タコ釣りをやってみたい!
という方。堤防ですか?船ですか?
堤防だけど?
堤防でのタコ釣りであれば、スピニングリールを選んでも良いでしょう。タコ釣りを極める方はベイトリールを使う方も多いですが、そのほかの投げ・チョイ投げ・ルアー釣りでも使いたいのであればスピニングリールがおすすめです(特にルアー釣りも楽しみたい方)。
というワケで今回は、堤防タコ釣り初心者・入門者の皆さんに分かりやすいように
- タコ釣りに適したスピニングリールの選び方
- 安いけど使えるスピニングリール
の順に紹介していきます。
もくじ
- 釣り初心者に最適! スピニングリールとは
- 失敗しない!堤防タコ釣りに適した スピニングリールの選び方
- 堤防タコ釣りに最適なスペック!
スピニングリール おすすめランキング
- 1位:プロックス(PROX) エックスワンオクトパス
- 2位:プロマリン(PRO MARINE) アストレイ攻タコ
- 3位:シマノ(SHIMANO) セドナ 4000XG
- 4位:シマノ(SHIMANO) FX 4000
- 5位:シマノ(SHIMANO) シエナ 4000
- 6位:ダイワ(DAIWA) ジョイナス 4000
- 7位:アブガルシア ロキサーニ 4000SH
- 8位:シマノ(SHIMANO) 22サハラ 4000XG
- 9位:ダイワ(DAIWA) レブロス 4000-CH
- 10位:ダイワ(DAIWA) クレスト LT4000-CXH
- 11位:シマノ(SHIMANO) 21ネクサーブ 4000
- 12位:シマノ(SHIMANO) アリビオ 6000
- 13位:シマノ(SHIMANO) アルテグラ 4000XG
- 総括:タコ釣りに適したスピニングリール おすすめランキング&選び方
釣り初心者に最適!
スピニングリールとは
簡単ではありますが、スピニングリールの見方としては上のような具合です。メーカーによっても若干異なりますが、概ね
- 3~4桁の数字 = リールのサイズ(番手)
- サイズ(番手)の後ろの各種アルファベット = リールの仕様
という感じでスペックが読み取れます。
順を追って説明していくので、まずは品番からスピニングリールのスペックが(大まかに)確認できることを理解しておいてくださいませ。
失敗しない!堤防タコ釣りに適した
スピニングリールの選び方
それでは、堤防タコ釣りに適したスピニングリールの選び方について、チェックするべきポイントを4つほど紹介していきます。すこし長くなりますが、間違ってヘンテコなスピニングリールを購入しないためにもチョットだけ基本を学びましょう!
タコ釣りに適したリールの
『番手』について
4000番がオススメ!
になります。
後述するドラグ力、ライン巻き取り量などを総合的に判断して、シマノやダイワなどを基準にして4000番のスピニングリールが最も堤防でのタコ釣りに適しているでしょう。
重くない…?
ある程度は重くなるのは覚悟しましょう。とはいってもルアーゲームと違い、遠投の必要が少ないので手首にかかる負担は少なめ。自重に関しては、そこまで神経質にならなくても良いでしょう。
タコ釣りに適したリールの
『ライン巻取量』について
- PE(号-m) 2-100
上のように、各スピニングリールによって『糸巻量』というのが決まっています。どのくらいの太さ(強度)が何m巻ける、という指標です。
タコ釣りにはどのくらい必要なの?
そこまで必要ではありません。あるタコ釣り専用リールのライン巻き取り量はPE3号が50mとかだったりします。PEラインの号数としては2号以上が基本として、巻き取り量はそこまで必要ありません。
しかし、普通の堤防釣り(投げ釣り)などでも使いたいのであれば、使いたいラインが150~200m巻けるスピニングリールがおすすめです。
タコ釣りに適したリールの
『ギア比』について
特に気にしなくてOK
ですが、ルアー釣りなどもやってみたい方にはハイギアモデルが汎用性が高いのでオススメです。タコ釣りのみを専門的に行いたいのであれば、ノーマルギア、もしくはパワーギアと呼ばれるギア比の低いモデルがおすすめです。
ギア比って、そもそも何?
ハンドルを一回転させて何回スプール(ローター)が回るか、というのが『ギア比』という数値です。
『5.2』のような値で表示されます。
上のような数値の場合、ハンドルを一回転させるとスプールが5.2回転するという意味になります。
そんなギア比、シマノやダイワでは
- 5~5.5 → ノーマル(スタンダードギア)
- 5.6以上 → ハイギア
- 6.2以上 → エクストラハイギア
というように呼ばれています。
ギア比に関しては、好きなモノを選んで大丈夫ですが、ルアー釣りを楽しむならハイギアモデルを選んでおきましょう。
タコ釣りに適したリールの
『ドラグ機能』について
多少は強引にタコを引っ張ってくる
ためにも、ドラグは強いモデルを選びましょう。
ドラグ機能って、そもそも何?
この性能によって、魚が強く引っ張ったときにスプールが(逆)回転し、糸が切られてしまうコトを防ぎます(タコはそこまで引きませんが…)。各リールによって『最大ドラグ力』というのが設定されていますが、それは『このくらいなら耐えられますよ~』という指標として捉えてくれればOKです。
堤防で釣れるタコ自体は大きくても1~2㎏程度ですが、底に張り付いたタコを無理やり引っぺがすには強いドラグ力が重要です。
堤防タコ釣りに最適なスペック!
スピニングリール おすすめランキング
それでは堤防タコ釣りに適したスピニングリールついて、いくつかオススメモデルをランキング形式で紹介していきます。
各種、さまざまなスペック(番手・仕様)がありますが、今回は目安として大体4000番前後のものを例にして紹介していきます。それぞれ商品リンクを辿るとサイズ選択ができるのでお試しくださいませ。
1位:プロックス(PROX)
エックスワンオクトパス
公式アイテムページ | プロックス(PROX) |
モデル | 4000 |
自重(g) | 430 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:4/125 PE:4/100 |
ギア比 | 4.8 |
ドラグ力(kg) | 10.0(最大) |
おすすめ度 |
4.90
|
- 価格が安い
- タコ専用モデル
- PEライン4号相当を約100m付属
激安のタコ専用スピニングリールです。吸着したタコとの強引なやりとりも可能なハイトルク仕様であり、4000番のボディにラウンドEVAノブを搭載。パワフルなリーリングで大ダコもリフトアップ。タコエギやタコジグなどに対応するタコ専用スピニングリールです。
2位:プロマリン(PRO MARINE)
アストレイ攻タコ
公式アイテムページ | プロマリン(PRO MARINE) |
モデル | AS4000 |
自重(g) | 340 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
PE:2/200 |
ギア比 | 5.2 |
ドラグ力(kg) | 5.0(最大) |
おすすめ度 |
4.90
|
- PEライン付
- タコ専用モデル
- 握りやすいラウンド型アルミパワーハンドルノブ搭載
パワーハンドルを搭載したオカッパリタコゲーム専用モデルのアストレイ攻めタコ。PE2号が巻かれているので、そのまま釣り場でタコを狙えます。価格が安く、自重もそこそこ軽いです。
3位:シマノ(SHIMANO)
セドナ 4000XG
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 4000XG |
自重(g) | 295 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:3.5-170/4-150 PE:1-500/1.5-320/2-210 |
ギア比 | 6 |
ドラグ力(kg) | 6.0(実用)11.0(最大) |
おすすめ度 |
4.86
|
- とにかく価格が安い
- 超豊富なサイズバリエーション
『確かな手応えが愉しさを演出。ここから始めるアングラーへ。』
というSHIMANOの素晴らしい文言にも分かるように、釣り初心者でも手を出しやすい価格設定のセドナです。機能は流石SHIMANO。HAGANEギアやAR-Cスプール、Gフリーボディなど最新機種に搭載された機能がテンコ盛り。とにかく初期投資を抑えたい&ブランド信頼度もほしい、という方におすすめ。
4位:シマノ(SHIMANO)
FX 4000
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 4000 |
自重(g) | 320 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:3.5-170/4-150/5-125 PE:1-490/1.5-320/2-240 |
ギア比 | 5.2 |
ドラグ力(kg) | 4.0(実用)8.5(最大) |
おすすめ度 |
4.86
|
- 価格が安い
- ナイロンライン付き
- 掴みやすい大径ドラグ
- ライントラブルの抑制と遠投性能の両立するAR-Cスプール搭載
『安心・快適・トラブルレス。間違いない入門機。』
というSHIMANO公式レビューの『エフエックス(FX)』シリーズ。搭載機能は、これまでのスピニングリールに比べて少ないですが、最初からナイロンラインが巻かれているため、すぐに釣りを始めることが出来ます(しかし、タコ釣りで使うならPEラインに巻き替えることをオススメします!)。
5位:シマノ(SHIMANO)
シエナ 4000
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 4000 |
自重(g) | 320 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:3.5-170/4-150/5-125 PE:1-490/1.5-320/2-240 |
ギア比 | 5 |
ドラグ力(kg) | 4.0(実用)8.5(最大) |
おすすめ度 |
4.86
|
- 価格が安い
- 糸付き(3号150m)
- ライントラブルの抑制と遠投性能の両立するAR-Cスプール搭載
全てのユーザーに快適に釣りを楽しんでもらえるように、という思いで作られた『シエナ』。3次元解析を駆使して設計したギアを用いることで、滑らかでかつガタの少ない回転フィーリングを実現。また、キャスト時のライントラブルを防止するAR-Cスプールを搭載してるため、ライントラブルに煩わされることなく釣りを楽しめます。
6位:ダイワ(DAIWA)
ジョイナス 4000
公式アイテムページ | DAIWA |
モデル | 4000 |
自重(g) | 375 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:4-250 フロロ:6-150 |
ギア比 | 5.3 |
最大ドラグ力(kg) | 6.0 |
おすすめ度 |
4.85
|
- 価格が安い
- 豊富なサイズバリエーション
- 糸付き(4号-150m)
ナイロンラインがスプールに巻いてあるため、買ってすぐに釣り場で使えるというのが魅力的なジョイナスです。2016年に発売された以降、初心者アングラーから絶大な支持を受ける『ジョイナス』。ルアー釣りにはやや力不足ですが、堤防タコ狙い・投げ釣りなどでは不自由なく使える4000番です。
7位:アブガルシア
ロキサーニ 4000SH
公式アイテムページ | アブガルシア |
モデル | 4000SH |
自重(g) | 261 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:16lb-150m PE:2号-220m |
ギア比 | 6.2:1 |
最大ドラグ力 | 5.2kg |
おすすめ度 |
4.84
|
- DURAMETAL一体アルミボディ
- Salt shieldボールベアリング搭載
- S(シャロースプール)なのでライン巻き取り量が少なく済む
特にブランド志向がなくなってきた若年層に人気がある『アブガルシア』から発売されているスピニングリール『ロキサーニ』です。海外輸入品ということで『大丈夫かな…?』と言う方もいらっしゃるようですがデザインと性能、なによりコストパフォーマンスの高さから人気を博しているスピニングリールで、Amazonでは評価数が500件を超しています。4000番台にしてはドラグ力が弱いのが残念なところですが、堤防タコ釣りでは十分なレベルでしょう。
8位:シマノ(SHIMANO)
22サハラ 4000XG
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 4000XG |
自重(g) | 280 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン(lb-m) 3.5-170 フロロ(号-m) 3-190,4-145 PE(号-m)1-490,1.5-320 |
ギア比 | 6.2 |
ドラグ力 | 6.0(実用)11.0(最大) |
おすすめ度 |
4.85
|
- ガシガシ使える頑丈さ
- サイズバリエーションが豊富
- 価格の割に巻き心地が非常に良い
2022年のスピニングリールとしては断トツでコスパが高かったのが22サハラです。Gフリーボディの活躍もあってか持ち重りも少なく、快適に釣りが出来ました。価格の割に巻き心地が素晴らしく良く、耐久力もばっちり。見た目がややシンプルすぎる気もしますが、実用性能が半端なく良いです。タコ釣りは勿論、ルアー・遠投投げ釣りもしやすい4000XGです。
9位:ダイワ(DAIWA)
レブロス 4000-CH
公式アイテムページ | DAIWA |
モデル | 4000-CH |
自重(g) | 255 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:10-190 PE:1.2-310 |
ギア比 | 5.6 |
最大ドラグ力(kg) | 12.0 |
おすすめ度 |
4.82
|
- 価格が安い
- 豊富なサイズバリエーション
- ATD・ロングキャストABSスプール搭載
価格を超えた性能のスピニングリールです。滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、タコに違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ないという利点も。迷ったら是非、検討していただきたいおすすめスピニングリールです。
10位:ダイワ(DAIWA)
クレスト LT4000-CXH
公式アイテムページ | DAIWA |
モデル | LT4000-CXH |
自重(g) | 270 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:10-190 PE:1.2-310 |
ギア比 | 6.2 |
最大ドラグ力(kg) | 12.0 |
おすすめ度 |
4.77
|
- 価格が安い
- 豊富なサイズバリエーション
リールの心臓部となるギア、そしてそれを包み込むボディのマテリアルをよりタフなものへと進化させ生まれたダイワ小型スピニングの新基準、LT(Light(軽さ)・Tough(頑丈さ))。堤防タコ釣りでは十分すぎるドラグ力であり、コスパは最強クラス。
11位:シマノ(SHIMANO)
21ネクサーブ 4000
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 4000 |
自重(g) | 305 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:3.5-170/4-150/5-125 PE:1-490/1.5-320/2-240 |
ギア比 | 5.2 |
ドラグ力(kg) | 6.0(実用)11.0(最大) |
おすすめ度 |
4.76
|
- 価格が安い
- 疲労を軽減するGフリーボディ
- ライントラブルの抑制と遠投性能の両立するAR-Cスプール搭載
クラスを超えた高級感、がセールスポイントの『ネクサーブ』。2ライントラブルを抑制するAR-Cスプールを搭載し、淡水、海水などフィールドを問わず使える汎用性を追求。このクラスでは例のない高輝度の塗装をはじめ、高級感を演出するメッキパーツをふんだんに使用しているのもおすすめポイント。
12位:シマノ(SHIMANO)
アリビオ 6000
公式アイテムページ | SHIMANO |
モデル | 6000 |
自重(g) | 575 |
各適合ライン 糸巻量(号)-(m) |
ナイロン:4-240,5-180,6-150 フロロ:4-220,5-165,6-140 PE:1.5-460,2-390,3-230 |
ギア比 | 5 |
最大ドラグ力(kg) | 8(最大) |
おすすめ度 |
4.72
|
- 特に価格が安い
- ナイロンライン(6号150m)付き
シマノで最も価格が安いスピニングリールのアリビオです。大型モデルしか選べないのが若干 残念なポイントですが、タコを専門的に狙うのであれば◎。丈夫な6号のナイロンラインが巻かれているので、すぐに釣りが始められます。
13位:シマノ(SHIMANO)
アルテグラ 4000XG
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
モデル | 4000XG |
自重(g) | 270 |
各適合ライン 糸巻量(lb/号)-(m) |
ナイロン:3.5-170,4-150,5-125 PE:1-490,1.5-320,2-240 |
ギア比 | 6.0 |
ドラグ力(kg) | 6.0(実用)/11.0(最大) |
おすすめ度 |
4.70
|
- コスパ最強スピニングリール
- モデルバリエーションが豊富
- 高い制動力・巻き心地が非常に良い
- C5000XGと比べてドラグ力が変わらず、自重が軽く
コスパ最強のスピニングリールと名高いアルテグラです。しかし、あくまでタコを狙うのであれば、ここまでの機能は必要ないと思われます。もちろん、ルアー釣りまで楽しみたいのであれば最高にオススメですが、タコ釣りオンリーなのであればアルテグラを選ぶ必要はないでしょう。
総括:タコ釣りに適したスピニングリール
おすすめランキング&選び方
以上、タコ釣りに適したスピニングリールの選び方と、おすすめをいくつかピックアップしてみました。
スペックは十分なんだけど、重さがなぁ…
軽いんだけど、スペックがなぁ
と思い悩むことの多いスピニングリールです。考えたらキリがない部分も多いです。堤防タコ釣りでは本文の通り、そこまで厳格なスペックは求められません。耐久性があり、強く、PE2号以上を巻けるモノであれば基本的には使えます。価格で選んでも大きく失敗することはないでしょう。
以上、タコ釣りに適したスピニングリールの選び方についてでした。
迷われている方がいたら参考にしてみてくださいね。
それでは!
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