英語できないままオーストラリアにワーホリに来た奴が仕事をクビになった話

英語ができなくてもなんとかなるよ!

なんてリディキュラスなことをツイートしてる病的に楽観的ワーホリメーカーが一定数いるようだが、そんなことはないからな。目を覚ませ。お前もクビになるから

 

いやまぁ完全には否定できないんだけど、その国の言語を話せない・理解しようともしない脆弱な生き物が生活できるところなんてのは極めて限られた環境内だろ。そもそも他の国に来てるんだからな。

 

 

デリケートな話題なので触れようか迷ったが、この際ちょっとだけ触れとこう

 

ある日本人ワーホリメーカーの話だ。私は彼がなんの仕事をしてたのか、どんな目的でオーストラリアにワーホリしにきたのかは知らない。ただ所持金20万円ほどで英語ができない(TOEIC250点とかだったっけかな?)まま来て、最終的に志半ばで帰らざるをえなくなったらしかった。そして帰り際に「現実はそんなに甘くはなかった…(泣)」、そして「英語を勉強したいならオーストラリアはお勧めできません!」という類のツイートをして無事、オーストラリア在住のインターネット・ヤンキーの皆さんを怒らせて彼のTwitterはバーニングしていた。

 

 

おそらく彼は先述したような「オーストラリアのワーホリは英語ができなくても大丈夫!」や「私はこーんなに低予算で行けたよ!」なんていう言葉に惑わされてたんだろう。彼の屍は今もツイッターに転がっている。英語ができなくても大丈夫!って言う人は何が大丈夫だと思ってるのだろうか。あなたの頭が大丈夫なのだろうか。

 

 

 

話を本題に戻すけど、今朝 いつもと同じようにイチゴを拾ってはトレイに入れ拾ってはトレイに入れてたらスーパーバイザーが私の横にきて横で作業をしていた人の仕事を止めてた。そして数分もしないうちに帰らされてた。

 

 

今回はそんな仕事をきちんとこなせる英語力がなくてクビになった男がいたのでそれについて書く。彼の国でもそのような迷言が流行ってでもいたのだろうか

 

 

 

クビになった理由

理由は簡単。

 

スーパーバイザーと呼ばれる現場監督者の再三に及ぶ注意を聞かないで(聞き取れないで)同じミスを何度も繰り返したからだ。ラビッシュ(廃棄)のイチゴはトレイ(容器)に入れるな、と何度も注意されたのに彼のトレイにはそんなラビッシュのストロベリーで溢れかえっていたからだ。怒られてる彼のトレイの変色したイチゴ達を見てマジで驚いた。夢かと思ったほど

 

 

どのくらい英語ができなかったのか

ただ一概に「英語ができない」っていっても曖昧なので明確にしておくけど、どのくらいクビになった台湾人男の語学力がアレだったかっていうと、台湾人以外に話しかけられたら条件反射で「マイ イングリッシュ イズ バッド」って返してるくらい英語ができていないし、理解しようともしていなかった。普通 上司とも言えるスーパーバイザーに笑顔で何かを尋ねられたら理解できなりにも私のようにぎこちない笑顔を顔に貼り付けるものなのだが、それでも彼は断固として「マイ イングリッシュ イズ バッド」としか返さなかった。すげーメンタルと信念。ガリレオ・ガリレイか

 

 

 

むやみに楽観視させるのはやめよう

いや別に物事をポジティブに捉えさせようとするのは良いことだとは思う。

 

ただ「英語ができなくっても大丈夫!」ってのは流石にダメ。ムヤミ。流石にダメっていうか他の人に迷惑だからな。そんな現地の言語を全くできない・理解しようともしない人が職場にいるとスーパーバイザーも手を焼くし、まーた同じことで怒られてるよ…っていう感じで他の人、特にオレがゲンナリする。

 

基本的にそんなポジティブなことを何の疑いもなく言える人はパリピ感が強くて苦手なんだけど、そんな根拠のないことを盲目的に信じちゃう奴も信じちゃう奴でイカンと思うんだよワシは。

とあるインフルエンサー()殿が”オーストラリアの良いところの紹介”という題で「みんな目が合うとニコってする」ってことを書いてて、その度が過ぎた楽観視具合にハンカチを噛みしめて血の涙を流して癇癪をなんとか理性で押さえつけてたけど、そんなわけねーだろ。しねーよ。どこのお花畑で生きてんだ。オレも連れてってくれよ。「何見てんだテメーコラ」って言ってやるよ。

 

 

 

いったい何を話していたのか分からなくなった。どこだここは。本題はなんだった。

 

 

とりあえず、インフルエンサー()的な人に言いたいんだけど、ことオーストラリアのワーホリにおいては「英語はできなくっても大丈夫!」っていうのは禁句にしませんか。同じく「月30万円 稼げる!」ってのもやめてくれ。余計なプレッシャーになるし大抵のワーホリメーカーは達成できてないようだから。「週1000ドルは余裕やな」って誘われてノコノコついていったら週7日勤務だったときの絶望を思い出す。

 

 

なんでこんなに楽観的なことを言うのを控えてくれって何度も言ってるのかっていうと、こっちは目立たないブログなりにも「こんなこと公に書いて大丈夫かな……いやでもまだ全員に当てはまるか分からないし…。うーん……まだ止めておこうかな…」って間違った情報を流さないように慎重に慎重を重ねて試行錯誤してるのに急に横からなんの躊躇なくインフルエンサー()様が「英語はできなくってもノープロブレムwww月30万?ww余裕wwwウェイwww」みたいな感じでツイートされた日にゃ劣等感で五臓六腑全部吐き出しそうになるんだよ。

 

インターネット・ヤンキーさん。こういうやつ。こういうやつを成敗してくれよな。

 

 

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