人生にはモテ期という時期があるそうだ。
これまでの僕のモテなさっぷりから鑑みる限り、ここ最近が間違いなくモテ期の渦中にいることについては議論の必要がないだろう。毎日片手で数えきれない女性達とメッセージを交わしているのだ。2年くらい前からこのブログを読んでる皆、遂にきたよ、僕にも、モテ期が。
先述の通り、ついにマッチングアプリ初のデートをしてきたので今回はそちらについて。なるったけ詳細にまとめてみる。パンピーにありがちな「これは格好悪いから書かんとこ…」というのはない。赤裸々に書くつもりだ。ここでくらい僕の全裸を見てほしい。非モテ、陰キャは大いに参考にせよ。
概要
デート相手
デート相手はミサト(仮名)さん。年齢は僕より少し上の27歳。
趣味は料理と映画鑑賞で、どちらかと言えばインドアな人柄。
メッセージの頻度は超高く、一日平均して43通ほど。「おはよう」から「おやすみなさい」まで逐一報告してくれるような可愛らしさがあった。怪我したら『見て~、紙でスパっと切っちゃった~』と写真を送ってくるような律儀さがあった。
彼氏は大学卒業からずっといない様子。自他共に認めるほど恋愛面では奥手、とのことだった。
マッチングの経緯と一日平均メッセージ数
マッチング経緯 | 向こうからの『いいね!』 |
相手の『いいね!』数 | 400前後 |
一日平均メッセージ数 | 43.1通 |
会うまでの期間 | 約2週間(13日) |
LINEへの移行 | 会ってから |
※メッセージ数の数え方としてはマッチングしてからの3日間と、実際に出会うまでの3日間のメッセージ数を集計し、それらの平均を出して一日の平均メッセージ数としてる。それ以上の正確さを素人の僕には求めないように。マッチングアプリ攻略サイトじゃないぞここは、個人ブログだぞ。
初マッチングアプリということもあり、超慎重に距離を縮めていった。というかグイグイ距離を詰めよる覚悟もなく、敬語を取り払うのに丸4日、相手からの同意を求めた具合。小心者のソレである。
他のマッチングアプリ攻略サイトを見る限り、アプリからLINEへの移行はセカンドステップにもあたるそうだが、当方 デートを終えてから交換するといった不手際さ。あまりにも早くLINEを交換しようとするのもNGだそうだが、こんなに奥手でも良いのだろうか?教えてくれ、女。
デート内容と、実際に過ごした時間
デート場所 | 横浜駅周辺 |
デート時間 | 2時間12分(17:30~19:42) |
横浜駅周辺でショッピングと食事。実際のデート時間は上の通り、2時間12分だった。
ショッピングとしては僕が香水を買いたかったのでそれに付き合ってもらった。ミサトさんの方もコスメを見たいとのことだったので、高島屋やマルイを見て回った。最終的にAddictionというコスメ屋(?)で、何に使うか分からんコスメ(というかコスメって、なに?)を買っていた。ショートカットの店員に『彼氏さんはどうですか~?』と言われたのはドキドキした。ドキドキしすぎて固まった。
食事は横浜東口 SOGOの10階、『壁の穴』というパスタ料理屋でボロネーゼ、彼女は海鮮パスタを食べた。お互いに緊張しているためかあまり会話は続かなかった印象。
ポイント
おもにBadなポイントを列挙していく。ここから全裸。
緊張が…
デート初心者ということもあって緊張を隠せなかった気がするのである。
僕は海外ではTinderというマッチングアプリを使って5か国以上の女性とデートした経験がある。のだが、なんというか、アレらとは別物だったんよ日本人とのデートは。
英語を頑張って喋ってる間は別人格が如くスラスラッと話題を提供できたり笑わせたりするんだけど、使い慣れた日本語だとそうはいかなかった。チグハグ、とはまさしく今回のデートの僕だった。誰がどう見ても、ダサかった。過去に戻ってあの時の自分を抹殺したい気分だぜ。
メッセージではもう、彼女一歩手前というようなイチャイチャっぷりだった。
それが今回、僕にはマイナスに働いちゃったのである。
なまじ、アプリでは恋人のように楽しく会話できていただけにリアルでの身の振り方が分からなかったんだよマジで。基本的にネット弁慶なところあるからな僕。最悪だぜ。どんなにアプリの上で距離を縮めるのが上手くても、リアルでは何の成果もあげられなかったのが今回の僕だ。
アプリとリアルで会話の円滑さや盛り上がりに落差が出てしまったこと。それがもしかしたら
とミサトさんに感じさせてしまったのかもしれん。はぁ、書いててしんどくなってきた…
お土産選びで…
高島屋横浜駅前店の地下にあるお土産コーナー、鎌倉紅谷という菓子屋さんに立ち寄った。
ミサトさんは既に目的のお菓子があったようだったのだが、僕はそうとは露知らず
と、とりあえず間を繋ぐための発言。
ミサトさんは少し困ったような顔をして、僕が軽くディスってしまったお菓子の方を手に取ってレジに進んでいった。
『もー、そっち買うんですけどーw』でも冗談っぽく言われたら僕も『ゴメンゴメンw』的な感じでブレークtheアイス出来たんだけど、ミサトさんはそういうタイプじゃなかった。そこからレストランに行くまでの数分間、しばし沈黙。居た堪れなさ半端なかった。
人間、極度に緊張すると寡黙になるタイプ、我を忘れて話し出すタイプがいるらしい。僕は、その後者だったらしい。「相手の緊張を解いてあげなきゃ…!」ってマジで思ってた。バカか…!自分が日本で一番緊張してたくせによぉ~…ッ!
余計なことは言わないようにしよう諸君、マジで。無言がプレッシャーに感じるのは陰キャとしてよ~~~~く分かるが、心に余裕をもとう。面白い=常にこちらから話題を提供する、ということではない。無駄口をたたく、なんて形容があることを知っておこうな。。。
食事の席で…
横浜SOGOの10階、壁の穴というパスタ料理屋で夕食をとった(18:45~)。マスクを外したお互いの顔を見るのは食事のときが初めてだった。マッチングアプリあるある実際に会ったら顔が違った、ということもなく写真通りの御顔だった。アイプチがやや外れかけてたけど指摘はしなかった。というかできなかった。
で、食事といえば会話。
ショッピングのときにはあまり会話が出来なかったので夕食時こそは…!とヘンに気合が入っていたが、これがことごとく空回り。アプリでは旧知の仲のように会話が出来ていたのだが実際の会話では話がかみ合わなかった。
それまでの気まずさを払拭するように
意気揚々と質問すると、
といった具合。
思うにワタクシ、他の女性のプロフィールとごっちゃになってしまっていたのだと思う。
毎日毎日、10を超える数多の女性と会話していたので誰が誰だかわからなくなってしまったっぽい。アプリでは相手のプロフィールがすぐに確認できるのに対し、実際の対面デートの場合はそうはいかないからな。いやはや完全に失敗だった。ホントにミサトさんには申し訳がない。
デート前、相手の基本情報や自己紹介文などは暗記するつもりで読んでおこう。相手からすると当たり前のことでも、それらを知っているだけで『あっ、この人 私のプロフィールまでしっかり読んでくれてる…』と安心できたりするので、その辺は疎かにしちゃアカンぞ…