トルコアイス並にフックが伸びるって聞いたけど…?
というメジャクラブン太「根魚タイプ」に猜疑的な方も多いでしょう。
11g程度のジグヘッドであれば、450円で3個入っていればまぁ普通…のレベルですが、ジグパラブン太(根魚タイプ)は5個入りで400円を切る破格の安さ。コワイくらい安いのです。地元の釣具店では取り扱いがないのも不気味で、
- バランスが悪くてヘンテコそう…
- フックが(めちゃくちゃ)弱そう…
など、筆者自身 使う前は『大丈夫かなぁ…?』と疑念が尽きませんでした。
というワケで今回は『ジグパラブン太(根魚タイプ)』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
ジグパラ ブン太(根魚タイプ)
どんなジグヘッド?
リーリングでラインテンションをかけると、フックが立ち上がる起き上がりこぼし設計。
障害物を回避しやすいセッティングです。
メジャークラフト
ジグパラヘッド ブンタ 根魚タイプ
メーカー | メジャークラフト |
自重(g) | 3.5/5/7/10/14/ 20/30/40 |
個数 | 14g以下は5個 20g以上は3個 |
コスパ |
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おすすめ度 |
|
- 根魚に特化した形状
- 使いやすいサイズバリエーション
- コスパ最高レベル
沈み根や障害物を回避しやすいカタチになっているジグヘッドです。放っておくとワームの浮力でフック部分が起き上がるというジグヘッドです。14g以下は5個で400円程度とコスパ最高レベル。これから根魚釣りを始める方は是非。根掛かりを恐れずにボトム付近を攻められます。
ジグパラ ブン太『根魚タイプ』の特徴①:
とにかく安い
とにかく安い!
これに尽きます。パフォーマンスはともかく、コストが半端なく安い。
まぁそれはそうかもしれません。が!極端な話 ジグヘッドは消耗品です。シーバスのように捕食がアホみたいに下手な魚の場合はジグヘッドの『泳ぎ』なんかも重要な要素になりますが、
- 根魚・ヒラメのようにバクッ!と喰ってくれる魚
- 根掛かりの多いポイントでの釣行
を想定している方は、『安さ』が一番大事といっても過言じゃないと思います。
という貧乏アングラーあるある失敗談を防ぐ程度に価格がハチャメチャに安いジグパラブン太です。
ジグパラ ブン太『根魚タイプ』の特徴②:
店頭で売っているのを見たことがない
そんな価格の安さから、店頭で売ってることが少ない気がします。『こんなにも安いと他メーカーのジグヘッドが売れなくなる…!』という店側の懸念もあるのでしょうかね?とりあえず筆者の地元のキャスティ〇ングとアタッ〇ク5には一切無かったです。
ジグパラ ブン太の特徴③:
ワームキーパーが小さい
ワームキーパーが小さいのもジグパラ ブン太の特徴です。
素材の柔らかいワームの使用時に、カラーチェンジの際などでワームが痛みにくい、というメリットがあります。人によっては、
とのことですが、エコギアとかのワームなら頑丈なので、特に気にせずに使うコトができます。
ジグパラ ブン太 根魚タイプ
実釣インプレ
直近でジグパラブン太の根魚タイプを使ってみての所感、評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
フックは柔らかい気がするぜ!
筆者が使っているのは5~7gの根魚ブン太ですが、1号PEライン×フロロカーボン3号で根掛かりを外そうと引っ張ると上のようにフックが伸びます。
という方もいるかもしれませんが、個人的にはあまり気にしていません。というのも使っているスピニングリールは基本的に5㎏の荷重でドラグがズルズルと出ますし、なによりフックが伸びることによってリーダーが切れることなく戻ってくるのでタイムロスも少ない気がするからです。
普通に根掛かりもするぜ!!
普通に根掛かり連発でした。
浮力で立ち上がっているのは間違いないのですが、やはりロックフィッシュに使うとなると根掛かりは回避できないでしょう。
しかし、先述したように価格が半端なく安いブン太の根魚モデルです。数個ロストしても
と、すぐに立ち直れるくらいには心強かったです。
ボトムバンピング◎!
上のように、放っておいてもフックが上を向きます。
ワームの浮力も相まって、底付近でも立っているのでチョコチョコと動かす『ボトムバンピング』などのアクションと相性が良いと感じました。
フォールで釣ったコトは何度もありますが、底付近のボトムバンピングでは釣れたことの少ないメバルも上の通り。リフト&フォールやボトムバンピングを主体に根魚を狙いたい方におすすめのジグパラブン太根魚タイプだと思います。
ジグパラ ブン太
各種モデル
主に根魚を狙いたい方には『根魚モデル』がおすすめですが、ジグパラヘッドにはいくつか種類があります。
アシストフックは個人的にイマイチでしたので、以下の2種類をオススメしています。
ジグパラヘッド
ダートタイプ
メーカー | メジャークラフト |
自重(g) | 0.4/0.6/0.8/1/1.25/ 1.5/1.75/2/2.5/3 |
個数 | 5個 |
コスパ |
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おすすめ度 |
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- サイズバリエーションが豊富
- ダート/スイム/フォールの3タイプ有り
- コスパ最高レベル
根魚タイプに比べて汎用性の高いカタチとなっています。サイズバリエーションも豊富。コストパフォーマンスは最高レベルのジグヘッドです。カサゴをはじめとする根魚の他、アジやメバルなどの中層~上層の魚にも有効。そのほかの釣りにも共用したい方におすすめ。
ジグパラヘッド
スイムタイプ
メーカー | メジャークラフト |
自重(g) | 0.4/0.6/0.8/1/1.25/ 1.5/1.75/2/2.5/3 |
個数 | 5個 |
コスパ |
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おすすめ度 |
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- サイズバリエーションが豊富
- 安定したスイム&フォール姿勢
根魚タイプに比べて汎用性の高いカタチとなっています。安定したスイム&フォール姿勢、優れたレンジキープ性能。刺さり重視の日本製フックを採用しているので硬い口を持つ根魚やフラットフィッシュ攻略に最適です。カサゴをはじめとする根魚の他、アジやメバルなどの中層~上層の魚にも有効。そのほかの釣りにも共用したい方におすすめ。
ジグパラ ブン太(根魚タイプ)
合わせて使いたいワーム2選
ジグパラブン太(根魚タイプ)と併用して使ってほしいワームは以下の2選。
エコギア グラスミノー
ブン太を使うならグラスミノー(ワーム)を是非!
ブン太と同じくコストパフォーマンスが最高レベルに良いワームとなっております。素材としても強いので、根掛かりするまでは何度でも使えたりするメリットも!
エコギア ロックマックス
同じくエコギアのロックマックスもブン太(根魚タイプ)との親和性が高いです。筆者は7gのブン太と3インチのロックマックスで実釣することが多いですが、底にステイさせておくだけで釣れたこともあったりと実績も◎
エコギア バグアンツ
またまたエコギアで恐縮ですが、バグアンツもオススメのワームです。もともと『バグアンツと使ったら面白そうだな…』と思って購入したのがブン太根魚タイプだったこともあり、こちらも是非 検討していただきたい名作ワーム。
ジグパラ ブン太『根魚モデル』
実釣インプレ:総括
安いけど使える!
というのがジグパラブン太のインプレ総括です。
価格がメチャクチャ安いので過度な期待はダメ絶対ですが、
- フックが上向きで安定する→ボトムバンピング◎
- 丁度良くフックが柔らかい(個人的な意見です)
と、普通に使えるジグヘッドでしょう。特にフックの丁度良い柔らかさ。1号のPEラインを使っていれば、まぁ強引に引っ張ればフックが伸びて帰ってきます。筆者は”魚をかけて、フックを伸ばしてしまった”経験がないので確証はありませんが、まぁ普通にドラグを設定していたら伸ばされてバレることはないと思います。
以上、ジグパラヘッド ブン太『根魚タイプ』の評価についてでした。
それでは!
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