タスマニアに出稼ぎにやってきて仕事のない可哀そうな皆さん、もしくは事前準備のために情報収集をしている皆さん こんにちは。おそらく前者の方が多いことでしょう。予想できるよ。オレも往々にして そっちのタイプだからね。メンドクサイよね先のコトいろいろ考えて行動するの。
だけど、ちょっと調べたらタスマニアに仕事(ファーム)をしに行こうとした場合 まったく準備をしていかないとエライ目にあうということがこの前Tinderで会った韓国人に聞いてみて分かったんです。表題の月収58万とは、彼女(ジンといいます)が血眼でチェリーを追い求めた結果です。女性でも彼女くらいの周到さをもってすれば
『タスマニアンドリーム』なんて実体のないフワフワしたものを追い求めてタスマニアに上陸するワーホリメーカーが多いようですが、しっかりと準備しないとチェリーに限らず仕事はゲットできないどころかテント生活もままならないような状態に陥るのがタスマニア。
が、今回の私はちょっと違くて事前に集められる情報は集めきっておこう、と決心したので片っ端からオーストラリアへワーホリした友人に聞きまわり、さらには昨日の夜10時から現在 朝4時までインターネットの隅から隅までを調べ尽くした、と断言できるくらいには調べたのです。Google検索のo 12個目(12ページ目)まで隈なく調べたからね。
調べた結果を整理するために、今回はタスマニアで稼げるだろうファームの一覧を作った。ので タスマニアへの出稼ぎを検討している方は大いに活用してくれて構わない。私もこれから行くので、会ったときにはセブンの1ドル程度で帰るスムージーを奢ってくれて構わない。コーヒー?コーヒーは苦いから遠慮してください。
もくじ
タスマニアの優良ファーム一覧
それではジン監修のもと オーストラリアは片田舎、タスマニアでの優良ファームについてまとめていきます。
ファーム最大手Costa(色々)
ファーム系ワーホリメーカーで『知らない』と言えば モグリになる、、、と言われるような最大手のファームがCosta(コスタ)というファームです。
最大手というだけあって、オーストラリア国内 西はパースから、東はブリスベン。南はタスマニアから北はケアンズまでありとあらゆるところにファーム農場を持っていたりします。もちろん、場所によって扱っている果物・野菜が違ったりして、各果物・野菜のトップシーズン(最も良く稼げる時期)を渡り歩ける、という他のファームにはなかなかない素晴らしいメリットがあります。
先述したように、タスマニアにもCostaのファームがあり、取り扱っている果物としてはラズベリー、ブルーベリー、チェリー、ストロベリーがありました。
給料形態としては歩合制、となっていますが、『Costaという名前でセカンドビザが降りる』なんて言われているくらいにはしっかりとしたファーム会社ですので安心できるでしょう。また 夏場は水分補給のためのジャグが仕事場に設置される等、職場環境は最高に近いと思います。
アクセスと連絡先
連絡先はこちらから
employment.blueberry@costagroup.com.au(メールアドレス)
経験談
実際にCostaファームで仕事をされた方の記事です。是非 参考にしてみてください。
☟筆者のカサイミロク氏によって、とても綺麗にまとめられた記事です。流石、デザイナー殿は違いますなぁ。。それはともかく、Costaで働く上での注意点やアプライの方法なども別記事ですが 分かりやすくまとめらられていました。
☟筆者のANDY氏がまとめてくださった記事です。アプライ(申し込み)から採用まで時間がかかることだったり、Costaで働く場合 自分で住む場所を見つけ出す必要があることなどと、Costaで働く上での問題点なども隈なくまとめてあります。
ファームで働くならコスタ(Costa)へアプライしろ!!大企業超優良ファーム紹介
REID FRUITS(チェリー)
2019年現在は、Aussie Cherryというチェリーファームと合併したようで、さらに雇用が増えたそうです(それでも今年は結局 仕事を貰えなかった人が少なくなかったそうですが、、、)。
仕事内容はチェリーのピッキング、パッキング、そしてソーティングといわれる「仕分け作業」があるようで、ピッキングは歩合制、パッキングとソーティングは時給制(2019年現在の最低自給 24.36)で働けます。パブリックホリデーの日は給料2倍です。
他のチェリーファーム同様、シーズンとしては通年 12月後半からですが、今年(2019年)は遅く、1月上旬からスタートして、2週間ほどでシーズンが終わったそうです。
アクセスと連絡先
場所はhuonvilleです。
連絡先はこちらから☟
REID FRUITSでの経験談
実際にREID FRUITSで仕事をされた方の記事です。是非 参考にしてみてください。
【タスマニア】優良REID FRUITSのチェリーソーティングレビュー
☝ 筆者のとらびったー氏はHansen Orchardでもチェリーピッキングをされた方で、そちらが始まるまでの穴埋めでREID FRUITSで仕事をされていたそうです。給料や仕事の内容、仕事のゲット方法や、その他 細かな注意点などについて写真を多く使って分かりやすく説明されています。
Tru-Blu berries(ブルーベリー・ストロベリー)
タスマニアに来る人、それも『タスマニアンドリーム』という2019年現在 あるかも分からないフワフワしたものを追ってくる人は頭の中がチェリー一択に染まってしまっていますが、ブルーベリーも素晴らしいのです。
ブルーベリー、ラズベリーというとCostaが有名ですが、こちら『Tru-Blu-berries』も素晴らしいファームです。というのも家族経営ということもあり、穏やかに働くことが出来、なおかつ歩合のレートも悪くないので。女性の方でも2か月間で8000ドルを稼いだりしたという声がありました。
また仕事内容のローテーションもあるようで、ファームをする上では避けられないと思われていた『退屈問題』もそこまで深刻になりません。
時期としては、チェリーが始まるあたりの12月下旬、クリスマス前後です。
アクセスと連絡先
場所はホバート(Hobart)から1時間ほど車を走らせたところにあるライミントン(Lymington)です。
連絡先はこちら☟
>>Tru-Blu-Berriesの公式Facebookページ
>>trubluberries@gmail.com
こちらは経験談をまとめている方がいらっしゃりませんでした(外国人の方ではいましたが、、)。
ピーク時には100人規模の人を雇うファームです。アプライは早めにしましょう。
Hansen Orchard(チェリー&アップル)
アップルとチェリーの二つのファームを持つファーム。
REID FRUITSと比較すると、ファームがビニールシートで覆われていることが大きな特徴です。そういうわけでチェリーの状態が素晴らしく、さらには雨天時でも仕事ができるので 非常に稼ぎやすいそうです。
今年のシーズン期間は12月下旬(12月25日)から下旬(1月23日)までの1か月くらいの期間。ほかのチェリーファームが2週間に満たないような状態だったので、他のチェリーファームに比べて長く働けますということも大きな特徴でしょう。
チェリーピッキングは歩合制で、チェリーを入れたラグ(箱)の数によって給料が支払われます。レートは1ラグ 10.5ドル、シーズンの最後までクビにならずに働けたら1ラグにつき1.5ドルのボーナスが支払われます。2か月間で1万ドルを稼いだ人のいたチェリーファームがこちらです。すごい。
通年、2月以降にアップル̪シニング、アップルプルーニングが始まります。シーズンとしては通年3月初旬から5月の中旬です。チェリーピッキングを終えたファーマーはそちらでも働くことができます。そちらは時給制になっているので、最低自給の24.36ドルで働くことができます。
アクセスと連絡先
場所はhuonvilleです。
連絡先は下記から取ることができます。☟
Hansen Orchardでの経験談
実際にHansen Orchardで仕事をされた方の記事です。是非 参考にしてみてください。
☟チェリーピッキングをワーホリ中に二年とも経験したTatsuki氏によって、おすすめ時期やシーズン前の期間の過ごし方、実際に働き始めた期間など、2019年最新の情報が更新されています。その他 Hansenに関するあらゆる情報が他記事にわたってまとめてありましたので是非 参考にしてみてください。
2年連続タスマニアチェリーピッキング!2019年の変更点まとめ!!
2ヶ月で1万ドル稼いだ!チェリーファームはHansen(ハンセン)一択で間違いなし!【タスマニアファーム】
Tassal(サーモンファクトリー)
ネットで情報を探しているうちに、色々な所で『実際はチェリーファームよりサーモンファクトリーの方が、、』という書き込みをチラホラと見ましたが、おそらく このサーモンファクトリーでしょう。名前をTassalといいます。
ファクトリー、という名前の通り 工場のなかでの作業になりますので、天候にはまったく左右されず、シフトも前もって知らされるので休日の予定も立てやすいです。
インタビューや健康診断を受ける必要があったりと、なにかと仕事ゲットが難しそうに思えるサーモンファクトリーですが、ゲットした先にはきっと薔薇色のワーホリライフがまっていることでしょう。
時期としては、工場ですので特にないようです。しかし12月から1月にかけてはチェリーでダメだった人がこぞって応募するので人手はすぐに足りてしまうそうです。
アクセスと連絡先
このほかにもTassalはHuonville、Doverの3つの町に加工工場を持っているようです。それ以外についてはTassalのホームページからも確認できましたので、お手数ですがご自身で調べてくださいませ。
連絡先は下記から取ることができます。☟
経験談
実際にTassalで仕事をした先輩ワーホリメーカー記事です。とてもタメになりますし、Tassalで働いたことのあるひとの記事は2019年10月現在 この方しか見つかりませんでした。
☟実際にTassalで働いたEri氏による記事です。シフトの形態や職場環境、色々と素晴らしいTassalファームへのアプライ方法などについて懇切丁寧に書かれているので 是非 参考にしてみてくださいませ。
【給料公開】タスマニアで稼げるのはチェリーよりもサーモンファクトリー!
まとめ
というわけでタスマニアでも、ここは間違いない!とされる優良ファームについてまとめてみました。
今回はTinderで知り合った韓国人 ジン氏の助言のもと、ネットで調べて情報を精査しました。ので、信頼できる情報となっているでしょう。関連記事として いくつか他ブログからも体験記事のようなものも引用させていただいています。是非 先陣を切った先輩ワーホリメーカーの話に耳を傾けてみましょう。遅くなりましたが、有益な記事をまとめてくださった先輩ワーホリメーカーの皆さん、本当にありがとうございました。
最後になりますが、『タスマニアンドリーム』なんて言うと語感が良いので、楽観的な人は『あぁ、シーズン真っ只中のタスマニアにいけば仕事がもらえるし、稼げもするんだ!!』と思ってしまいますが、そんなことはまったくないので考えを改めましょうね。
気を落としてごめんなさいね。でもそうやって楽観的にタスマニアに上陸しては全く仕事がゲットできず、年齢的にラストであったのにセカンドビザの日数も得ることもできず、最終的にはストロベリーファームで過酷な日々を過ごして腰を悪くして帰る、っていう全く笑えない話がありますからね。。ワーホリは(ほどほどに)計画的にね。。
なにはともあれ、素晴らしいファームを!!