強はコレ!
ダイワのランディングポールⅡも素晴らしくコスパが高いタモの柄です。
値段が安くて、シマノかダイワの6m超えタモの柄を選びたい…
という方は、たぶん ダイワのランディングポールⅡが最適でしょう。詳しくは以下の記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
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