『可愛い子には旅をさせよ』
という故事ことわざがある。で、
という女性が最近 増えた気がする。いや確実に増えた。LCCさんの企業努力によって格安で海外に飛べるようになったこともあって、趣味が海外旅行の女性は増えたっぽい。客観的に見て可愛いか可愛くないかは別として、マッチングアプリ界隈には辟易するほど海外旅行が好きな女性がいるのは事実だ。
しかし、日本から一歩も出たことのない一般男性からは
という意見もチラホラ見受ける。趣味が海外旅行の女性は男ウケが悪い。
まぁ当方 一人の男として意見をさせていただきますと、趣味が海外旅行の女性というよりは、海外が好きすぎる女性にウッとなる場面が多い。Twitterのプロフに行った国の国旗を列挙してるようなタイプとかな。彼女らの突然のネイティブ発音にドキッとすることも多いが(コーヒーをカフィ、カフェをカフェー⤴)、容姿もなんか違和感を感じてしまうのだ。コンマリですら
こんな感じに仕上がっちゃう。海外こわい。好みに関しては一概には言えないけど、僕の周りで印象を伺ってみると
「右はキツイ」
『こんなメイク誰に習ったんだよ』
「左なら土下座してでも抱きたいが、右は金詰まれても即答できないレベル』
という結果になった。海外に影響を強く受けた女性はパンピーの日本人男にゃキツイ現実がある。
偏見だって育ってる。
容姿こそ↑のヤツはいなくなったけど、性格的に似たような女ならクラブハウスにうじゃうじゃ沸いてた。
で、今回はそんな『海外旅行好き』の女性とマッチングアプリで知り合って、デートしてきたわけだ。いろいろ所感があるので、まとめていくよ。
今回で17人目。そろそろ真剣(ガチ)で恋愛できる女性を決めたい。
概要
またもシフトが突然決まり、急遽 予定が空いた。流石に都合のつく女性はいないかと思われたが、快くデートをしてくれる女性がいた。
デート相手
ヒマリさん(仮名)。
首都圏でゲストハウスの従業員として働く20代中旬の女性。20代前半の頃は海外旅行の連続だったらしく、渡航した国の数は20を超える。一番好きな国は僕と同じくニュージーランド。さらには僕の思い出の地、ウェリントンにも滞在したこともあって、最初から話が弾んだ。
海外に行って感じたのが
とのことで海外旅行好きの女性にしては珍しく、外国人はイケメンだろうが恋愛対象から外れるらしい。友達連中が片っ端から遊ばれてたのも悪印象だったらしい。
マッチング経緯
一日平均メッセージ数
マッチング経緯 | 向こうから『いいね!』 |
相手の『いいね!』数 | 500前後 |
一日平均メッセージ数 | 12.2通 |
会うまでの期間 | 3週間 |
LINEへの移行 | 会う2週間前 |
※メッセージ数の数え方としてはマッチングしてからの3日間と、実際に出会うまでの3日間のメッセージ数を集計し、それらの平均を出して一日の平均メッセージ数としてる。それ以上の正確さを素人の僕には求めないように。マッチングアプリ攻略サイトじゃないぞここは、個人ブログだぞ。
内容・時間
場所 | 池袋駅周辺 |
時間 |
2時間30分(11:30~14:00) |
いつかのデートのように、
① 池袋 東京メトロ改札口で待ち合わせ
(11:30)
↓
② 梟書茶房でランチ
(12:00 ~ 13:15)
↓
③ ウィンドウショッピング
(13:25 ~ 14:00)
というタイムスケジュールで動いた。
最近、服を見るのにハマっているのでウィンドウズショッピングが楽しすぎる。今回は池袋ルミネを見て回った。別に自分のお目当てが特になくても女性の趣味嗜好、男に着てほしい服装なんかのリアルな意見も聞けるので有益だったりもする。ウィンドウズショッピングって楽しい。
実際のデート 《ポイント》
いいね500もあるのに…(第一印象)
待ち合わせ場所で出会ったヒマリさんは、正直そんなに可愛くはなかった。マッチングアプリWithにおける「いいね!」が500というと僕の経験上 普通よりちょっと高いくらいの数値なんだけど、リアルでモテるような容姿ではなかったと思う。やっぱり今週入会ブーストって強いなぁって思いました。。
男子諸君、いいね!で判断しないほうが良いっぽいぞ。この前の子はそれほど高いいね!ではなかったけど、今回のヒマリさんよか可愛かった。まぁ単純に僕の好みの問題かもしれないが・・・
お話は盛り上がった
可愛らしいレザースウェードのハイヒールを履いてきたヒマリさんだったので歩くスピードに気を付けつつ、梟書茶房に到着。
ヒマリさんは、珈琲に合う本がランダムでもらえる人気メニュー『本とコーヒーのセット』を注文しようか迷ってたけど
と言ってたのが可愛らしくって良かった。キュンときた。朗らかでアウトドアな感じなのに読書も好きっていうのが絶妙なギャップ。先述したように、外見的には好みのタイプではないヒマリさんだったけど、一気に惹きつけられた。
そんなヒマリさんはとても気さくで社交的な人で、会話は大いに盛り上がった。
- 趣味の話(お互い)
- 最近、面白かったこと(お互い)
- 学生生活の思い出(相手)
- 海外生活の思い出(自分)
- マッチングアプリで出会った人(お互い)
お互い 海外に長くいたこともあって苦労話なんかには花が咲いた。楽しい話もいいけれど、やっぱり深く共感できるのは苦労話の方が多い気がするのは僕が捻くれてるからだろうか。
月並みに
『○○がとっても綺麗でさぁ~!』
と言われても『へぇ、そうなんだ…』って感じで、そんなに感情は動かされない。女性のその手の話は聞き慣れてる。耳にオクトパス。むしろ良い(金銭目による)経験を得意げに語られると、凄惨たる僕のド貧乏海外生活譚を全否定された気がしてやるせない。
しかし、今回のヒマリさんは
とか言ってた。それだけでも超親近感。『おぉ、すげーこの女!分かってる!』って勝手にエキサイト。海外生活してたといっても僕は男の真日本人だ。煌びやかなパリのドラマチックな生活よりも、きったないバングラディシュの極貧生活にある小さな幸せ話とかの方がグッとくるのだ。
並みの女性にはない逞しさを感じたヒマリさんだった。サッカー部よりも野球部を好んでるところもポイントが高い。
でも、彼女としては……?
悪くはない。
のだけど、イマイチ決定打にかける。
今まで16人と会ってきた。その内、2回目以降に繋がったのは5人いる。その5人とは未だにちょくちょく合間を見て会っているのだが、これ以上はキープできない。これ以上、並行して連絡取るのは物理的に無理だ。
どうするか…。
悪くないんだけど、ヒマリさんはどうするか……
結果
結局、ヒマリさんはフェードアウトすることに決めた。
- 共通の趣味(海外旅行、読書)
- 可愛らしい仕草
- 高学歴
- 話が面白い
好印象しかない。
悪い点はとくになかった。海外旅行が好き、というとなんとなく煌びやかな浪費家をイメージしてしまう男子諸君も少なくないと思うが、ヒマリさんはそんな感じではなかった。倹しい性格で、小さなことに幸せを見出せるタイプ。ブランドものにも頓着しないし、好きなバンドはサンボマスターだし。
友達としては申し分ない女性だ。
唯一、僕が彼女として考えられなかった点は『容姿』以外にないと思う。決して悪くはないんだけど、彼女としては考えられない、そんな絶妙な顔加減。外見だけで判断するわけじゃないけど、彼女として考えるうえで外見は外せないポイントだ。
男女で価値基準は異なる。
男の『身長』は女の『おっぱい』にあたる魅力的ポイントらしい。ならば女性の『容姿』は、男の『年収』に匹敵する重要なポイントだと思う。少なくとも僕的にはそうだ。真剣な交際を考える上では重要視せざるを得ない。ほかの人は知らんけど、少なくとも僕にとってはそう感じたヒマリさんとのデートだった。
男子諸君。
趣味が海外旅行っていう女性に『ウッ、これは…』となる男の気持ちも分からなくはないが、そんなに身構えなくても大丈夫だと思うぞ。手前味噌ではあるが、僕が今回デートしたヒマリさんはとてもお淑やかで麗しい女性だった。好みは人によって違うだろうし、もうちょっと違うタイミングだったら是非、という女性だったのは間違いない。
思わぬ好機を逃さぬためにも、偏見の色眼鏡は外してゴミ箱にぶち込んでおこう。
最後まで読んだ君に、ヒマリさんの好きなサンボマスターの曲を教えてあげよう。
うむ、泥臭くて最高な曲だね。
それでは。
お互い、頑張ろうな。